職員インタビューINTERVIEW
新潟大学医歯学総合病院の看護部ではたらく
看護師に密着してインタビューを行いました。
INTERVIEW 02
相互に理解しあい、
学び合うことができる。
- Fさん
- <看護職キャリア開発コアセンター>

当院で4年間勤務した後、海外留学を経験。
その後当院に復職し、看護職キャリア開発コアセンターで新人支援を担当。
今までの経験がどのように看護に活きていますか?
当院で4年間勤務した後、一度、病院を離れて海外留学をしました。そこで見えたものは、話す言語・国籍・文化や宗教などは違えど、みんな同じ人間であるということでした。
このことから、相手を知ろうとすることに身構えることがなくなり、様々な背景の人たちとコミュニケーションを楽しむことができました。
留学中に、看護場面や同僚との関わりを思い出し、貴重な関わりをしていたことに改めて気づき、看護の世界に戻ってきました。今は、「みんな同じ人間」の考えが、目の前にいる一人一人を大事にする気持ちに繋がっています。

業務の中で特にやりがいに感じることは?
看護職キャリア開発コアセンターは、新人および2年目職員の基礎研修を行い、知識や技術の習得を支援したり、部署での様子を把握して職場適応をサポートしています。
一人一人の背景の違いもあって、職場への適応の仕方、スピードは様々です。
時には悩み、足踏みすることもありますが、部署で支援を受けながら、元気に働いている姿を見ると嬉しく頼もしく思います。
働くうえで、大切にしていることは?
人間の行動には全て意味があり、その行動の根拠を大事にしたいと思っています。
看護では、よりよい療養生活を送っていただくために患者さんの行動や考えの理由を大切にしています。
新人支援においても、新人さんや先輩の行動や考えの理由を聞き、伝えることにより相互に理解しあい、学び合うことができると思っています。
この考えは新人、2年目職員の支援において、部署の先輩方と共有しながら大切にしています。
MESSAGE 看護学生や看護師の皆さんへのメッセージ

特に1年目では、慣れない新しい環境に身を置きながら沢山の学びを得るため、やり甲斐がある反面、精神的身体的に疲労することもあるかと思います。
本院では看護部や看護部委員会、コアセンターが部署と連携して新人さんを支援する体制となっています。
沢山の先輩が連携して支えていきますので安心して入職いただければと思います。