その他の脳研究所 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:アルツハイマー病全国研究(J-ADNI)で採取された既存バイオサンプルを活用した研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    課題番号:619,704
    「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト(J-ADNI全国臨床研究)」(研究責任者 西澤正豊/池内 健)
    に参加された方で,バイオサンプルの2次利用にご同意をいただいた方
  • 概要
    アルツハイマー病の総合診断体系の構築を目的として,「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト(J-ADNI全国臨床 研究)」が実施され,貴重な臨床・画像情報等が取得されました。また,血液,脳脊髄液,尿などのバイオサンプルの提供をいただき,認知症の早期診断や鑑別診断開発のための貴重なリソースが構築されました。本研究では,共同研究者が同定した新たなマーカー開発に,ご提供いただいたバイオサンプルを活用するために,本学から共同研究施設に提供します。
  • 申請番号:2018-0409
  • 研究の目的・意義
    アルツハイマー病の総合診断体系の構築に向けて,「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト(J-ADNI全国臨床 研究)」で蓄積された血液,脳脊髄液,尿などのバイオサンプルを新たな研究に活用し,認知症の早期診断や鑑別診断に役立てることを目的としています。
  • 研究期間:承認日から2024年2月29日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト(J-ADNI全国臨床研究)」により収集されたバイオリソースを,共同研究者に提供し,認知症の診断マーカーの開発や病態研究に役立てます。解析データは,医学に広く役立てるために,特定の個人を識別することができないように匿名加工した状態で,共同研究者間で共同利用される場合や,公的なデータベースに提供されることがあります。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    バイオサンプルのみ
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所 池内健,宮下哲典
    東京大学 岩坪威,井原涼子,岩田淳
    大阪大学 大河内正康
    北海道大学 鈴木利治
    滋賀医科大学 西村正樹
    京都府立医科大学 徳田隆彦
    国立長寿研究センター 新飯田俊平,中村昭範
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    本院 医療情報部 部長 赤澤宏平
    脳研究所遺伝子機能解析学 池内健
  • お問い合わせ先
    脳研究所遺伝子機能解析学
    Tel:025-227-2344, Fax:025-227-0793
    E-mail:ikeuchi@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:筋萎縮性側索硬化症(ALS)の創薬標的検証を目的とした病理学的および生化学的研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:
    2001年4月1日以降2018年12月31日までに、新潟大学脳研究所病理学分野で病理診断されたALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんから15名、および中枢神経疾患を持たない患者さんから5名です。
    対象期間:倫理審査委員会承認日〜2023年3月31日
    研究責任者:新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
  • 概要
    新潟大学と武田薬品工業の共同研究により、パラフィン包埋切片および凍結脳脊髄組織を用いて、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者脳および脊髄における創薬標的候補分子やその関連分子、および病態発症メカニズムに関連する分子の解析を実施します。そして、病態の理解を深めるとともに治療コンセプトの検証を行います。これにより、創薬標的の妥当性を確認し、有効な治療薬の創出につなげることを目的に本研究を計画致しました。
  • 申請番号:2018-0346
  • 研究の目的・意義
    筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis, ALS)は、一次運動ニューロン(上位運動ニューロン)と二次運動ニューロン(下位運動ニューロン)が選択的にかつ進行性に変性・消失していく原因不明の疾患です。病勢の進展は比較的速く、人工呼吸器を用いなければ通常は2〜5年で死亡することが多いため、これまでにさまざまな治療薬が研究・開発されてきましたが、現在承認されている治療薬は生存期間をわずかに延長するのみであり、効果としては十分ではなく、新たな治療薬創出が強く望まれています。
    具体的に本研究では、新潟大学と武田薬品工業の共同研究により、ALS患者脳および脊髄標本を用い、創薬標的候補分子やその関連分子、および病態発症メカニズムに関連する分子の同定を目指した解析を実施します。
