看護部 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:新人看護職員に対する効果的な職場適応支援を行うための一考察 −テキストマイニングによる新人担当専任看護師業務記録の分析を通して−
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2016年4月1日および2017年4月1日に入職した新人看護職員に対応した新人担当専任看護師の業務記録
  • 概要
    現在我が国は、超高齢社会となり医療体制の再整備を進めています。その中で、看護職員の定着と離職防止は重要課題です。
    先行研究²⁾ ³⁾ では、日常業務に必要とされる看護技術が習得できるように周囲の他者が積極的に新人看護師を支援していく重要性や、人的環境の整備やストレス解消法を見つける支援だけでなく、自らの成長を実感することへの支援が必要であることが示されていました。いずれの研究も、他者からの支援の必要性や環境の整備の必要性が示されていましたが、どのような支援がどの時期に必要かについては示されていませんでした。
    新潟大学医歯学総合病院では、新人看護職員がスムーズに適応できるよう、新人担当専任看護師を配置し、支援を行っています。新人看護職員が何に困っているのか、どういう支援が必要なのかの把握に努め、新人担当専任看護師が新人看護職員に対して支援した内容を業務記録として残しています。新人担当専任看護師が行った支援のタイミングや、どういう時期にどのような発言に留意しなければならないかを見出すことで、より効果的な支援につながり、新人看護師の離職予防につながるのではないかと考えました。
  • 申請番号:2018-0387
  • 研究の目的・意義
    《目的》
    新人看護職員の入職後から1年間における新人担当専任看護師の業務記録を分析し、新人看護職員の適応に影響する要因を明らかにする。
    《意義》
    先行研究では、新人看護職員、あるいは新人看護職員を取り巻く人々へのアンケートやインタビューをデータとして研究されたものでした。本研究で取り扱うデータは、中立的な立場で活動する新人担当専任看護師によって書かれた業務記録です。このデータは、インタビューやアンケートで生じやすいバイアスが低減されていると推測されます。バイアスが低減されたデータを量的に解析することにより、どういう時期にどのような支援が必要なのか抽出されることが予測されます。その結果、新人看護職員を支援する立場の看護管理者および教育に携わるものにとって、一助となることが期待できます。
  • 研究期間:2019年3月22日から2020年3月20日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    【本研究で取り扱う情報】
    本研究で取り扱う情報は、新人担当専任看護師の業務記録です。その中に記載されているデータは、新人看護職員個人を特定できないように処理するため、個人情報は保護されます。
    【分析方法】
    @対象となる業務記録の内容、つまり質的データを文法的に意味づけが最小限可能な構成要素(名詞、形容詞)に分割します。
    A@で得られた結果から名詞と動詞を解析の対象とし、出現頻度に基づいて解析します。
    BIBM IPSS Statistics 24 for Windows、解析ソフト「R」、または「KH coder」をもちい、得られた結果から、どのような時期にどのような発言が多いのかを研究者で分析する。分析は、研究者のほか、テキストマイニングに関する分析にたけたスーパーバイザーを加えて行います。
    【公開予定】
    本研究は、2019年度開催予定の日本看護管理学会おいて、口演または示説により公表する可能性があります。または、新潟大学医歯学総合病院院内看護研究発表会においても公表の可能性があります。
  • 利用または提供する情報の項目
    新人担当専任看護師の2016年4月から2018年3月末までの業務記録
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院看護部
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院看護部 看護職キャリア開発コアセンター
    責任者:團原一恵
  • お問い合わせ先
    看護職キャリア開発コアセンター 團原一恵
    TEL:227-0499
    e-mail:hitoe-nii@umin.ac.jp
研究課題名:人工呼吸回路における加温加湿器回路導入前後の人工呼吸管理期間の比較研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    平成28年10月から平成30年9月までに当院救命センターで人工呼吸管理を要した患者様約300名
  • 概要
    人工呼吸療法の加湿方法には人工鼻と加温加湿の2種類の方法があります。救命センターでは、人工鼻を基本回路とした人工呼吸回路を使用してきましたが、実情と加湿方法の性能を考慮して平成29年10月より基本回路を加温加湿へ変更しました。本研究は、回路変更の前後の患者様のデータを分析し、どちらが人工呼吸管理期間の短縮に有効であるかを明らかにすることを目的として計画しています。
  • 申請番号:2018-0326
  • 研究の目的・意義
    加湿方法の変更が人工呼吸管理期間の短縮化へ有効であったかを検証することを目的とし、人工呼吸管理の発展の一助とするため
  • 研究期間:2019年1月29日より2021年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴や血液検査の結果、人工呼吸管理期間等の実歴を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。
    研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢、性別、主疾患、初回人工呼吸管理期間、気管支鏡検査回数、再挿管の有無、救命センター在室日数、転帰、重症度スコアです。いずれも通常診療の過程で得られた情報を電子カルテからデータを抽出して利用、解析します。
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター
    看護師長 宝来和呼
  • お問い合わせ先
    新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター
    電話番号;025-227-2753(平日9〜15時)
    E-mail:kyuumeins-nii@umin.ac.jp
    担当者:八鳥公男 竹田ちえみ 山田彩海