救急医学 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:バンコマイシン腎障害に対するイミペネム・シラスタチン併用効果に関する研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    当院入院中にバンコマイシン(VCM)及びカルバペネム系抗菌薬(イミペネム・シラスタチン、メロペネム、ドリペネム、ビアペネム)を併用された患者様
    血液透析施行者や3日間以内の短期間のVCM使用者を除外する。
    研究期間は2018年12月10日から2020年3月31日とする。
  • 概要
    抗菌薬による腎障害が問題となっています。中でもMRSA感染症治療で用いられるVCMは、高率な腎障害が知られますが、代替薬が乏しく腎障害は治療の成否と関連し、その回避は喫緊の課題となっています。我々は、VCM腎障害発現機序について、近位尿細管上皮細胞のメガリンを介して、再吸収され蓄積し腎障害を誘導することを示しました(J Am Soc Nephrol 28: 2017)。さらには、イミペネム・シラスタチンに含まれる有効成分「シラスタチン」がVCMのメガリンへの結合を拮抗的に阻害し、腎障害発症を防止することを見出しました。本研究では、シラスタチンの実臨床におけるVCM腎障害軽減作用を確認するために、VCMとイミペネム・シラスタチン併用群、VCMとその他のカルバペネム系薬併用群(メロペネム、ドリペネム、ビアペネム)において、腎障害発症率を比較することを主たる目的とします。
  • 申請番号:2018-0286
  • 研究の目的・意義
    VCMの併用薬として、イミペネム・シラスタチン群とその他のカルバペネム系薬使用群を比較して、腎障害の発症を比較する
  • 研究期間:2018年12月10日〜2020年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    診療記録より、年齢、性別、体重、治療内容、血液検査結果
  • 利用の範囲
    新潟大学呼吸器・感染症内科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学大学院医歯学総合研究科救急医学
    青木信将
  • お問い合わせ先
    新潟大学大学院医歯学総合研究科救急医学
    青木信将
    Tel:025-368-9325
    E-mail:n-aoki@med.niigata-u.ac.jp
申請番号:2017-0241
  • 研究課題名:重症患者における生体信号変動の複雑性解析による重症度評価と転帰予測
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    ベッドサイドモニタによる心電図波形、心拍数、呼吸数、血圧、体温などの生体情報
  • 対象者及び対象期間
    平成29年12月1日〜平成32年3月31日の期間に、新潟大学医歯学総合病院高次救命災害治療センター及び集中治療部に入室された15歳以上の患者
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院救急科 遠藤 裕・上村夏生
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    遠藤 裕
  • 問い合わせ先
    住所:〒951-8520 新潟市中央区旭町通一番町754番地 高次救命災害治療センター・集中治療部
    TEL:025-227-2338
    E-mail:endoh@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:日本航空医療学会ドクターヘリ・レジストリーへの症例登録事業
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2015年4月1日〜2020年3月31日のあいだに、当院へドクターヘリで搬送されたすべての患者さまを対象としています。
  • 概要
    近年、ドクターヘリの全国展開が急速にすすみ、2012年度には15,000人を超える傷病者が搬送されている。一方、これまでドクターヘリが介入した症例に対する全国規模の症例登録は行われておらず、必要に応じて実態調査などが行われてきた。本研究では、全国規模でドクターヘリの症例登録を行うことにより、ドクターヘリによる診療の状況をより正確に把握するとともに、救急診療の質の向上を図るものである。
  • 申請番号:2015-2186
  • 研究の目的・意義
    ドクターヘリで診療された患者さまの診療情報を全国の施設から集め、一元的にデータベース化することによって調査を行います。この調査は、我が国におけるドクターヘリによる診療の全体像を把握し、今後の診療における質の向上に役立たせることを目的としております。(この調査は、日本航空医療学会が中心となり全国の医療機関と共同で行っています。)
  • 研究期間:2015年4月27日〜2020年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    救急隊記録、ドクターヘリ診療録、病院の電子カルテに記載された現病歴、年齢、性別、症状、血圧、心拍数、意識程度、診断、処置内容、重症度評価、転帰について、個人が特定されないように匿名化を行って使用します。
  • 利用または提供する情報の項目
    現病歴、年齢、性別、症状、血圧、心拍数、意識程度、診断、処置、重症度、転帰等の記録
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院救命救急センター・集中治療部及び日本航空医療学会
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    遠藤 裕(病院高次救命災害治療センター・集中治療部部長)
