2019年4月8日 オレグ・メディアニコフ先生が学部講義を行いました。
新学期となり、いよいよ学部の講義が始まりました。
国際保健学教室では、4年生の「公衆衛生」を担当しています。
4月8日は特別講師として、フランス在住のオレグ・メディアニコフ先生に「医学寄生虫学ーMedical Entemology」の講義をいただきました。
オレグ先生は、ロシアのハバロフスク出身で2001年に当教室にこられ、半年間ダニ媒介性疾患について研究をしました。
ロシアに戻ったあとに業績をみとめられて、フランスのマルセイユにある研究所でダニ媒介性疾患の研究を続けています。
アフリカのセネガルで現地のラボを指揮しながら、アフリカ特有の発熱疾患は何が原因なのかを調べています。
今回の講義は、マラリア、発疹チフス、SFTSなどの節足動物が媒介する疾患を、節足動物側からみた形でお話しいただき、人から見た場合とは異なる視点でお話しいただきました。
講義のときに写真を撮り忘れたので、一緒にこられたお嬢ちゃんとの写真です。
ちょうど新潟市内は桜が満開で、花見も堪能されました。
ミャンマーでも共同研究ができることを祈念しております。
by 齋藤玲子