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日経メディカルにインタビュー記事が載りました。「ヒト化」進む鳥インフルH7N9ウイルスの脅威

日経メディカル

日経メディカルに、「ヒト化」進む鳥インフルH7N9ウイルスの脅威というタイトルでインタビュー記事が載りました。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201711/553502.html

新潟も一足早く流行期に入りましたが、同時に気になるのがトリインフルエンザの動向です。

昨年については、新潟を含め日本各地でトリインフルエンザH5N6が発生しました。

 

今年は、中国のトリインフルエンザH7N9が中国全土に広がり、さらに一部が高病原化したという衝撃的なニュースがありました。

この高病原性H7N9は東大の河岡義裕先生らのグループにより、人の呼吸上皮への親和性が増していると報告されています。

まだ、トリから人への感染のみ認められるようですが、野鳥に乗って日本に飛来するリスクも十分考えられます。

野生動物だけに防ぐ手立てはむずかしく、とにかく早く異常をみつけることが先決です。

 

12月9日、新潟医学会ではミャンマー拠点の報告とあわせ、動物衛生研究所の西藤岳彦先生の講演を予定しています。

西藤先生は、昨年のH5N6の発生の際に全国各所に赴き、防疫指導に当たられました。

ご興味ある方はぜひ新潟医学会においでください。

 

詳細はミャンマー拠点のHPをご覧ください↓

http://www.med.niigata-u.ac.jp/idm/contents/report/?rid=000042

by 齋藤玲子

 

2017-11-15 | Posted in What’s New, ブログ|BlogComments Closed