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部救急医学講座 遠藤 裕
    TEL:025-227-2338
研究課題名:病院外心停止に対する包括的治療体制の構築に関する研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    日本全国で発生した院外心停止例のうち、救急隊が蘇生処置を行い、登録医療施設に搬送されたもの。救急医学会会員が所属する施設を中心に登録医療施設を広げ、最終的には医療機関に搬送された全ての院外心停止症例を対象とすることを目指しています。
  • 概要
    本邦では年間7万人を超える心臓突然死が発生している。病院前救急医療の発展により、院外心停止例の社会復帰率は改善しているが、いまだに8%程度と非常に低い。更なる社会復帰率向上のために、病院到着後の集中治療の効果が期待されるが、その治療実態と効果は明らかでなく効果的な治療法、適切な搬送先選定基準は確立されていない。以上により、院外心停止例の搬送先病院の治療体制及び、低体温療法などの病院到着後の集中治療に関するデータを全国で前向きに登録・分析し、『搬送先病院の選定基準、有効な集中治療など院外心停止の社会復帰率を向上させるための治療ストラテジを検討すること』を目的とした研究です。
  • 申請番号:2015-1807
  • 研究の目的・意義
    院外心停止患者における搬送先病院の選定基準、有効な集中治療など院外心停止の社会復帰率を向上させるための治療ストラテジを検討すること
  • 研究期間:2013年12月11日から2020年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    病院到着後の集中治療に関するデータを全国で前向きに登録・分析、病院選定や病院での治療に役立てることが目的です。
  • 利用または提供する情報の項目
    @病院前蘇生記録:目撃状況、居合わせたものによる心肺蘇生の有無、蘇生処置の時間経過、初期心電図波形等
    A搬送先病院の治療体制:病院の規模、救命センターか否か。心停止例への対応時の体制等
    B病院到着後の治療:低体温療法、体外循環といった集中治療の有無・方法と経過等
  • 利用の範囲
    日本救急医学会及び全国救命救急センター(50施設以上)
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター部長 遠藤 裕
  • お問い合わせ先
    新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター副部長 本多忠幸
    025-227-2337
研究課題名:患者情報システムを用いた集中治療部の機能評価
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2014年(平成26年)4月1日〜2024年(令和6年)3月31日に当院集中治療部に入室され治療を受けられた患者さんのすべて。
  • 概要
    2014年4月1日以降に当院集中治療室に入室され治療を受けられたすべての方を対象としてJIPAD事業のデーターベースに情報を登録・提供します
    JIPAD事業とは、集中治療室に入室した患者さんの重症度等の医療情報を収集し、各医療間での比較および研究を行うことによって、医療の質の向上および集中治療医学の発展をめざすことを目的としています。
  • 申請番号:2015-1786
  • 研究の目的・意義
    我が国の集中治療部において、施設間の診療成績に格差が存在する可能性があり、このまま放置すると、全体の集中治療部の診療成績が低下、重症患者の予後の悪化と不要な医療費の増加が危惧されます。患者情報管理システム(PDMS)を用いて、ICUの機能評価に関係する情報を収集して、最終的には、他施設共同で、結果をベンチマークして機能評価を標準化することが目的です。
  • 研究期間:2014年(平成26年)4月1日〜2024年(令和6年)3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子化カルテ及び当集中治療部の患者情報管理システム(ACSYS)に保存されたデータを利用します。但し、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることはなく適正に管理されます。解析結果は、JIPAD事業が承認した情報のみが集計データの形で公表されます。その集計データから個人が特定されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢、性別、病名、慢性疾患の有無、入室の形態、手術の有無、重症度を算出するにあたって必要な検査値・測定値、ICU滞在時間、入院期間、人工呼吸器装着時間、処置内容、転帰等
  • 利用の範囲
    日本集中治療医学会及びJIPAD事業ワーキンググループ
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院 集中治療部 部長 遠藤 裕
    同部 副部長 本田博之
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部救急医学講座
    Tel:025-227-2338
    e-mail:emccm@med.niigata-u.ac.jp
研究番号 研究課題名 対象者及び対象期間 連絡先
研究番号
No.2404
研究課題名
集中治療を要する患者さんに対する人工呼吸管理データ登録
対象者及び対象期間
2014年11月から2016年2月までに集中治療室において人工呼吸管理をうけた方。
連絡先
救急科医局
Tel:025-227-2338
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