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研修医・入局者募集 (研修プログラム)

我々の仲間になってくれる
研修医・入局者の方を募集しています!!
当教室での見学・実習・入局を希望される方はこちらへご連絡ください。

前期臨床研修(臨床研修)について

基本的な内科的知識・診察手技に加え、血液内科分野、糖尿病、内分泌代謝、動脈硬化疾患専門医に必要な高いレベルの知識や技術を効率的に習得することができます。 詳しくは新潟大学医歯学総合病院総合臨床研修センターのホームページをご覧下さい。 その他のコースでも当科で研修する際は、研修医の先生方の希望に沿ったプログラムを準備しています。

当教室は「血液」と「内分泌・代謝」の両分野の研修を行っていますが、研修期間は両分野とも1ヶ月以上を原則としています。

前期研修1年目の方は、原則として「血液」と「内分泌・代謝」の両分野とも研修していただきます。
研修期間2ヶ月以上の場合は、期間を折半し(たとえば3か月の場合は、1.5か月ずつ)一分野ずつ回ります。
研修期間1ヶ月の場合は、両分野同時に研修します(少し忙しくなります)。
前期研修2年目の方は、希望分野を選択して1ヶ月以上研修していただきます。
全研修期間を一分野で研修することもできますし、期間を分けて(各分野最低1ヶ月以上)両分野を研修することもできます。
研修期間1ヶ月の場合は、両分野同時研修も可能です。
その他、研修プログラムについては個別に相談に乗りますので、遠慮なくご相談・お問い合わせください。

後期臨床研修(レジデント)について

血液学・内分泌代謝学分野の2分野のいずれか一つ(あるいは希望により両方同時も可能)を選び、各分野の専門医や指導医を目指します。研修先は大学病院と新潟県内の教育環境に恵まれた関連病院を中心に行います。いずれの病院でも多彩な症例が経験可能で、各施設の指導医が、専門医資格がとれるまで丁寧に指導する体制ができております。学会活動も盛んで、希望により、臨床研修と併行して研究活動や国際学会参加なども可能です。臨床現場でおこるあらゆる問題に対応でき、実地臨床から研究まで幅広く対応可能な、患者さんと地域に貢献できる指導的専門医の養成が最終目標です。

専門研修プログラム2021年版当教室分 専門研修プログラム2021年版当教室分

後期臨床研修コース

後期臨床研修コース 後期臨床研修コース 研究紹介 当科で取得可能な専門・指導医 (教育認定施設)一覧 当科で取得可能な専門・指導医 (教育認定施設)一覧
  • *内科専門医取得に必要な症例を確実に経験できる豊富な連携病院
  • *早期からサブスペ研修を開始することで、最短6年での専門医取得を実現!
  • 血液内科専攻:血液専門医
  • 内分泌・代謝内科専攻:糖尿病専門医、内分泌代謝科専門医
  • 血液&内分泌・代謝内科両方を専攻:血液専門医、糖尿病専門医、内分泌代謝科専門医の全て
  • ●5年目終了時点で、当医局が責任をもって必ず新内科専門医取得可能な状況にすることを約束します。
  • ●当科には豊富な関連病院があり、その中のいずれかの施設で研修を行って頂きます。(研修先については、個々人の希望やキャリアプランを最大限尊重できるよう相談の上で決定します。ぜひ遠慮なく考えていることを伝えてください。)
  • *大学院での研究にスムーズに移行!大学院入学の前倒しも可能! 疫学研究に従事することで社会医学系専門医も取得可能!
  • *他病院での内科専門プログラム修了後の編入も歓迎!
  • 充実した産休・育休・子育て支援制度
社会医学系&内科ダブル専門医を目指そう!

「本物の生活習慣病診療ができる社会医学系専門医」や「社会医学の視点を持つ生活習慣病専門医」を目指そう!
―社会医学系&糖尿病ダブル専門医のすすめ

わが国でもようやく、厚生行政や公衆衛生学、産業医学などを含む社会医学の重要性がクローズアップされるようになり、 医師過剰時代やワークライフバランスの面も見据えた医師の新しい生き方として、この道を志す医師も着実に増えています。 そのような医師が、社会に向けて専門性を示して活躍できるように「社会医学系専門医」制度が開始されました。 全国ですでに約2500人が認定され、今後も増加が見込まれています。

しかし、国や地域あるいは世界全体の健康を担おうと、この道に興味を持った若いドクター共通の迷いは、 「実地臨床の道を捨ててしまって、後で後悔しないだろうか?」ということです。

