教授あいさつ

新潟大学大学院医歯保健学研究科
呼吸循環外科学分野
教授 白石 修一
新潟大学医学部 呼吸循環外科学(胸部外科学)のホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和8年2月より教授を拝命いたしました白石修一です。私は平成10年に愛媛大学を卒業し、心臓血管外科医として新潟大学医歯学総合病院のほか、国立循環器病研究センター、福岡市立こども病院、ドイツ心臓病センターミュンヘンなどで研鑽を積んでまいりました。現在では小児・成人先天性心疾患の外科治療を専門として診療を行っています。
本講座(旧第二外科学)は昭和38年の開設以来、心臓血管外科と呼吸器外科が協力して診療・教育・研究を行ってきました。
心臓血管外科は小児・成人グループがそれぞれの専門分野ごとに診療を行っています。
小児グループは先天性心疾患を対象とし、当院はノーウッド手術や動脈スイッチ手術など高難度手術も行う北陸甲信越地方を代表する小児心臓手術施設となっています。長い歴史を背景に増加している成人先天性心疾患(ACHD)の手術も積極的に取り組んでいます。
成人グループは後天性心疾患、特に弁膜症手術の実績が豊富で、近年では低侵襲心臓手術(MICS)にも力を入れています。大動脈緊急症(大動脈解離・破裂)の緊急手術にも24時間対応し、血管内治療ではbranch TEVARなど先進的治療も行っています。また、当院は植え込み型補助人工心臓(iVAD)実施施設であり、循環器内科と連携し重症心不全診療の県内最後の砦として機能しています。
呼吸器外科は肺癌、縦隔腫瘍、炎症性疾患など全ての外科手術に対応しています。国内で有数の長い歴史と臨床実績があり、特に肺癌に対しては縮小手術、胸腔鏡手術(VATS)、拡大手術と高度な医療を提供し、近年はロボット支援下手術(RATS)が急増しています。
当科の特徴は、各グループが知識と技術を共有しながら高いレベルで胸部外科全般の診療と専門研修ができることです。国内外の施設への留学・研修も積極的に行っており、グローバルな視野を持った外科医の育成にも力を入れています。「和」を大切に、若い人がのびのびと、色々なことにチャレンジできる活気ある教室を目指しています。良好な人間関係のもと切磋琢磨しながら心臓血管外科・呼吸器外科のプロフェッショナルを目指しています。
新潟の地で最高レベルの外科治療を行い、ここ新潟から世界へ新しい情報を発信できるよう教室員一丸となって努力いたしますので、皆様のご指導・ご協力をお願いいたします。