    本研究では、新たに見出したALS創薬ターゲット分子について、そのALS剖検脳および脊髄での組織分布や発現を解析することで、ALS創薬ターゲットとしての妥当性を検証することを目的とします。また、近年注目が集まる核細胞質間輸送異常について、核膜孔構成因子の局在異常とALS病態との関連を詳細に調べることで、新たな創薬ターゲット創出やALS病態メカニズムの理解につなげます。
  • 研究期間:2019年2月13日〜2023年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    武田薬品工業株式会社リサーチニューロサイエンス創薬ユニットに試料及び付随する臨床情報(年齢、性別、疾患名、罹病期間、中枢病理所見)を提供し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬の開発に役立てます。
  • 利用または提供する情報の項目
    病理解剖にて採取した脳組織(パラフィン包埋及び凍結)、臨床情報(年齢、性別、疾患名、罹病期間、中枢病理所見)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所病理学分野及び武田薬品工業リサーチニューロサイエンス創薬ユニット
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    武田薬品工業株式会社リサーチニューロサイエンス創薬ユニット 宇野裕美子
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    電話:025-227-0633 FAX:025-227-0817
    e-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:人工知能を用いたMRIによる脳梗塞組織予後診断アルゴリズムの開発
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    西暦2006年9月から2018年3月までに桑名病院にて脳梗塞急性期にMRIにて拡散強調画像および灌流画像を撮像した方(総計1572症例)。
  • 概要
    脳梗塞急性期において良好な治療転機を得るためには、脳梗塞病巣の早期病態診断が欠かせません。現在、脳梗塞急性期においてMRIを用いた拡散強調画像、灌流画像を用いた早期病態診断が保険適応となっており、日常診療で広く用いられていますが、現時点においては予後予測に対する情報はヒトの目からのみでは十分に判断できないのが現状です。本研究はこれらのデータを脳研究所、統合脳機能センター設置のコンピューターにて人工知能学習に用いることにより、高精度に組織予後診断をなし得るアルゴリズムを作成することです。この手法を使った画像診断の基準を作成することにより、一刻を争う脳梗塞急性期診断の質を更に高められる可能性があります。
  • 申請番号:2018-0335
  • 研究の目的・意義
    桑名病院にて脳梗塞急性期にMRIにて撮像された拡散強調画像および灌流画像を後方視的に用い、亜急性期のMRI、T1強調画像、FLAIR画像と併せることにより組織予後を人工知能に学習させ、脳梗塞急性期MRI診断における組織予後推定の人工知能アルゴリズムを構築します。
  • 研究期間:西暦2019年4月から2022年3月まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    MRI画像、急性期治療法
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 統合脳機能研究センター
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    五十嵐博中
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳研究所 統合脳機能研究センター
    五十嵐博中 025-227-0683,higara@bei.niigata-u.ac.jp
    松澤 等 025-227-2226,h-mats@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:人工知能を用いたMRIによる認知障害診断アルゴリズムの開発
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    西暦2015年3月から2018年3月までに北日本脳神経外科病院にてMRIおよび認知機能検査を施行した60歳以上の方(総計410人)。
  • 概要
    認知症において良好な治療転機を得るためには、早期診断が欠かせません。昨今、MRIを用いた拡散強調画像において、アルツハイマー病、前頭葉型認知症、レビー小体病などの認知障害を伴う疾患が、発症早期より特徴的な脳白質の障害パターンを取ることが報告されています。この撮像法自体は保険適応であり、日常診療で広く用いられていますが、現時点では個々の認知障害を呈する疾患の鑑別診断に寄与する画像解釈法は確立されていません。本研究はこれらのデータを脳研究所、統合脳機能センター設置のコンピューターにて人工知能学習に用いることにより、高精度に認知障害を呈する疾患の鑑別診断をなし得るアルゴリズムを作成することです。この手法を使った画像診断の基準を作成することにより、認知症診療の質を更に高められる可能性があります。
  • 申請番号:2018-0334
  • 研究の目的・意義
    北日本脳神経外科病院で施行したMRIおよび認知機能検査を後方視的に用い、画像を人工知能に学習されることにより、認知障害鑑別診断の人工知能アルゴリズムを構築します。
