第26回肝胆膵・移植研究会レポート
10月4日に、第26回肝胆膵・移植研究会がときめいとで行われました。
SessionⅠ 『IPMNに対する治療戦略とその成績~各施設の取り組み~』では、
新潟県内の5つのハイボリュームセンターから、それぞれの施設におけるIPMN診療の実際を発表いただき、
当科 廣瀬 雄己 助教より、
『IPMN関連膵癌におけるリンパ節転移評価法の確立』について発表いただきました。
SessionⅡ 『多機関共同研究の成果/学位論文報告』では、
笠原 峻也先生より、
『HER2抗体 SV-61γと4B5による胆囊癌のHER2発現評価』について発表いただき、
当科 廣瀬 雄己 助教より、
『遠位胆管癌においてリンパ節転移が術後遠隔成績に及ぼす影響』について発表いただき、
当科 坂田 純 准教授、廣瀬 雄己 助教より、
『多機関共同研究の進捗状況・提案』についてご報告・提案いただきました。
SessionⅢ 『肝胆膵外科高度技能専門医合格発表』では、
仲野 哲矢先生より、
『肝胆膵外科学会高度技能専門医取得のご報告』について発表いただきました。
SessionⅣ 『レクチャー:移植外科の臨床と研究について』では、
小林 隆 准教授より、
『新潟大学における膵臓移植の現状と膵島移植の準備状況』についてご講演いただきました。
SessionⅤ 『レクチャー:肝胆膵・移植外科の今後の展望』では、
当科 若井 俊文 教授より、
『消化器・乳腺外科における地域医療構想』についてご講演いただきました。
当日は多くの先生方に現地参加いただき、盛会裡に終えることができました。
この研究会は年に1度開催されておりますが、県内の肝胆膵・移植領域の外科治療の発展のために、
今後も継続していきたいと思います。
来年も多くの先生方に現地参加いただけると幸いです。宜しくお願いいたします。
文責 安部 舜
