フロリダ短期研修
2025年11月3日から14日まで、相馬大輝先生がお勤めのUniversity of Florida, UF Health Abdominal Transplant Center, Division of Transplantation and Hepatobiliary Surgeryにて、短期研修の機会をいただきました。
UF では年間約150件の成人脳死肝移植が行われており、全米の移植プログラムの中でもトップクラスの成績を誇る施設です。今回の2週間の研修期間中には、臓器摘出5件、肝移植4件、腎移植2件を経験することができました。
臓器摘出のみ手洗いをして参加することが可能であり、日本では経験する機会が少ない心停止下臓器提供（DCD）にも立ち会うことができました。また、現在私が取り組んでいる膵島移植に関する研究等も発表させていただきました。以前研修を行ったスペインとの違いも随所で感じられ、短期間ながら非常に学びの多い研修となりました。
この場をお借りして、このような貴重な機会をお与えくださった若井教授、そして現地で多大なるご支援をいただいた相馬先生に心より御礼申し上げます。
(文責：安部 舜）
相馬先生とUF Health Shands Cancer Hospital前にて
Dr. Thiago, Dr. Wervistonと手術室にて
Dr. Wervistonと臓器摘出へ向かう道中にて