脳神経外科 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:ポドプラニン及び血小板活性受容体CLEC-2と頭蓋内血栓塞栓性疾患及び脳神経外科疾患の周術期合併症との関連について
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:頭蓋内血栓塞栓性疾患や脳腫瘍を含む頭蓋内疾患で当施設にて手術を含む加療を受けた方,また新潟大学脳研究所脳神経外科関連施設(長岡中央綜合病院,三之町病院)で頚動脈狭窄症に対して外科手術を受けられた方.
    対象期間:1997年以降
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者:棗田学
  • 概要
    頭蓋内血栓塞栓性疾患や脳神経外科手術における周術期合併症には,血小板の活性化が関わっています.近年,動脈硬化が強い部分や悪性神経膠腫でポドプラニン陽性細胞の発現増加が注目されています.また,血小板活性受容体クレック2は,ポドプラニンと結合することで活性化し,可溶型クレック2となって血中に遊離することが報告されています.これらは血栓塞栓性疾患の進行予測や予後予測,また周術期合併症の予測因子となる可能性があります.本研究は,当科で手術を含め加療を受けた患者さんの血液検査後の余剰検体や病理標本を使用して新しいバイオマーカーの確立を目指します.
  • 申請番号:2020-0025
  • 研究の目的・意義
    血小板活性に関わるポドプラニンやクレック2の値を評価することで,頭蓋内血栓塞栓性疾患の進行予測や予後予測,及び脳神経外科疾患の周術期合併症予測因子の確立を目指します.
  • 研究期間:倫理委員会承認日から2024年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    新潟大学脳研究所に保存されている病理標本や血液検査後の余剰検体を用いて目的タンパク質の発現解析や血中濃度の測定を行います.電子カルテに保存されている病歴や検査・画像データを利用する場合もあります.研究の成果は,学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが,個人情報が公表されることはありません.
  • 利用または提供する情報の項目
    脳研究所に保存された血液検査後の余剰検体や病理標本,およびカルテから抽出できる病歴(年齢,性別,治療内容),血液一般検査,画像検査(CT,M R I,脳血管撮影など)や組織診断結果.
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所脳神経外科学分野
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳神経外科 助教 棗田学(なつめだまなぶ)
  • お問い合わせ先
    新潟大学脳研究所 脳神経外科
    棗田 学(なつめだ まなぶ),安藤 和弘
    脳神経外科医局 0653
    Tel:025-227-0653
    E-mail:shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:遠位橈骨動脈穿刺による脳血管撮影の安全性・有効性の後方視的検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2018年12月から2019年8月の間、当科で遠位橈骨動脈穿刺による脳血管撮影を行った患者さん
  • 概要
    脳血管撮影は脳血管構築を評価する上で極めて重要な検査ですが、侵襲性を伴います。遠位橈骨動脈穿刺による血管撮影は循環器内科領域で広く実施され、その安全性が報告されており、他の穿刺部と比べて合併症率の低減が期待できます。しかし、脳血管撮影領域では未だ報告が少なく、その安全性、有効性は未解明です。本研究は、上記の期間中に当科で実施された遠位橈骨動脈穿刺による脳血管撮影について、その安全性、有効性を後方視的に検証します。安全性、有効性を示すことができ、遠位橈骨動脈穿刺が脳血管撮影の標準的な穿刺法の1つとなれば、脳血管撮影の際に患者さんにかかる負担を低減できるものと考えられます。
  • 申請番号:2019-0331
  • 研究の目的・意義
    遠位橈骨動脈穿刺による脳血管撮影の安全性、有効性を検証する。安全性、有効性を示すことができ、遠位橈骨動脈穿刺が脳血管撮影の標準的な穿刺法の1つとなれば、脳血管撮影の際に患者さんにかかる負担を低減できるものと考えられます。
  • 研究期間:倫理委員会承認日から2024年3月まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテを主としたデータベースより年齢、性別、疾患名、内服状況、身体所見、検査内容、検査後診察所見、合併症、画像所見の情報を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢、性別、疾患名、内服状況、身体所見、検査内容、検査後診察所見、合併症、画像所見
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳神経外科 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳神経外科 齋藤祥二、長谷川仁
    Tel:025-227-0653
