教室だより

Breast Cancer Seminer in Niigata 2026

2026年05月08日(金)18:30~ANAクラウンプラザホテル新潟 3階 阿賀の間にてBreast Cancer Seminer in Niigata 2026が開催されました。基調講演Iでは、消化器・一般外科学分野 若井 俊文教授座長のもと、私より「ホルモン受容体陽性HER2陰性進行・再発乳がん ― カピバセルチブの立ち位置について ―」をテーマに、同疾患に対する最新の治療戦略についてreviewさせていただきました。続く基調講演IIでは、血液・内分泌・代謝内科学分野 山田 貴穂先生より「高血糖有害事象への取り組み」についてご講演いただきました。実臨床に基づく貴重なご経験と学びをご共有いただき、明日からの診療につながる大変有意義な機会となりました。さらに、血液・内分泌・代謝内科学分野 曽根 博仁 教授からも熱いメッセージを頂戴しました。

また、ディスカッションでは、新潟県立がんセンター新潟病院 金子 耕司先生座長のもと、5名の先生方にご討論いただきました。乳腺外科からは各地域を代表して、(上越)新潟県立中央病院 佐藤 友威先生、(中越)長岡中央綜合病院 長谷川 潤先生、(下越)新潟市民病院 坂田 英子先生がご登壇されました。皮膚科学分野 長谷川 瑛人先生、血液・内分泌・代謝内科学分野 松林 泰弘先生にもご参加いただき、外科領域のみでは得られない多角的な視点から議論を深めることができました。

今回、乳腺外科・代謝内分泌内科・皮膚科の3科合同で講演会を開催できたことは、カピバセルチブ治療における有害事象マネジメントやチーム医療の重要性を再認識する大変貴重な機会となりました。診療科の垣根を越えて知識や経験を共有することで、より実践的かつ包括的な乳癌診療につながる有意義な会であったと感じております。本講演会の開催にあたりご尽力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。(文責:諸)