新潟大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科のHPをご覧いただき、誠にありがとうございます。当教室は明治43年に開講し、私が第8代教授となります。教室の歴史に興味のある方は「教室の沿革」をご覧ください。
私たちの目標は、しっかりした臨床能力を持ち確実に患者さんに役立つ医療を提供する、知識や技術を常にアップデートし生涯教育を実践する、日常の疑問点をシーズとした臨床研究を行いその結果を世界に向けて発表し、人類の健康増進に貢献する、ということです。これらを継続し広めるための指導者を育成することも目標のひとつです。
しっかりした医療を行うためには、医師自身の生活が充実していないといけません。そのために、教室員がやりがいをもって無理なく仕事を継続するための様々な工夫をしています。具体的に紹介しますと、専攻医1年目から甲状腺や耳下腺手術を執刀する、関連病院はできるだけ3人以上の人員を配置し余裕を持った運営を行う、常に若手医師の臨床能力やメンタル面の聞き取りを行い若手医師の成長をサポートする、大学勤務では学内外の給与差を助勤で補いモチベーションを保つ、夏冬に1週間ずつの休暇を確実に取る、無駄を排して不必要に長い時間外勤務をしない、などです。
これらの工夫の結果、最近は毎年コンスタントに4人程度の先生が新入局しています。北陸3県に匹敵する人口を持つ新潟県の耳鼻咽喉科入院施設はすべて新潟大学の関連病院であり、短期間に多くの臨床経験を積むことができます。仲間もたくさんいます。あなたも私たちと一緒に働きませんか！
