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3月2日に医学研究実習が終了しました。

約二ヶ月間行われた医学研究実習の報告会が33日に行われました。

医学研究実習は、これまで、4年生のカリキュラムとして行われていたのですが、カリキュラム編成に伴い、3年生で実施することになりました。今年度は移行期間ということで10月から4年生と1月から3年生の2回行われました。

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国際保健に配属になった二名と、そしてマレーシアのマレーシア国民大学(UKM)に行った三名も、ポスター発表を行いました。

 発表会のあいさつは牛木医学部長が行い、おりしもグローバル人材育成推進事業で新潟を訪れていたレスター大学の医学部長Nick London先生もゲストコメンテーターとして参加しました。

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London先生を招聘した小児科の齋藤昭彦教授と一緒にポスターを回覧して学生に質問していました。

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さて、当教室に配属となった富樫さんは「十日町市の高齢者における社会的なつながりと血糖コントロールの関連」

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水野さんは「阿賀町における農作業と健康の関連」

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マレーシアにいった三名

稲富さん「Analysis of regional and seasonal characteristics of dengue in Malaysia」

廣谷さん「Malaria Prevention in Malaysia」

松屋さん「Haze problem」

マレーシア国民大学(UKM)では、学生がよく新大生の面倒をみてくれて充実していたそうですが途中食中毒にかかり大変だったそうです。しかし、無事にもどってきて良かった!

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そして、地域医療部門で魚沼の高齢者の調査をした齊藤さん「地域ごとの高齢者の転倒率と歯の健康」

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臨床にすすまれるかたが多いと思いますが、特に女性はライフステージのどこかで家庭と仕事との両立で悩むことがあると思います。そのときに、ぜひ、研究という道も考えてほしいと思います。基礎医学実習で体験した、自分しか見つけられない研究のワクワク感を味わってほしいですし、女性の場合は、男性とは体力の差が出てきてしまうので、臨床でしのぎを削るよりも研究者となり世界を相手にすることも考えてほしいなーと思います。(by 齋藤玲子)

 

おまけ:雪深い魚沼での合kisohai8kisohai9宿調査の様子がメモとなって掲示されていました。二ヶ月間お疲れ様でした。

2017-03-13 | Posted in What’s New, ブログ|BlogComments Closed