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2024/4/19

大学院生の渡辺悠介さんが第127回日本医学物理学会学術大会 学生奨励賞を受賞しました

この度、パシフィコ横浜で開催された第127回日本医学物理学会学術大会にて、学生奨励賞 奨励賞を受賞し、合同表彰式に参加しました。
受賞した演題は、POP-036 “ Correlation between variation of DVH parameters and delta-radiomics features of EPID-measured fluence map with MLC positional error ” です。Portal Dosimetryを用いて計算したVMATの積算フルエンスマップのdelta-radiomics特徴量からPTVのDVHパラメータの変化率を予測する機械学習回帰モデルの開発と評価をした研究であり、本研究結果が臨床的影響に基づく患者別VMAT-QAの開発の第一歩となることを示唆したものです。
このように研究成果を評価いただいたことを大変嬉しく思うとともに、本研究を進めるにあたり、様々な段階で多大なるサポートをしていただいた多くの先生方に感謝を申し上げる次第です。
今後も全力で研究に取り組むとともに、医学物理に関する知識の理解を深めていきたいと考えております。
(新潟大学大学院保健学研究科 修士2年 渡辺悠介)

左端が受賞した渡辺さん、中央が石川正純大会長

表彰状

       
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2023/10/20

第7回放射線治療あすなろ会総合学術セミナー報告記

去る10月14日、仙台市立病院にて第7回放射線治療あすなろ会総合学術セミナーがハイブリッド開催されました。放射線治療あすなろ会は東北・新潟における放射線治療技術の更なる発展をめざして2016年に発足され、これまで年1回の頻度で総合学術セミナーを開催してまいりました。ここ数年間はコロナ禍の影響で、オンライン開催を余儀なくされましたが、最近の状況を鑑みて今回初めてハイブリッド開催となりました。学術講演では「前立腺の放射線治療」をテーマに、東北・新潟でご活躍されている医師・診療放射線技師・医学物理士・看護師の先生方からそれぞれご講演していただきました。医師からは当院病院准教授の海津元樹先生、医学物理士からは長岡中央綜合病院の久島尚隆さん(2017年度に新潟大学医歯学総合病院 医学物理士レジデントコース修了)にそれぞれ講師としてご講演いただきました。セミナー終了後に収集したアンケートでは、「前立腺癌の基礎がよく分かった」「多職種目線のご講演がとても勉強になった」など多くのコメントをいただきました。現地参加80人、Zoom参加256人の計336人と過去最高の参加人数となりましたが、学術講演に対する注目度の高さによるものと思います。

海津先生、久島さん、お忙しい中ありがとうございました。
今後もオール新潟で東北・新潟、ひいては全国の放射線治療を盛り上げていきましょう!

(棚邊哲史@放射線治療あすなろ会副代表)

総合学術セミナーの詳細はこちら
https:// rad-asunaro.jimdofree.com/
 

(左)学術講演の講師をお務めになられた先生方(右から海津先生、久島先生、佐藤先生、佐藤先生)
(右)海津先生による学術講演『高リスク前立腺癌の放射線治療 高線量率組織内照射
(High Dose Rate Brachytherapy ; HDR-BT)の役割』

(左)久島氏による学術講演『前立腺癌の治療計画』
(右)総合司会を務める猫背の筆者

       
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2023/7/18

HyperArcに関する論文がアクセプトされました

HyperArcに関する研究テーマである、” Verification of Qfix Encompass™ couch modeling using the Acuros XB algorithm and HypeArc™ using a high-spatial-resolution two-dimensional diode array” がMedical Dosimetryにアクセプトされました。

本研究はHyperArcに使用する固定具 Encompass couchの線量計算アルゴリズム Acuros XB を用いた場合のカウチモデリングを提案した研究です。今後も日々の臨床課題を解決する研究成果を、医師・放射線技師の皆様と協力して発信できればと考えています。(中野 永)

       
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2023/7/7

山口大学研究推進体との共同研究の論文がアクセプトされました

山口大学研究推進体との共同研究テーマである、”Mathematical model combined with microdosimetric kinetic model for tumor volume calculation in stereotactic body radiation therapy” がScientific Reportsにアクセプトされました。
非小細胞肺癌に対する体幹部定位放射線治療の腫瘍細胞致死効果を予測するために、常微分方程式とmicrodosimetric kinetic modelを組み合わせた新しい数理モデルを提案し、効果予測の可能性を示した研究です。今後も継続して新潟大学より研究成果を国内外へ発信できればと思います。(中野 永)
 
山口大学研究推進体「革新的放射線治療技術の創出を目指した医学物理研究推進体」
https:// ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/ ~medphys/

       
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2023/4/15

日本放射線技術学会 2022年度 研究奨励賞・技術新人賞 治療分野を受賞しました

この度、日本放射線技術学会2022年度 研究奨励賞・技術新人賞治療分野を受賞し、パシフィコ横浜にて開催された表彰贈呈式に参加しました。
経緯として、英語論文誌のRadiological Physics and Technology誌に掲載された研究論文:The impact of target positioning error and tumor size on radiobiological parameters in robotic stereotactic radiosurgery for metastatic brain tumorsを評価していただき、この度の受賞に至りました。内容は、CyberKnifeを用いた頭蓋内定位照射において必要とされる照射位置精度を、腫瘍サイズ毎に局所制御率や正常組織障害発生率などの放射線生物学的視点から評価し、従来よりも厳しい精度が必要なことを示唆したものです。
このように研究成果を評価して頂いたことは大変嬉しく思うとともに、日頃より研究活動をサポートいただいている先生方に感謝申し上げる次第です。今後も引き続き臨床業務と研究活動に熱い情熱を持って取り組んでいきたいと思います。(滝澤健司)
 

       
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