    E-mail:sho-2.s@bri.niigata-u.ac.jp(齋藤祥二)
研究課題名:脳神経外科手術における3次元融合画像を用いた手術支援に関する研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象は当院で、2010年以降に脳・脊髄疾患で受診または入院治療を受けた患者さん。
    研究責任者、藤井幸彦。
  • 概要
    3次元融合画像は、複雑な脳の解剖構造を理解する助けとなり、詳細な手術検討を行うことが可能なため、手術の安全性や確実性の向上につながります。本研究では、様々な脳・脊髄疾患の患者さんのデータから3次元融合画像を作成して病変の立体構造を詳細に把握します。その後、手術アプローチの検討、手術教育に活用致します。さらに、作成した3次元融合画像を、3Dプリンターを用いて石膏モデルとして出力し、実際の手術顕微鏡を用いて手術を想定したシミュレーションを行います。さらに、術中リアルタイムナビゲーションを実現させる前段階として、作成した石膏モデルを用いてナビゲーションとの連動化を図り、実際の手術への応用の可能性について検証を行います。上記の3次元融合画像や、石膏モデル、術中リアルタイムナビゲーションが、実際の手術で有用であったかどうか、術者、助手、見学者(学生や研修医)にアンケート調査を実施します。
  • 申請番号:2019-0242
  • 研究の目的・意義
    この3次元融合画像を用いた手術支援に関する研究で、脳神経外科疾患に対する手術技術向上・解剖学教育・手術支援などを実践する画像システムを構築することを目的としています。
  • 研究期間:倫理委員会申請日から2024年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    治療および診断目的に撮影された頭部CT検査や、頭部MRI検査、脳血管撮影などの画像データを利用させていただきます。電子カルテに保存されている病歴を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(年齢、性別、治療内容)、画像データ(CT、MRI、脳血管撮影など)
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
    教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳神経外科 025-227-0653
研究課題名:もやもや病における脳梗塞、脳出血合併の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:2000年1月から2019年5月にかけて当科に於いて無症候性も含めてもやもや病と診断された患者
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者 藤井幸彦
  • 概要
    もやもや病において虚血性イベント、出血性イベントは生命予後および機能予後を悪化させる大きな因子である。また、虚血型などの初回発作から経過中に出血転化を来たす症例も稀ながら存在するが、その臨床像は明らかにされていない。
  • 申請番号:2019-0187
  • 研究の目的・意義
    虚血発症、出血性発症のもやもや病症例、また、非出血型から出血型へ転じた症例に関して臨床経過ならびに画像所見から特徴について検討すること。
  • 研究期間:倫理委員会にて承認された日にちから2024年3月末まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴及び画像を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢、性別、既往歴、初回発作型(虚血発作(脳梗塞、一過性脳虚血発作)頭痛、しびれ、てんかん等)、画像的特徴(鈴木分類による病期、choroidal anastomosisの有無、動脈瘤の併発等)。
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
    教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局
    025-227-0653
    shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:嚢胞形成プロラクチン産生下垂体腺腫の治療成績
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:2014年4月から2016年3月までにプロラクチン産生下垂体腺腫の診断で当科外来通院した症例のうち,液体貯留を示す嚢胞形成を伴う症例。
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者 藤井幸彦
  • 概要
    ホルモン産生下垂体腺腫のうちプロラクチン産生下垂体腺腫は,ドパミンアゴニストであるカベルゴリンの導入により症状改善のみならず,摘出せずに腫瘍が縮小・消失するようになりました。しかし腫瘍内部に液体貯留を示す嚢胞形成プロラクチン産生下垂体腺腫のうち視野異常を伴う場合,カベルゴリン投与かそれとも早期の視野の回復を期待して外科的摘出か迷う症例に遭遇します.そこで本研究では、当院における嚢胞形成下垂体腺腫を含むプロラクチン産生下垂体腺腫の治療成績を後方視的に総括し,今後の嚢胞形成プロラクチン産生下垂体腺腫症例の方針を考察します.
