教室だより

スペイン研修中間報告

5月15日から三浦宏平先生が留学中のスペイン・ムルシアにあるVirgen de la Arrixaca University Hospital・肝臓外科に、河内先生と研修をさせていただいております。幸運にも初日から肝移植を見学させていただく機会に恵まれ、1週間に3回もの肝移植に立ち会いました。オプティング・アウト(事前の拒否表示がない限り臓器提供を承諾したとみなすシステム)を採用している移植大国の現状を実体験でき、大変貴重な経験を積むことができております。そして話に聞いていた通り、肝移植は3〜4時間と驚異的なスピードで行われ衝撃を受けています。その他にも今までの自分の常識を覆すようなことが行われており、いい経験になっています。この場をお借りして、このような機会をいただいた若井教授、そして現地で大変お世話になっている三浦先生に感謝申し上げます。残り1週間しっかり学んでいきたいと思います。

文責 安部

Virgen de la Arrixaca University Hospital
肝移植後休憩室にて。Dr. Victorと。
ムルシア大聖堂