  • 研究期間:西暦2019年4月から2022年3月まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    1. MRI: T1強調画像、拡散強調画像
    2. 認知機能検査:ミニメンタルステート検査、長谷川式認知機能検査
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 統合脳機能研究センター
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    五十嵐博中
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳研究所 統合脳機能研究センター
    五十嵐博中 025-227-0683,higara@bei.niigata-u.ac.jp
    松澤 等 025-227-2226,h-mats@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:パーキンソン病患者の死後脳を用いた免疫組織学的解析
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2001年4月1日以降2018年12月31日までに、新潟大学脳研究所病理学分野で病理診断されたパーキンソン病の患者さんから10名程度、および中枢神経疾患を持たない患者さんから5名程度です。
  • 概要
    新潟大学と武田薬品工業の共同研究により、パラフィン包埋脳組織を用いて、パーキンソン病の病態に伴い生じる、細胞発現の変化を検討します。そして、変化の見出された細胞について、その抑制が創薬のターゲットとなりうるかどうかを検証し、治療薬開発につなげることを目的に本研究を計画致しました。
  • 申請番号:2018-0192
  • 研究の目的・意義
    パーキンソン病 (PD) は、日本では70歳以上の約1%にのぼる有病率を示す高齢者に頻度の高い進行性神経変性疾患であり、今後の高齢化進展に伴い患者数が増加することは予想に難くありません。中脳黒質においてドーパミン神経細胞が変性し脱落することが病態の中核と考えられているが、病態に伴い病変部位では様々な細胞の動態が変化していることが動物レベルで示されています。しかしながら、患者さんの脳における知見は非常に限られています。
    本研究ではPDの患者さんの死後脳を用いて、病変部位における種々の細胞の状態について免疫組織学的解析を実施し、治療の標的となりうる細胞を見出すことを目的とします。また、PDの疾患後期においては認知機能低下と関連する部位への病変の拡がりが指摘されており、この二次的な進行における細胞動態の変化も検討します。本研究の結果は、新たなPDの治療薬開発において役立つと考えられます。
  • 研究期間:2018年10月5日〜2023年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    武田薬品工業株式会社リサーチ免疫ユニットに試料及び付随する臨床情報(年齢、性別、疾患名、罹病期間、中枢病理所見)を提供し、パーキンソン病の治療薬の開発に役立てます。
  • 利用または提供する情報の項目
    病理解剖にて採取した脳組織(パラフィン包埋組織)、臨床情報(年齢、性別、疾患名、罹病期間、中枢病理所見)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所病理学分野及び武田薬品工業リサーチ免疫ユニット
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    武田薬品工業株式会社リサーチ免疫ユニット 星野崇
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    電話:025-227-0633 FAX:025-227-0817
    E-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:神経変性疾患の創薬標的性検証を目的とした病理学的および生化学的研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2001年4月1日以降2018年12月31日までに、新潟大学脳研究所病理学分野で病理診断されたアルツハイマー病及びパーキンソン病の患者さんから20名程度、および中枢神経疾患を持たない患者さんから10名程度です。
  • 概要
    新潟大学と武田薬品工業の共同研究により、凍結及びパラフィン包埋脳組織を用いて、アルツハイマー病やパーキンソン病の病態に伴い生じる、タンパク質や糖脂質の変化を検討します。そして、変化の見出された分子について、創薬のターゲットとして妥当性を検証し、治療薬開発につなげることを目的に本研究を計画致しました。
  • 申請番号:2018-0191
  • 研究の目的・意義
    超高齢化社会を迎え,認知症をはじめとした神経変性疾患患者の急増は深刻な社会問題となっています.アルツハイマー病 (AD)やパーキンソン病 (PD)は患者数の多い神経変性疾患ですが,未だその発症メカニズムには不明な点も多く,また,有効な病態進行を抑制する治療薬も存在しません.創薬の標的分子を見出し,治療薬の開発を進めるためには,患者さんの死後脳を用いて創薬標的候補分子やその機能パスウェイに関与する分子の解析をすることは,極めて重要なステップです.
    具体的に本研究では,新潟大学と武田薬品の共同研究により、創薬標的として検討を進めている分子の発現やそのパスウェイに関わる分子の発現変化を検討します.
