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2026/4/20
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JRC2026で当院・滝澤健司さんがCyPos賞(銅賞)受賞!新潟から2年連続、さらに金賞受賞者も!
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4月に開催された第82回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)/JRC2026において、当院の滝澤健司さんがCyPos賞(銅賞)を受賞されました!
CyPos賞とは、学術研究発表の中から学術的に優れ、将来性豊かな発表に対して選考・表彰される賞です。全国から選ばれた全20演題のうち、治療分野はわずか2演題(全体の10%)と非常に狭き門であり、その中での受賞は大変価値の高いものです。
さらに本受賞は、昨年の当院・山田巧さんおよび長岡赤十字病院の西潟貴幸さんに続き、2年連続での受賞となります。継続的に高いレベルの研究成果が評価されていることを示すものであり、当院としても大変誇らしい出来事です。
滝澤さんの研究タイトルは「医師選好を学習した大型脳転移の定位放射線治療計画における至適線量分割提案法の構築」です。
本研究では、大型脳転移に対する定位放射線治療における線量分割について、丸山先生のご協力のもと、局所制御率・脳壊死発生率・分割回数のトレードオフ関係に着目し、医師の意思決定を反映した選好モデルを数理モデルにより構築しました。さらに、そのモデルを用いて至適な線量分割を提案するワークフローを構築し、その有用性を検証した点が高く評価されたものと思われます。
臨床上の意思決定という複雑な課題に対して、データサイエンスを融合させてアプローチした本研究は、今後の放射線治療計画の在り方に新たな可能性を示す、大変意義深い成果です。滝澤さんの情熱と飽くなき探究心が結実したものと感じております。今後のさらなるご活躍を大いに期待しています。
さらに、新潟の放射線治療分野で共に研鑽を積まれている医学物理士の小原佑介先生(新潟医療福祉大学)がCyPos賞(金賞)を受賞されました!昨年に続き新潟県から2名がCyPos賞に選出されるとは…まさに快挙です!
今後、新潟大学と新潟医療福祉大学が連携しながら、臨床・研究の両面で相互に高め合い、新潟県内の放射線治療・放射線技術分野がさらに発展していくことを期待しています。
この度は誠におめでとうございます!
(棚邊哲史)

写真1:JSRT表彰式

写真2:表彰状を手にパシフィコ横浜会議センター前で(左:小原先生、右:滝澤さん)
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2026/3/8
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医学物理士レジデント坪井哲也さんの医学物理士レジデントコース修了証書授与式が行われました
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去る2026年3月6日、本院8人目の医学物理士レジデントコース修了者である坪井哲也さんの修了証書授与式が病院長室にて執り行われました(写真1)。
坪井さんは、もともと診断領域において診療放射線技師として勤務されており、レジデントコース開始時点では放射線治療分野での経験は決して多くありませんでした。しかし、そのような背景を感じさせないほど、日々熱心に放射線治療の知識・技術習得に励まれ、1年目から着実に力をつけていかれました。臨床現場での経験を一つひとつ糧としながら、真摯に学び続ける姿勢が非常に印象的でした。
坪井さんがレジデント2年目の時には、1年目の医学物理士レジデントが不在であったことから、これまでの医学物理士レジデントの方々と比較して約2倍に相当する数のIMRT治療計画を立案されました。限られた時間の中で、多くの治療計画作成を担当することは決して容易なことではなかったと思いますが、持ち前の誠実さと弛まぬ努力により、治療計画のスキルは大きく向上されました。
特に2年目後半には、放射線治療科の医師からの信頼も非常に厚く、治療計画に関する相談や依頼が自然と坪井さんに集まるなど、臨床現場に欠かせない存在として活躍されていました。その着実な成長ぶりと責任感ある仕事ぶりは、私たちにとっても大変心強いものでした。
修了証書授与式当日の夜には、放射線治療科の医師の先生方、診療放射線技師の皆さまにもご参加いただき、坪井さんの門出を祝う懇親会が開催されました。会は終始和やかで笑顔に包まれ、大変楽しいひとときとなりました(写真2)。参加者それぞれが坪井さんとの思い出を語り合いながら、温かく心のこもった時間を共有することができました。
坪井さんは、2026年4月より総合南東北病院にてご勤務されます。新たな環境でも、これまで培われた知識と経験、そして真摯に努力を重ねる姿勢を大いに発揮されることと確信しております。
坪井さんの今後ますますのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
(棚邊哲史)

写真1:修了証書授与式(右から笹本先生、海津先生、石川先生、坪井さん、菊地病院長、棚邊、滝澤さん、宇都宮先生)

