Education Course
医学物理士レジデントコース
(大学院保健学研究科)
大学院医歯学総合研究科
大学院保健学研究科
大学名等 | 新潟大学医歯学総合病院放射線治療科 (大学院保健学研究科連携) |
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教育プログラム・コース名 | 医学物理士レジデントコース(インテンシブコース) |
対象職種・分野 | 医学物理士認定試験合格者 |
修業年限(期間) | 2年間 |
養成すべき人材像 | ・がん放射線治療分野における医学物理の専門知識・スキルを修得し、高精度放射線治療の治療計画の最適化や精度管理等に中心メンバーとなって貢献できる人材育成。 ・がん診療連携拠点病院等で、独立して高精度放射線治療の医学物理士業務を遂行できる人材を養成。 ・緩和的放射線治療及び核医学治療に関する専門知識を有し、臨床業務を高いレベルで実践できる医学物理士を養成。 ・放射線治療分野において個別化医療を推進するための、新たな放射線治療法開発に関する専門知識を有し、実際に研究開発を主導できる医学物理士を養成。 |
修了要件・履修方法 | ・医学物理士認定機構の定める「臨床研修カリキュラムガイドライン」に従って臨床研修を実施し、国際原子力機関(IAEA)医学物理レジデントプログラムガイドライン能力評価表によるコンピテンシー到達度評価を行う。 ・研修タームごとに実施する口頭試験に合格すること。 ・補助教材としてe-learningクラウドを使用する。 ・キャンサーボード・がんプロセミナーへ参加する。 |
履修科目等 | ・本コースの研修プログラムは臨床研修と集中学習項目に大別される。臨床研修では臨床現場における医学物理士業務を経験し、将来的に独力に全ての業務を行えることを目的とする。集中学習項目では、米国医学物理学会(AAPM)が発行するガイドライン等を読むことで臨床業務の一つひとつの根拠や原理を理解することを主な目的とする。研修生の評価は前述のIAEA TCS-397を参考にコンピテンシーレベル(達成度)を用いた客観的評価を採用する。研修項目ごとに口頭試験を実施し、理解度を確認する。 |
がんに関する専門資格 との連携 |
一般財団法人医学物理士認定機構によって医学物理教育コースとして認定済み |
教育内容の特色等 (新規性・独創性等) |
・医学物理士認定機構の「臨床研修カリキュラムガイドライン」、IAEA医学物理レジデントプログラムガイドライン能力評価表、米国医学物理学会(AAPM)が発行するガイドラインに準じた研修を行うことによって、国際標準に則った研修を行う。 ・放射線治療専門医や放射線治療専門放射線技師など、他職種と密に連携することによって、実践的な他職種連携スキルを効果的に習得することができる。 |
指導体制 | ・医学物理士資格を持つ指導教員3名 ・放射線治療専門医資格を持つ指導教員4名 ・放射線治療専門放射線技師資格を持つ診療放射線技師2名 ・キャンサーボードに参加する各診療科の教員 ・がんプロセミナー講師・参加者 |
修了者の進路・ キャリアパス |
・国内のがん診療連携拠点病院等で、独立した医学物理士として高精度放射線治療の治療計画の最適化や精度管理等を高いレベルで実践できる人材となる。 ・緩和的放射線治療、核医学治療、新たな放射線治療法の開発についても深い見識を持ち、実践対応のできる医学物理士となる。 ・医学物理士としての実務経験を積んだ後に治療専門医学物理士の資格取得。 |
受講方法
受講方法
東北大学インターネットスクール(ISTU)・がんプロオンライン教育プラットホーム
講義内容一覧
・ISTU講義「臨床腫瘍学特論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」がんプロオンライン教育対応表