    本研究の目的は、免疫染色,生化学的解析 (ウェスタンブロットおよびLC-MS)などを用いて,創薬標的分子およびその周辺分子の発現解析を行うことで,治療標的としての妥当性の検証を行うことです. 本研究の結果は、将来的にはADやPDの治療薬の開発に役立てます。
  • 研究期間:2018年10月5日〜2023年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    武田薬品工業株式会社リサーチニューロサイエンス創薬ユニットに試料及び付随する臨床情報(年齢、性別、疾患名、罹病期間、中枢病理所見)を提供し、アルツハイマー病やパーキンソン病の治療薬の開発に役立てます。
  • 利用または提供する情報の項目
    病理解剖にて採取した脳組織(パラフィン包埋及び凍結)、臨床情報(年齢、性別、疾患名、罹病期間、中枢病理所見)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所病理学分野及び武田薬品工業リサーチニューロサイエンス創薬ユニット
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    武田薬品工業株式会社リサーチニューロサイエンス創薬ユニット 大西智裕
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    電話:025-227-0633 FAX:025-227-0817
    E-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:剖検脳組織を用いた遺伝子解析による神経変性疾患の病態解明
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    新潟大学を含むブレインバンク施設(国立精神・神経医療研究センター,愛知医科大学,東京都健康長寿医療センター,福祉村病院,岡山大学,慈圭病院)において,ご遺族からの同意を得て病理解剖を行った症例のうち,遺伝子解析に同意をいただいた方を対象とします。
  • 概要
    神経変性疾患の多くは先天的要因と後天的要因が複合的に発症に関与する多因子性疾患である。神経変性疾患では,不溶化した異常タンパクが脳内に蓄積することにより神経細胞死が生じることが知られている。神経変性疾患の病態機序は解明されておらず,根本的な治療法は未開発である。本研究では,神経変性疾患の新たな病態機序の解明を目指し,神経病理学的に診断が確定した症例の剖検リソースを活用し,網羅的な遺伝子解析を行う。日本ブレインバンクネット(https://www.jpbrain.net/)を中心とした国内のブレインバンク施設から凍結脳組織の提供を受け,網羅的遺伝子解析(全エクソーム解析・全ゲノム解析)並びに網羅的遺伝子発現解析を実施します。
  • 申請番号:G2018-0034
  • 研究の目的・意義
    ブレインバンクから提供される神経変性疾患の剖検脳組織を活用して,網羅的な遺伝子配列解析,遺伝子発現解析を行うことにより新たな病態機序の解明を目指す。この解析により,治療標的となる分子を同定し,神経変性疾患の創薬シーズを同定する。
  • 研究期間:倫理委員会承認日〜5年間(承認後に日付を記入)
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    剖検脳組織からゲノムDNAおよびRNAを抽出し,全ゲノム解析,全エクソーム解析,網羅的RNAシークエンス解析等を行い,神経変性疾患の新たな病態解明を行います。ゲノムDNAを用いた一部の網羅的解析は,個人を識別することができないように匿名加工した状態でサンプルをマクロジェン株式会社に送付し,遺伝子解析が行われます。研究データは,医学に広く役立てるために,特定の個人を識別することができないように匿名加工した状態で,共同研究者間で共同利用される場合や公的なデータベースに提供されることがあります。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    神経病理学的所見,臨床情報(年齢,性別,症状など)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所 池内健,柿田明美,宮下哲典
    国立精神・神経医療研究センター 齋藤祐子
    愛知医科大学 吉田眞理
    松江医療センター 中島健二
    北海道大学 矢部一郎
    東名古屋病院 饗場郁子
    大阪大学 中谷明弘,菊地正隆
    東京都健康長寿医療センター 村山繁雄
    福祉村病院 赤津裕康
    岡山大学・慈圭病院 横田修,寺田整司
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    本院 医療情報部 部長 赤澤宏平
    新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター 池内健
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター 池内健
    電話 025-227-2344,FAX 025-227-0793
    E-mail:ikeuchi@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:筋萎縮性側索硬化症における疾患関連遺伝子の解析
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1980年4月1日以降に、新潟大学脳研究所病理学分野で病理診断された筋萎縮性側索硬化症の患者さんから50名程度です。
  • 概要
