NEWS&TOPICS

HOMENews&Topics

sp
sp

2024/9/12

第1回 大阪大学-広島大学-新潟大学 合同研究会が開催されました(2024年9月11日)

2024年9月11日に、第1回 大阪大学-広島大学- 新潟大学 合同研究会が開催されました。研究会は18時から始まり、発表担当者一人の持ち時間が10分 (発表7分+質疑応答3分) を原則に各大学の研究室が取り組んでいる研究発表を行いました。参加者は各大学の教員や学生が中心で、新潟からは宇都宮先生(新潟大学)、中野(新潟大学病院)、西潟様(長岡赤十字病院)、眞弓様(新潟大学病院)の4名が参加し、3大学から総勢40名程度が集まりました。各大学の研究テーマにはそれぞれの特色がよく表れており、様々な視点から放射線治療や医学物理学について学ぶ貴重な機会となりました。私からも「AIを用いたグリオブラストーマに対する放射線治療計画の最適化」という研究テーマで発表を行い、非常に貴重なコメントをいただくことができました。研究会は21時頃に終了しましたが、その後も「AI」をテーマに、医学物理学の今後について熱心な議論が続き、大変有意義な時間を過ごすことができました(最終的には23時を過ぎていましたが…)。
次回の第2回合同研究会は年末の12月に予定されています。今後も3大学の医学物理学に関する共同研究テーマである「AI」を通じて、積極的な交流や研究成果の発信を行っていきたいと考えています (中野 永)。

合同研究会の参加された皆様

       
sp

2024/8/6

第12回 新潟大学医学系基礎・臨床研究交流会に参加しました

医学部大講義室で開催されました第12回 新潟大学医学系基礎・臨床研究交流会において、放射線医学教室の担当者としてポスター発表を行いました。5年ぶりの対面方式での開催となり、研究者が一堂に会して各教室の研究テーマや現在力を入れて取り組んでいる研究内容を発表する交流会でした。私は医学物理グループの担当者として、「非小細胞肺癌に対する体幹部定位放射線治療における新たな数理モデルを用いた照射時間による腫瘍体積への影響評価」というテーマで発表を行いました。久しぶりの対面ポスター発表ということもあり、少し不安もありましたが、多くの先生方に興味を持っていただき、研究に対して様々な意見交換をすることができました。また、各教室が取り組んでいる研究内容や図表の作成方法についても触れることができ、非常に勉強になりました。
また、交流会後の17時より開催されました懇親会にも参加し、食事をしながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。今後も放射線医学教室の一員として、研究成果の発信を継続したいと思います (中野 永)

交流会の様子 (医学部大講義室)

       
sp

2024/7/30

北海道大学との共同研究ミーティングと第10回北海道放射線治療技術セミナーに参加しました

7月26日 (金) の夕方より、北海道大学にて膠芽腫に対する放射線照射における影響を分子生物的視点により明らかにする共同研究のミーティングを行いました。データのまとめと今後の方針に関する打ち合わせを行い、非常に実りのある時間を過ごすことが出来ました。今年の11月に福岡国際会議場にて開催されます日本分子生物学会の発表と今後の論文投稿に向けて研究の継続と準備を進めたいと思います。また、ミーティング後には札幌駅周辺のビアガーデンにて懇親会を開催していただきました。少し遅い時間からの開催となりましたが、ご参加してくださった皆様には心より感謝申し上げます。
7月27日 (土) の午後より、札幌医科大学の臨床教育研究棟にて開催されました第10回北海道放射線治療技術セミナーに参加しました。北海道の放射線治療施設より放射線治療装置、検出器、そしてSGRTの特徴や運用に関する詳細な報告がありました。各メーカーからの最新の話題提供もあり、今後の臨床業務に活かしたいと思います。
また会場には当院の医学物理士レジデントコースを卒業後、北海道の放射線治療施設に就職した田邊君に久しぶりに会うことが出来ました。元気で活躍されているようで、安心しました。新潟より今後の益々のご活躍を祈念しています。(中野)

 懇親会のビアガーデン    セミナーの会場 (札幌医科大学)

田邊君と長岡ラーメンのいち井

       
sp

2024/06/25

令和6年度新潟大学医学物理セミナーが開催されました

22024年6月19日(水)、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体物理工学講座医学物理学研究室の西尾 禎治先生をお招きし、令和6年度新潟大学医学物理セミナーをハイブリッド形式で開催しました。西尾先生には、研究室で行われている最新の医学物理学研究から今後の医学物理学の方向性まで幅広い内容についてご講演いただきました。参加された新潟県内の医学物理関係者(現地16名、オンライン28名)にとって、非常に貴重な機会となりました。
セミナー後に開催された懇親会では、西尾先生と新潟県内の医学物理関係者が交流を深めることができました。また、医学物理学に関する共同研究や人的交流を通じて、大阪大学と新潟大学の大学間連携についても話題に上がりました。今後、大阪大学と新潟大学の大学間連携を積極的に進めていく予定です。今後とも、新潟とのご縁を維持していただければ大変ありがたく思います (中野 永)。

       
sp

2024/6/18

山口大学研究推進体との共同研究の論文がpublishされました

山口大学研究推進体との共同研究テーマである ” Assessing tumor volumetric reduction with consideration for setup errors based on mathematical tumor model and microdosimetric kinetic model in single-isocenter VMAT for brain metastases” がPhysical and Engineering Sciences in Medicineにアクセプトされました。
多発脳転移に対するシングルアイソセンタ照射における患者セットアップエラーと腫瘍体積の関係を数理腫瘍モデルにより評価した研究です。物理的評価と生物学的評価を繋ぐ本研究成果が、今後の放射線治療における発展に少しでも貢献できればと考えています。今後も新潟大学より放射線治療・医学物理に関する研究成果の発信を継続していきます。(中野 永)
 
https:// link.springer.com/ article/ 10.1007/ s13246-024-01451-8
 
山口大学研究推進体「革新的放射線治療技術の創出を目指した医学物理研究推進体」
https:// ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/ ~medphys/

       
sp

sp

←PREV

NEXT→


PAGE TOP ▲