ご挨拶

未来を担うこどもたちのために

新潟大学小児外科を令和2年1月より担当しております。
小児外科とは小児の手術を必要とする疾患を中心に、主に新生児から思春期の患者さんを対象に、また時としてその患者さんが成人されてもずっと寄り添う医療を提供している診療科です。

こどもの病気は様々で、多くのこどもがかかる病気から、大変稀でまた生命の危機をはらんでいる病気もあり、これらを外科治療を中心に病気を治すことが私たちの使命であります。またその外科治療もこどものこの先の長い人生、すなわちQOL(quality of life)を考慮した治療を行っています。

当科は新潟県という広い地域を、また隣県の医療圏もカバーできるように連携をとり、施設内では他診療科とコラボレーションできる体制を整備しており、患者さんにとってベストの医療を提供できる小児外科診療科としてその役割を果たしています。いつでもお気軽にご相談ください。

新潟大学大学院 小児外科学分野
教授 木下 義晶