    病理解剖により病理学的にALSが確認された患者さんを対象として、病態に関連する可能性のある遺伝子の有無を検索します。
  • 申請番号:G2018-0033
  • 研究の目的・意義
    筋萎縮性側索硬化症(ALS)は運動ニューロンが選択的に変性し、約1/3の患者さんでは前頭側頭葉型認知症も伴う神経変性疾患です。通常、成年期発症で、そのほとんどは弧発性です。しかし、一方で、約5%に家族性の発症もみられ、多くの原因もしくは関連遺伝子があることが知られています。本研究においては、病理学的にALSと診断された患者さんを対象として、遺伝子異常の有無を検討します。本研究により、対象遺伝子と、臨床病理学的表現型の関連や、新たな疾患関連遺伝子が見いだされる可能性があり、個々に応じた治療やケアの開発に繋がる可能性があります。
  • 研究期間:2019年2月27日〜2024年2月26日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    ALSの病態の多様性を明らかにし、個々に応じた治療やケアの開発に繋げることを目的とします。
  • 利用または提供する情報の項目
    病理解剖にて採取した凍結組織(主に脳)、臨床情報(年齢、性別、臨床診断名、罹病期間、中枢病理所見)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    電話:025-227-0633 FAX:025-227-0817
    e-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:血管病における疾患責任遺伝子の同定
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    本学および関連病院において、試料提供者の親族から同意を得て当教室員が行った病理解剖例です。このうち、臨床病理学的に血管病と診断され、遺伝性が疑われるものの、現時点で責任遺伝子変異が不明であるものを検索対象とします。
  • 概要
    血管病は全身の、あるいは特定の臓器の血管を障害する疾患の総称です、臨床病理学的には障害される径の大きさによって大血管病と小血管病に分類されます。臓器ごとに臨床症状は異なり、一般内臓器では網膜症、腎症、虚血性腸炎を呈し、中枢神経系では脳梗塞、脳出血、血管性認知症を来し患者のQOL、生命予後を大きく損ないます。このため、社会的にもその予防と対策は急務です。
    臨床情報や病理学的所見からは鑑別診断が限られ、診断や病態解明のために遺伝子検査は必須です。本研究では剖検された症例の中で、血管病を有する方を対象として、遺伝子異常の有無を検討し、責任遺伝子を発見することを目的とします。
  • 申請番号:G2018-0010
  • 研究の目的・意義
    血管性認知症、脳梗塞、脳出血などの原因となる血管病の原因遺伝子を明らかにすることで、その病態解明と国民の健康に寄与します。
  • 研究期間:2018年7月18日から2023年7月17日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    血管病の診断のため、解剖時に保存された凍結新鮮脳組織を用いて遺伝子解析を行います。責任遺伝子が同定されることで、正確な診断に役立つほか、その分子病態学的機序の解明にも貢献し、最終的に予防や治療に寄与します。研究データは非常に貴重であり公共の福祉向上のため、特定の個人を識別することができないように匿名化し加工した状態で、共同研究者間で共同利用される場合があります。研究データの共同利用については、改正個人情報保護法で定められたルールに則りデータを扱います。
  • 利用または提供する情報の項目
    臨床情報(年齢、性別、臨床症状、臨床経過、治療歴、治療効果、予後、病理組織所見)および凍結新鮮脳組織と遺伝子変異検査結果
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所病理学分野 研究責任者:教授 柿田明美
    独立行政法人国立病院機構新潟病院 研究責任者:神経内科 池田哲彦
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    本院 医療情報部 部長 赤澤宏平
    新潟大学脳研究所病理学分野 教授 柿田明美
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野
    教授 柿田明美
    TEL:025-227-0673
    E-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:認知症のバイオマーカー研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1980年4月1日以降2017年12月31日までに、新潟大学脳研究所病理学分野で病理診断されたアルツハイマー病の患者さんから10名程度、および中枢神経疾患を持たない患者さんから5名程度です。
  • 概要
    多施設共同研究により、脳脊髄液、血液、凍結脳、凍結腎組織を用いて、アルツハイマー病や特発性正常圧水頭症において、特異的に生じる、タンパク質の糖鎖修飾やリン酸化を同定することにより、そうした疾患のバイオマーカーとなりうるタンパク質を探します。そして、候補となったタンパク質について、その変化を正常者や他疾患と比較することにより、疾患の早期から特異的に変化が認められるタンパク質を同定し、認知症の早期診断、鑑別診断に用いることのできるバイオマーカーとして確立することを目的に本研究を計画致しました。
  • 申請番号:2017-0385
  • 研究の目的・意義
