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Assotiations between sleep duration and abnormal serum lipid levels

いよいよ三月に入りました。新潟もこの2,3日、日差しが照り、暖かい日が続いて長い冬もようやく終わりの兆しが見えています。

 

3月1日の抄読会は

Assotiations between sleep duration and abnormal serum lipid levels: data from the Korean National Health and Nutrition Examination Survey (KNHANES)

Shin et al., Sleep Medicine 24:119-123, 2016

韓国の大規模スタディで睡眠時間と脂質の関連をクロスセクショナルに見た結果です。

睡眠が短いことで脂質にはあまり影響が無かったという結果になっています。逆に睡眠がながいとHDLが低いというあまり好ましくない結果になっていますが、クロスセクショナルなので追跡調査をして確認が必要と思われます。

 

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写真は、ミャンマーの食堂です。ミャンマーは油っぽい料理が多く、脂質異常や糖尿病が多いと言われています。これから経済発展と共に糖尿病も増えてくると思われます。

 

話しは変わりまして、2月27日(月)のラボミーティングから、少しやり方をかえ、大学院生のスタディテーマや論文執筆をスタッフ全員とディスカッションする時間を設けることにしました。

大学院生1人1人に対する個別相談になります。

今のペースだと月に1回は各人が個別進捗相談を受けることになります。

ともすると、論文指導が遅れがちになるので、それを早めに進めることが目的です。

また、スタッフがばらばらに指導してお互いの意見が食い違ってしまい、大学院生がどうしたらよいのか分からなくなることを防ぐこともできます。

しばらく、このスタイルでやってみたいと思います。

 

インフルエンザもようやくピークを越えたようです。

いつもだとこれからがB型が多くなる時期です。

去年、結構B型が流行ってしまったので今年はあまり流行しないのかもしれません。

 

(by 齋藤玲子)

 

 

2017-03-02 | Posted in ブログ|BlogComments Closed