朝日新聞にインフルエンザ流行のことで掲載されました(2025年1月14日)
インフルエンザが猛威を振るっています
今年流行しているのはA(H1N1)pdm09です。
コロナが始まった2020年以来5年間A(H1N1)pdm09が流行っていなかったため免疫が低下しているのも要因と思われます
定点患者数が100を超している都道府県も出ているようです
朝日新聞からインフルエンザ流行についてコメントを求められ、本日その内容が掲載になりました。
「受験生、インフル「家族より同世代に注意を」 流行のピークはまだ?」
https://www.asahi.com/articles/AST1G049ZT1GUTFL00FM.html
朝日新聞デジタル版に掲載になりました(有料記事)。
人との接触を避ける
マスクをする
換気をする
などのコロナ対策がインフルエンザの予防としての基本ですがワクチンを打っていない方はまだ間に合いますので可能でしたら接種してください
特に今年はA(H1N1)pdm09が流行しておりますのでウイルス性肺炎を起こしやすい型です。
同時にコロナも流行しているようなので見分けが難しいところです。
発熱などの症状があったらクリニックに受診して迅速診断キットなどでインフルやコロナか見分けてもらい、インフルエンザだったら抗ウイルス薬を処方してもらうのが一番良いですが今の医療機関の混雑状況だとすぐに受診は難しいかもしれません。
その場合は無理して受診せず自宅で安静にしていただき水分補給、解熱剤などで一旦様子を見てください
少しタイミングが1,2日遅れても抗ウイルス薬は十分ききますので、熱が出ていて具合が悪い時に何時間も待合室で待つということは避けた方が良いと思います
一方で、咳がひどい、苦しい、ぐったりして水分補給もできない、顔色が悪いなどの症状があれば必ず受診してください
齋藤玲子記