    超高齢化社会を迎えつつある我が国では認知症(アルツハイマー病、特発性正常圧水頭症、パーキンソン病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、プリオン病、筋萎縮性側索硬化症、脳血管性認知症、軽度認知障害など)の患者数は450万人を超えています。そのため認知症の治療は医学的のみならず社会的・経済的にも急務です。現在世界中でさまざまな認知症の根本治療薬の開発が行われていますが、認可されたものはまだありません。その理由の一つとして、認知症患者が医療機関を訪れるかなり前から脳の病理学的変化が始まっており、治療薬を投与する頃には既に手遅れであるということが最近わかってきています。例えばアルツハイマー病は発症の20年以上も前から原因物質であるアミロイド42(A42)の蓄積が脳内で始まっており、認知機能障害が現れ来院する頃には不可逆的な神経細胞死が進行しているとされています。このことから認知症の治療薬の開発には、認知機能障害が現れる前に発症を予測できる早期診断マーカーが必要です。また上記の多くの認知症は症状がよく似ているため、個々の認知症の根本治療薬の開発には正確に鑑別診断を行うための鑑別診断マーカーが不可欠です。そこで本研究では、認知症、特にアルツハイマー病や特発性正常圧水頭症の早期診断マーカーおよび認知症鑑別マーカーを同定し、そうした認知症の早期発見及び適切な早期治療に役立てます。
  • 研究期間:2018年4月23日〜2022年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)ゲノム創薬学に試料及び付随する臨床情報(年齢、性別、臨床診断名、罹病機関、中枢病理所見)を提供し、認知症のバイオマーカーの確立のために役立てます。
  • 利用または提供する情報の項目
    病理解剖にて採取した凍結脳、腎試料、臨床情報(年齢、性別、臨床診断名、罹病期間、中枢病理所見)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所病理学分野および長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)ゲノム創薬学
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    長崎大学院医歯学総合研究科(薬学系)ゲノム創薬学 城谷圭朗
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    電話:025-227-0633 FAX:025-227-0817
    E-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:帯状疱疹後神経痛・帯状疱疹罹患と水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)感染関連遺伝子・VZV潜伏感染の関連解析
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1980年4月1日以降現在までに、新潟大学脳研究所病理学分野で病理診断された、もしくは今後2020年12月6日までに病理診断される、帯状疱疹の患者さんおよび中枢神経疾患を持たない患者さんです。
  • 概要
    これまでの研究で見出した、帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛と関連が強い遺伝子多型について、ヒトの、水痘帯状疱疹ウイルスが潜伏していると考えられている後根神経節及び三叉神経節における、当該遺伝子の発現、及び、水痘帯状疱疹ウイルスの潜伏量を調べ、その相関関係の有無を解析します。
    これによって、帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛になりやすい人を遺伝子多型から判定し、効果的な予防に役立てる方法を確立するための研究です。
  • 申請番号:2017-0384
  • 研究の目的・意義
    私たちは、帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛と関連が強い遺伝子多型を見出しました。本研究は、水痘帯状疱疹ウイルス等の感染に関与すると予想される遺伝子多型とヒト三叉神経節および脊髄後根神経節での当該遺伝子発現および水痘帯状疱疹ウイルス等伏感染量の関連を検討し、この遺伝子と帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛発症との関連を明らかにするために行います。
    本解析により、当該遺伝子多型と当該遺伝子発現の相関係、および当該遺伝子多型と水痘帯状疱疹ウイルス等ゲノム量(潜伏感染量)の相関係が見いだされれば、遺伝子多型と帯状疱疹罹患および帯状疱疹後神経痛が関連することを合わせ、ヒト個体おいて当該遺伝子多型が帯状疱疹罹患および帯状疱疹後神経痛と関連することを証明できます。この結果から、帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛になりやすい人を遺伝子多型から判定し、効果的な予防に役立てることができる可能性があります。また、顔面神経麻痺への応用も期待できます。
  • 研究期間:倫理委員会承認日〜平成32年12月6日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    東京都医学総合研究所依存性薬物プロジェクトに凍結神経節試料、及び付随する臨床情報を提供し、帯状疱疹ウイルスに罹患しやすい人を遺伝子多型から見出し、予防に役立てる方法の確立のために役立てます。
  • 利用または提供する情報の項目