そのような皆さんに対する私たちの提案は「どちらも諦めずに両方やる」こと、つまり社会医学系専門医も糖尿病専門医も両方取って、 「本物の生活習慣病診療もできる社会医学系専門医になる」ことです。

糖尿病・肥満・高脂血症・高血圧・メタボリックシンドロームなどの生活習慣病が世界的に蔓延し、人々の健康と生命を脅かしています。 特に糖尿病は、とにかく患者さんが多く(40歳以上の国民の3人に1人は糖尿病かその予備群)、他のあらゆる生活習慣病を合併しやすい上、合併症として透析や認知症、動脈硬化などの国家的健康課題を引き起こしています。 すなわち糖尿病を制することは、社会医学の最重要分野の一つを制することに他なりません。

両方やってみてから、自分により適した道を将来選ぶこともできますし、どちらに進んでも、それまで学んだことは無駄にはなりません。 たとえば、もし行政や公衆衛生など社会医学の道に進んでも、生活習慣病の診療能力と視点を持っていることは、公衆衛生業務上、計り知れないアドバンテージになります。 逆にもし臨床医の道を選んでも、EBMに基づく臨床疫学や地域医療のセンスは、糖尿病を始めとする生活習慣病診療には欠かせないからです。

また、若い時に一度は臨床をやってみたいが、将来は社会医学の道に進みたい(進む可能性がある)と思っている医師にとっても、このコースはおすすめです。 なぜなら予防医学的視点とEBMに基づく生活習慣病の代表格としての糖尿病分野は、社会医学と最も相性のいい臨床分野だからです。

本教室はもともと、臨床疫学研究、医療ビッグデータ解析を通じて、 生活習慣病の予防と治療に役立つ科学的エビデンスを確立し、世界の人々の健康長寿に貢献することを目標の一つとしてきました。 教室の曽根教授は、わが国の臨床教室の主任教授としては最初の社会医学系指導医資格を取得し、本学の環境予防医学教室国際保健学(公衆衛生学)教室および新潟県福祉保健部に協力する形で、このコースを立ち上げ、 「本物の生活習慣病診療ができる社会医学系専門医」も「社会医学の視点を持つ生活習慣病専門医」も選べる研修メニューとして、全国から募集することにしました。

興味のある方は、個別にご相談に乗りますのでぜひお問い合わせください。

血液&糖尿病ダブル専門医(究極のドクターG)を目指す方へ

診断から専門的治療まで可能な「本物の」総合内科医を目指そう!
―血液&糖尿病ダブル専門医(究極の総合内科ドクターG)のすすめ

大学でも一般病院でも、内科は臓器別細分化の一途をたどっています。その中で私たちの教室は「生活習慣病も腫瘍性疾患も」幅広くカバーする数少ない総合内科です。

血液内科の中心を占める造血器腫瘍は、診断から治療までのすべてを内科医が管理できるほぼ唯一の癌であり(「オペ出しカンファ」は不要です!)、 将来のがん治療の中心となる分子標的薬を含む新しい化学療法が、次々と導入されている臨床腫瘍の最先端分野です。幹細胞移植では、 最重症の感染症や全身各臓器の合併症に適格に対処する力もつきます。

一方、膨大な数の患者さんがおられる糖尿病は、最も管理の難しい生活習慣病の最高峰です。チーム医療のリーダーとして、 生活習慣指導と多彩な薬物療法を患者さんごとにデザインすることにより動脈硬化疾患や腎透析を予防し、健康寿命を最大化するプロセスは、 まさに内科的管理の極致と言えます。

したがって両分野の専門医を取得した暁には、「極めて広い守備範囲を持つ理想的なホスピタリスト」や「診断だけでなく治療も自らこなせる(「振り分け係」ではない!)本物の総合内科医」が実現できるわけです。 もちろんこれからますます重要となる地域医療や在宅医療の担い手としても最適です。

当科は、両方の専門医が同時取得できるわが国の数少ない拠点であり、豊富なスタッフと症例に恵まれた大学ならではの集中的な研修コースとして、 プライマリーケア、家庭医療、総合診療専門医のグレードアップ研修コースにも用いられます。

究極を目指す、腕に自信のある全国の研修医の皆さんの挑戦をお待ちしています。

当科では糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満・メタボリック症候群などの代謝疾患(生活習慣病)やバセドウ病、慢性甲状腺、甲状腺腫瘍、クッシング症候群、原発性アルドステロン症などに代表される内分泌疾患(ホルモンの病気)の診療や教育研究をおこなっております。また、急性白血病、慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、貧血、凝固異常症など血液疾患の診療(新規治療薬を用いた多剤併用化学療法、造血幹細胞移植、細胞免疫療法など)や教育研究を行なっております。