  • 申請番号:2019-0186
  • 研究の目的・意義
    当院における液体貯留を示す嚢胞形成プロラクチン産生下垂体腺腫の治療成績を総括し,視野異常と伴う嚢胞形成プロラクチン産生下垂体腺腫の治療方針(手術または薬物療法)を検討します.
  • 研究期間:倫理委員会にて承認された日にちから2024年3月末まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴及び画像を利用します.使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い,研究に使用します.研究の成果は,学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが,名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません.
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢,性別,腺腫の大きさ(microadenomaまたはmacroadenoma),嚢胞の再長径,症状(視力視野障害,無月経,乳汁分泌,頭痛),下垂体卒中の有無,治療法(内視鏡的経鼻経蝶形骨洞手術またはカベルゴリン投与),治療後の嚢胞の縮小・退縮の有無,治療後プロラクチン値正常化の有無
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
    教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局
    025-227-0653
    shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:悪性神経膠腫に対する標準治療後再発時におけるベバシズマブ療法の有効性、予後、脳血管障害を含む合併症の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:2006年1月から2019年7月までに脳腫瘍に対して当科で手術して病理学的に悪性神経膠腫と診断され、標準治療を受けた患者
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者 藤井幸彦
  • 概要
    悪性神経膠腫に対する標準治療は、できる限り多く摘出した後に放射線治療60Gy/30回及びテモゾロミド内服後、テモゾロミド内服維持療法である。2013年以降、再発した場合はアバスチン®(ベバシズマブ)が使用されるようになった。治療の進歩とともに長く生存する症例を認めるようになったが、ベバシズマブの長期使用により放射線誘発脳梗塞を含む、全身血管の合併症が増える事が懸念される。
  • 申請番号:2019-0185
  • 研究の目的・意義
    本研究では再発時ベバシズマブ療法を含めた治療の予後における影響やベバシズマブが良く効いた症例の特徴、さらには合併症(特に放射線誘発脳梗塞)について後ろ向きに検討する。
  • 研究期間:倫理委員会にて承認された日にちから2024年3月末まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴及び画像を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(年齢、性別、既往歴、神経膠腫の場所、大きさ、てんかんの有無、再発までの期間、生命予後、治療経過中の自立度、合併症の程度、放射線治療の線量、範囲、治療開始から合併症の出現までの期間、ベバシズマブ投与の有無及び期間、合併症に対する治療法の有無と治療法等)及び画像(ベバシズマブ投与後の頭部MRIにおける造影病変・むくみの変化、MRIにおける脳梗塞の範囲、MRAにおける脳動脈狭窄・閉塞の有無)
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
    教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局
    025-227-0653
    shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:脳神経外科における外視鏡手術の有効性,適応の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:2018年4月より2019年7月までに当科で顕微鏡または3D外視鏡(VITOM 3D)を用いた患者
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者 藤井幸彦
  • 概要
    顕微鏡は,脳神経外科手術にとって必要不可欠な光学機器であり,顕微鏡下手術は確立された手技である.一方で神経内視鏡の発展を経て近年,外鏡鏡の進歩により脳神経外科手術へ適用拡大され,その有用性が報告されてきている.
  • 申請番号:2019-0184
  • 研究の目的・意義
    本研究では当科での3D外視鏡使用状況から,その有用性と課題を明らかにすることを目的に該当期間の顕微鏡手術と比較検討する.
  • 研究期間:倫理委員会にて承認された日にちから2024年3月末まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴及び画像を利用します.使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い,研究に使用します.研究の成果は,学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが,名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません.
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢,性別,疾患の種類,脳腫瘍症例の種類,大きさ,局在(テント上またはテント下),手術時間,周術期合併症など.また,研究期間を前期,後期に別けて比較する事で,外視鏡の適応率の拡大,ラーニングカーブによる手術時間の短縮を検討する.