写真2:送別会での集合写真
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2026/1/5
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医学物理士 中野永さんの送別会が開催されました
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去る2025年12月26日、中野永さんの送別会が開催されました。
中野さんは、本院にて医学物理士レジデントとして2年間研鑽を積まれた後、放射線治療科の特任助教として6年間にわたりご活躍されました。長年にわたり、当院の放射線治療を支え、臨床・研究の両面において多大なるご貢献をいただきました。
医学物理士レジデント時代から、日々の臨床業務に積極的に取り組まれることはもちろん、研究活動にも取り組まれ、数多くの研究成果を発表されました。そのご尽力は、本院の診療・研究体制の発展にも大きく寄与されました。
送別会には、多くの関係者の皆さまにご参加いただき、中野さんの新たな門出をお祝いしました。会場では各所で会話が弾み、思い出話や今後への期待が交わされるなど、にぎやかで活気に満ちた時間となりました。写真にありますように、笑顔の絶えない雰囲気のなか、中野さんのこれまでの歩みを振り返りながら、参加者一同で門出を祝うひとときとなりました。
中野さんは、2026年1月より新潟医療福祉大学 医療情報経営学部にてご勤務されます。これまで培われた豊富な知識と経験を、新たな教育・研究の場においても存分に発揮されることと存じます。
中野さんの今後ますますのご活躍とご健勝を、心よりお祈り申し上げます。
(医学物理グループ一同)

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2025/10/10
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令和7年度 新潟大学医学物理セミナーを開催しました
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2025年10月10日、新潟大学医療人育成センターにおいて、東北広域次世代がんプロ養成プラン 令和7年度 新潟大学医学物理セミナーを開催しました。今回は、北海道大学大学院工学研究院 応用量子科学部門/北海道大学病院 医学物理部准教授の宮本直樹先生を講師にお招きしました。
セミナーでは、「データで見るがんの呼吸性移動の特徴とその対策の最前線」をテーマに、宮本先生が取り組まれている最先端の研究についてご講演いただきました。肺・肝・膵などの体幹部腫瘍における呼吸性移動の実測データをもとに、ベースラインシフトや振幅変化、呼気・吸気の安定性について詳しくご解説いただいたほか、動体追跡放射線治療や粒子線追尾照射、リアルタイムボリュームイメージングといった最新技術についても紹介いただきました。
講演後には活発な質疑応答が行われ、参加者からは「臨床現場の課題に直結する内容で非常に有意義だった」といった声が多く寄せられました。
セミナーには、県内から約50名の医師・診療放射線技師・医学物理士・大学院生が参加し、ハイブリッド開催を通じて多くの方々に学びの機会が広がりました。
また、研究会終了後に開催された懇親会では宮本先生のお人柄もあって和やかな雰囲気の中、研究や教育の話題に花が咲きました。
今後も新潟と北海道の医学物理コミュニティのつながりを大切に育み、人材交流や共同研究を進めていくことができれば嬉しいです(棚邊 哲史)

宮本先生のご講演
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2025/9/27
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第31回新潟放射線治療研究会が開催されました
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2025年9月27日、新潟大学医学部大講義室にて第31回新潟放射線治療研究会が開催されました。
本研究会は、医師、診療放射線技師、看護師、医学物理士など、放射線治療に携わる多職種が一堂に会し、日々の臨床経験や研究成果を共有する場として継続的に開催されています。各職種からの一般研究発表に加えて、最新技術や製品に関するメーカープレゼンテーション、新潟大学病院の取り組みを紹介する施設発表、さらに外部講師による特別講演など、非常に充実した内容となりました。
一般研究発表では魚沼基幹病院、長岡中央綜合病院、新潟大学病院など、県内各施設の医学物理グループからも発表が行われ、臨床現場での課題や工夫、研究成果が活発に議論されました。
多職種が垣根を越えて意見交換を行う姿が印象的で、放射線治療の質向上に向けた意識の高さが感じられるセッションとなりました。
特別講演では、都島放射線科クリニックの辰己大作先生より、放射線治療における位置照合の精度やマージン設定の考え方について実践的なご講演をいただき、参加者から大変好評を博しました。続いて、山形大学医学部放射線医学講座の小藤昌志先生より、東日本重粒子センターでの重粒子線治療の最新状況や今後の展望についてご紹介いただき、先進的な放射線治療の可能性を感じる貴重な機会となりました。
研究会終了後には懇親会も開催され、発表内容を振り返りながら、職種を超えた交流や情報交換が活発に行われました。終始和やかな雰囲気の中、地域全体の連携と放射線治療のさらなる発展を願う思いが共有され、盛会のうちに閉会となりました。
今後も本研究会を通じて、放射線治療に携わる多職種が互いに学び合い、知識と技術の向上を重ねていくことで、より高い医療の質と安全性を実現してまいります。(本間大晴、棚邊哲史)

研究会終了後に集合写真
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