病理標本ギャラリー呼吸器


悪性リンパ腫 malignant lymphoma


臨床データ

40代 男性
【既往歴】 なし
【現病歴】 1週間前から咽頭痛、鼻閉、高熱を自覚し、解熱後も咽頭痛と鼻閉は持続した。摂食困難となり、受診した。
臨床所見は、鼻腔内に高度にびらんを認め、上咽頭から中咽頭後壁にかけて、顕著な痂皮付着を認めた。また、腎障害と肝障害も併発した(肺病変は認めなかった)。白血球増加とCRP上昇を認めた。
【臨床診断】 Wegemer肉芽腫症 その他
【採取法】 下鼻甲介の隆起から生検 2か所

バーチャルスライド画像

HE染色

CD56染色


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