【セミナー】Japan – Myanmar Joint Meeting in Niigata 2017　　3/9

3月7-10日、ミャンマーから4名の先生方が新潟に来られました。

・ミャンマー国保健・スポーツ省・副局長、ミャンマー国立衛生研究所　Prof. Dr. Htay Htay Tin

・サンピュア総合病院・Prof. Dr. Yadanar Kyaw

・ヤンキン小児病院、小児科部長、Prof. Dr. Khin Nyo Thein

・ピンマナ総合病院・Dr. Nay Lin

4名の先生方全員が我々のミャンマー感染症プロジェクトの大事なカウンターパートです。

来日が1日遅れたり、ビザ申請に一悶着あったり大変でしたが、渡部拠点長と大田特任助手の努力で4名とも無事に新潟に着きました。

到着日は、ロータリーの徳永先生と、内藤眞先生がディナーをセットアップしてくれました。アイスクリームフランベに一同感心。

翌日は、五泉のデンカ生研に見学に行きました。昨年H1pdm大流行の時にデンカ生研が迅速診断キットを寄付してくれたお礼から始まり、インフルエンザワクチンをミャンマーに輸出してくれないかとかなりつっこんだ話になりました。

3日目は、味岡洋一副学部長に表敬挨拶をしました。

午後からは、インフルエンザに関するセミナーを開きました。

日時：平成30年3月9日（金）、13時30分～16時30分

会場：新潟大学医学部有壬記念館小会議室（一階）

プログラム

13:30 – 13:40 開会の挨拶（新潟大学ミャンマー感染症研究拠点、渡部久実特任教授）

13:40 – 14:00 「Overview of seasonal influenza A(H1N1)pdm09 in Myanmar 2017」（ミャンマー国保健・スポーツ省・副局長、ミャンマー国立衛生研究所　Prof. Dr. Htay Htay Tin）

14:00 – 14:20 「Activity of IDRC for responding H1N1pdm09 in 2017」（新潟大学大学院医歯

学総合研究科・国際保健学講座、プロジェクトリーダー、齋藤玲子教授）

14:20 – 14:40 「Report of Sanpya General Hospital and Pyinmana General Hospital for Flu A H1N1pdm09」（サンピュア総合病院・Prof. Dr. Yadanar Kyaw、ピンマナ総合病院・Dr. Nay Lin）

14:40 – 15:00 「Report of Yankin Children Hospital for Flus A H1N1pdm09」（ヤンキン小児病院、小児科部長、Prof. Dr. Khin Nyo Thein）

15:00 – 15:15 総合討論

15:15 – 15:30 コーヒーブレイク

15:30 – 16:20　Round Table Discussion「Approach to survey of diarrhea in children in Yangon」

16:20 – 16:30 閉会の挨拶（新潟大学大学院医歯学総合研究科・国際保健学講座、齋藤玲子教授）

あたらしい下痢症のプロジェクトについては、議論が多々あり、会議時間を1時間も延長してしまいました。

会にご出席の皆さま、お疲れ様でした。

土曜日には皆さん元気に新幹線で新潟を出発されました。

渡部拠点長、大田特任助手、プロジェクト秘書のみなさま、国際保健のみなさま、小児科の皆さま、ありがとうございました。

by 齋藤玲子