第4回新潟消化管研究会レポート
10/19に、第4回 新潟消化管研究会が有壬記念館で行われました。
Session I 多機関共同研究 では、
当科 加納陽介 助教より、
「局所進行胃癌に対する腹腔鏡下胃全摘術、腹腔鏡下噴門側胃切除の長期成績に関する
多機関共同研究」の結果を発表いただき、
当科 市川 寛 助教より、
「胃切除後経口栄養剤投与に関する前向き研究」の結果報告発表と
「高リスクGISTに対するイマチニブによる術後補助療法」に関する後方視的多機関共同研究の試験提案を行なっていただきました。
Session II 大学院博士課程の研究発表 では、
平井 基晴 先生より、
「術前治療を施行された食道扁平上皮癌患者におけるCONUTスコアの予後因子としての意義」について発表いただきました。
Session III 上部消化管領域専門医等育成の取り組み では、
新潟県内の5つのハイボリュームセンターから、それぞれの施設での実臨床における若手教育・研修の実際を発表いただいた上で、全体討論を行いました。

当日は総勢18名の先生方に現地参加いただいた上、web上でも多数の先生にご参加いただき、盛会裡に終えることができました。

この研究会は年に1度開催されておりますが、県内の上部消化管領域の外科治療の発展のために、今後も継続していきたいと思います。
来年も多数の先生方に現地参加いただけると幸いです。宜しくお願いいたします。
文責:宗岡悠介