沿革

沿革

新潟大学第二外科は、心臓血管病や肺の病気に対して外科治療を担当する診療科として、昭和38年に当時の外科教室から分離独立して診療を開始しました。この間、初代浅野献一教授(昭和40~51年)、第二代江口昭治教授(昭和52~平成9年)、第三代林純一教授(平成9年~平成23年)、第四代土田正則教授(平成23年~令和7年)の尽力により、当科から多くの心臓血管外科医ならびに呼吸器外科医が育ちました。

新潟大学医歯学総合病院心臓血管外科・呼吸器外科に於ける診療分野は主に、(1)小児心臓外科(生まれつきの心臓病など)、(2)成人心臓血管外科(心臓弁膜症、狭心症・心筋梗塞、大動脈や動脈・静脈の病気)及び(3)呼吸器外科(肺・気管などの病気)です。

(1)生まれつきの心臓病(先天性心疾患)では、当院並びに県内や近隣県の産科医・小児科医・集中治療医・循環器内科医と協力してチーム医療が常日頃から行われ、出生直後(時には母胎中)から病状経過を詳しく把握し、最適な時期に最適な治療が出来るようネットワークを充実してきました。当院はノーウッド手術などの高難度手術も含め年間100例以上の手術を行う甲信越北陸地方を代表する小児心臓手術施設であり、全国平均と比較しても良好な治療成績を得ています。また近年では当院の長い心臓手術の歴史から、小児期に手術を行った後に成人期へ到達する患者様も増加しているため、成人先天性心疾患(ACHD)に対する手術数も年々増加しています。

(2)成人の心臓病(後天性心臓血管疾患)の診療は、当科が古くから力を入れてきた部門です。新潟市のみならず、長岡市、上越市、新発田市の基幹病院でも心臓血管手術を行う体制を作り上げ、地域医療の要望に応えてきました。同時に大学病院では、極めて重症で内科や他部門の協力が必要な病気の方、新しい治療法(高度先進医療)が必要な病気の方などの、一般病院では対応が困難な方々に対して、大学病院の特徴を活かした様々な診療(低侵襲心臓手術MICS、補助人工心臓VAD、胸部大動脈ステントTEVARなど)を展開しております。また病気によって他の専門施設での診療が必要な場合も、丁寧に紹介しておりますので、遠慮なくご相談ください。

(3)肺などの呼吸器疾患の手術は、昭和20年代から施行しております。肺がんの増加とCT検診の普及に伴い手術を受ける方も増加し、最近は肺がんの手術でも胸腔鏡を用いて小さな傷で手術する方法(VATS)やロボット手術(RATS)、気管支鏡を用いた色素マッピング(VAL-MAP)など体に負担の少ない工夫がされています。他にも進行した悪性腫瘍に対しては、化学療法、放射線治療を取り入れた集学的治療を行い、関係診療科と連携して浸潤臓器の合併切除・再建等の拡大手術を実施しています。

診療の詳細は、各部門のページをご覧ください。他病院で治療を受けたが充分満足出来なかった方、いろいろな余病のために手術にためらいのある方は是非ご相談ください。外来診察の曜日と担当医師を掲載しましたので、ご確認ください。

歴代教授の図

入局のご案内

PAGETOP