    病理解剖にて採取した凍結神経節試料、臨床情報(年齢、性別、臨床診断名、罹病期間)
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所病理学分野および東京都医学総合研究所依存性 薬物プロジェクト内
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所病理学分野 柿田明美
    電話:025-227-0633 FAX:025-227-0817
    E-mail:kakita@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:認知症のオミックス情報解析
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    以下に示す4つの研究課題に過去参加された、あるいは現在参加している方々から取得されたDNA配列データや遺伝子発現量データを取り扱います。本研究課題では新たな検体をリクルートして解析することはせず、取得済みのデジタルデータのみを再利用します。
    1)ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会承認番号:590
      研究課題名:認知症に関連する遺伝子の分子遺伝学的研究
      研究責任者:桑野良三
      研究期間:平成23年11月30日〜平成28年3月31日
    2)ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会承認番号:G2015-0602
      研究課題名:アルツハイマー病の生体マーカー探索のためのmicroRNA・網羅的解析
      研究責任者:池内健
      研究期間:平成25年5月22日〜平成30年5月21日
    3)ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会承認番号:G2015-0734
      研究課題名:認知症の根本的な原因の解明を目指したコホート研究と網羅的ゲノム配列解析研究
      研究責任者:池内健
      研究期間:平成27年7月29日〜令和2年7月28日
    4)ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会承認番号:G2015-0850
      研究課題名:認知症臨床ゲノム情報データベース構築に関する開発研究:既存サンプルを用いた網羅的ゲノム配列研究
      研究責任者:池内健
      研究期間:平成29年2月22日〜令和2年11月30日
  • 概要
    申請者所属の研究室(新潟大学・脳研究所・遺伝子機能解析学分野)でこれまでに収集されたヒトの膨大なDNA配列データや遺伝子発現量データを利活用し、新たな認知症関連遺伝子を探索します。具体的にはAで示した4つの研究課題で取得されたデジタルデータを統合して再解析し、認知症関連遺伝子の発見を目指します。
  • 申請番号:G2017-0012
  • 研究の目的・意義
    目的:認知症の発症や進行に関与する遺伝子群をオミックス情報解析により網羅的に同定します。
    意義:病因と関連する遺伝子群を同定することで、疾患の発症や進展に関わる分子メカニズの理解が深まります。また、新たな診断法の開発や創薬におけるシード化合物候補の効率的な選抜に貢献することができます。
  • 研究期間:遺伝子倫理審査委員会承認日から5年間
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するオミックスデータは、個人が特定されないように匿名化した上で使用します。本課題に従事する研究機関(新潟大学、大阪大学、国立長寿医療研究センター)以外にデータを提供することはありません。研究の成果は学会や専門誌で発表される場合があるが、名前など個人が特定できるような情報は一切公表しません。
  • 利用または提供する情報の項目
    「対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者」で述べたように、4つの研究課題で取得されたオミックス情報(コモン・レアバリアントの遺伝型データ、コピー数多型データ、遺伝子・microRNA発現量データ)を利活用し、統合解析を行います。また、共同研究機関とも共有し、解析を展開します。
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野(代表:宮下哲典、職:准教授|分担:池内健、職:教授|分担:原範和、職:特任助教)、大阪大学ゲノム情報学共同研究講座(代表:中谷明弘、職:特任教授|分担:菊地正隆、職:特任講師)、国立長寿医療研究センター臨床ゲノム推進部(代表:尾崎浩一、職:部長)
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    本院・医療情報部・部長・赤澤宏平

    氏名(ふりがな):宮下哲典(みやした あきのり)
    所属:新潟大学・脳研究所・遺伝子機能解析学分野
    役職:准教授

    氏名(ふりがな):中谷明弘(なかや あきひろ)
    所属:大阪大学ゲノム情報学共同研究講座
    役職:特任教授

    氏名(ふりがな):尾崎浩一(おざき こういち)
    所属:国立長寿医療研究センター臨床ゲノム推進部
    役職:部長
  • お問い合わせ先
    e-mail:miyashi@bri.niigata-u.ac.jp
    電話:025-227-2344
    FAX:025-227-0793
    住所:〒951-8585 新潟市中央区旭町1-757
