2019年9月30日TVでコメントが報道されました(テレビ朝日)
2019年9月30日月曜日朝8時からのテレビ朝日羽鳥慎一モーニングショーでインフルエンザのコメントを取り上げていただきました
今年は例年になく早いインフルエンザの流行期を迎えています
東京都では先週定点当たりの患者数が1を超え流行期に入ったと宣言が出ました
まだ暑いのになぜインフルエンザが流行るのかテレビ朝日の番組でコメントを求められました。
まず海外国内の日との移動が多くなっていること、次に熱帯亜熱帯では暑い雨期でもインフルエンザがはやることがあることを述べさせていただきました
沖縄はこの3週間定点当たりの患者数が30~50人とまるで真冬のインフルエンザ並みの患者数です
沖縄の先生から送っていただいた検体解析してたところ A/H1N1pdm09 であることがわかりました
東京都の情報からも、 A/H1N1pdm09 が流行ってることがわかったので、関東のインフルエンザ流行は沖縄のインフルエンザ流行が飛び火したものと考えました
それでは沖縄が一体どこから来たかと言うと、東南アジアから伝播していると思われます。
私どもが調査しているミャンマーでは、今年は A/H1N1pdm09 が大流行しています
台湾もA/H1N1pdm09 の患者の増加が報告されています
番組の中でコメンテーターがおっしゃっていましてが、インフルエンザは世界のどこかしらで流行っていてそれが回りまわって日本にやってきています
私どもの教室の大きな課題としてこのインフルエンザの流入経路を見ることがあげられます
まさにタイムリーな話題として報道してもらえて、大変嬉しかったです
齋藤玲子