    新潟大学・脳研究所・遺伝子機能解析学分野
研究課題名:認知症診断マーカーとしての血液・脳脊髄液中の分泌タンパク解析
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    申請番号856:「認知症における髄液バイオマーカー測定の有用性」(研究責任者:池内 健)
    申請番号619:「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト・全国臨床研究」(研究責任者:西澤正豊)
    に参画された方が対象となります。
  • 概要
    認知症の診断は,臨床検査に加え頭部画像検査等が活用されている。認知症疾患の各病型では,少なからずオーバーラップがあることから,アルツハイマー型認知症とその他の変性性認知症の鑑別診断は容易ではない。そのため,アルツハイマー型認知症の早期診断や鑑別診断に有用なバイオマーカーの開発が求められています。最近,アルツハイマー病の発症機序に分泌タンパクであるIELIが関与していることを,私たちは明らかにしています。そこで,血液中や脳脊髄液中に存在するILEIを測定することにより,認知症のバイオマーカーの開発を目指しています。
  • 申請番号:2015-2427
  • 研究の目的・意義
    認知症の非侵襲的診断マーカーの開発を目的としています。非侵襲マーカーが開発できれば,認知症の早期診断や正確な診断に役立てることが可能です。
  • 研究期間:2016年2月15日〜2021年2月14日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。データ共同研究先である滋賀医科大学分子神経科学研究センターとのみ共有し,他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    臨床情報,認知機能検査,MRI検査結果,検査所見
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター 池内健
    滋賀医科大学分子神経科学研究センター 西村正樹
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    脳研究所 生命科学リソース研究センター 池内健
  • お問い合わせ先
    脳研究所 生命科学リソース研究センター 池内健
    電話 025-227-2344,FAX 025-227-0793
    E-mail:ikeuchi@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:認知症臨床ゲノム情報データベース構築に関する開発研究:既存サンプルを用いた網羅的ゲノム配列研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト(J-ADNI全国臨床研究)」(研究責任者 西澤正豊/池内 健)(承認番号592)に参加された方で,ゲノムDNAをご提供いただき,遺伝子解析についての2次利用にご同意をいただいた方
  • 概要
    アルツハイマー病の総合診断体系の構築を目的として,「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト(J-ADNI全国臨床 研究)」が実施され,貴重な臨床・画像情報等が取得されました。またゲノムDNAの提供をいただき,認知症の病態解析や鑑別診断開発のための貴重なリソースが構築されました。本研究では,日本人認知症の遺伝的要因を明らかにすることを目的として網羅的遺伝子解析(全ゲノム/エクソーム解析)を実施します。
  • 申請番号:G2015-0850
  • 研究の目的・意義
    アルツハイマー型認知症,軽度認知障害,健常高齢者由来のゲノムDNAを活用して,網羅的な遺伝子配列解析を行うことにより,日本人認知症の新たな遺伝的要因を明らかにすることを目的とします。この解析により,認知症の易罹患性を予測したり,新たな治療標的となる分子を同定することが期待できます。
  • 研究期間:2017年2月22日〜2020年11月30日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    上記の研究プロジェクトでご提供いただいたゲノムDNAを用いて全ゲノム解析,全エクソーム解析等を行い,認知症の新たな病態解明を行います。ゲノムDNAを用いた一部の網羅的解析は,個人を識別することができないように匿名加工した状態でサンプルをマクロジェン株式会社に送付し,遺伝子解析が行われます。研究データは,医学に広く役立てるために,特定の個人を識別することができないように匿名加工した状態で,共同研究者間で共同利用される場合や公的なデータベースに提供されることがあります。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    臨床情報(年齢,性別,症状など)
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 池内健,宮下哲典
    大阪市立大学 森啓
    国立長寿医療研究センター 新飯田俊平
    大阪大学 中谷明弘,菊地正隆
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    本院 医療情報部 部長 赤澤宏平
    新潟大学 脳研究所 池内健
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター 池内健
    電話:025-227-2344,FAX:025-227-0793
    E-mail:ikeuchi@bri.niigata-u.ac.jp