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
    教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局
    025-227-0653
    shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:Onyx塞栓術を用いた脳動静脈奇形治療成績の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:2010年2月から2019年4月までに脳動静脈奇形に対して当科でOnyx塞栓術を受けた患者
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者 藤井幸彦
  • 概要
    脳動静脈奇形に対して摘出術、定位放射線治療が行われるが、ナイダス内に流れる圧の高い血液のため、手術の難易度は高く、周術期の合併症は多い。そこで、Onyx塞栓物質を用いて術前にナイダスを塞栓する事で、手術を安全に行うことができ、或いは定位放射線治療が可能なナイダスの体積まで減じる事ができるようになった。しかし、比較的新しい手技であるため、長期治療成績や合併症、最適の治療の組み合わせやタイミングは解っていない。
  • 申請番号:2019-0183
  • 研究の目的・意義
    Onyx塞栓術を行った脳動静脈奇形症例の治療成績、合併症、最適な治療の併用やタイミングを明らかにすること。
  • 研究期間:倫理委員会にて承認された日にちから2024年3月末まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴及び画像を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(年齢、性別、脳内出血、てんかんの有無、Spetzler- Martin分類)、塞栓術セッション数、周術期合併症の有無、入院時及び退院時の予後 (mRS))及び画像(脳動静脈奇形の場所(前方循環または後方循環)、ナイダスの体積、ナイダス塞栓率など)
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科
    教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局
    025-227-0653
    shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:脳脊髄腫瘍のバイオマーカーの探索と標的治療開発に向けた遺伝子解析及び
ヒト由来脳脊髄腫瘍幹細胞株を用いた前臨床研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    当院で2018年以降に脳脊髄腫瘍に対して摘出術を受けた患者さん。
  • 概要
    脳脊髄腫瘍の発生や悪性化に関わる遺伝子異常の多くは未だ解明に至っていない。そこで本研究では良性、悪性脳脊髄腫瘍に関わる全ての遺伝子異常を対象とし、脳脊髄腫瘍全般で特異的に変化が見られる遺伝子群 (複数)を同定する。またヒト脳脊髄腫瘍細胞株の樹立や得られた細胞株に対する遺伝子解析や前臨床研究を通じて脳脊髄腫瘍の発生、悪性化に関連する遺伝子異常と病理組織型、臨床、症状、治療の感受性、予後等との関連について明らかにする。
  • 申請番号:2018-0353
  • 研究の目的・意義
    各種脳脊髄腫瘍モデルを作成し、また、脳脊髄腫瘍の原因遺伝子を網羅的に解析することで新しい治療法を探索し、確立すること。
  • 研究期間:倫理委員会申請日から2022年11月30日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    摘出検体または血液の余剰検体の網羅的遺伝子解析を行います。電子カルテに保存されている病歴を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(年齢、性別、死亡情報、治療内容)
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳神経外科及び横浜市立大学 脳神経外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳神経外科 教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳神経外科 025-227-0653
研究課題名:脳血管内治療に関する診断参考レベル構築のための医療被ばく実態調査(Re-JDRL study)
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    脳神経外科で頭頚部領域の診断血管撮影、血管内治療を施行した患者。
  • 概要
    我が国で実施される脳血管内治療に関して、血管撮影装置表示値を指標とした医療被ばくの実態に関する全国調査を実施し、疾患別/治療手技別の医療被ばく線量分布情報を把握することで、脳血管内治療に関する診断参考レベル策定のためのデータ基盤を構築し、もって患者被ばく防護の最適化を図ることを目的とする。
  • 申請番号:2018-0240
  • 研究の目的・意義
    脳血管内治療に関する診断参考レベル策定のためのデータ基盤を構築し、もって患者被ばく防護の最適化を図ることを目的とする。
  • 研究期間:2018年10月15日〜2028年09月19日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテ内の病歴を利用します。使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。筑波大学を中心とした共同研究として行いますので、試料や情報は研究参加機関で郵送で共有します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    患者の診療情報の一部(性別、 年齢、身長、体重、診断名および治療の手技内容)および実施手技別の血管撮影装置線量表示値、血管撮影装置線量表示値と評価項目:血管造影装置の情報(総透視時間、DSA 撮影回数、総撮影フレーム数、など).
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科 菊池文平 助教
    筑波大学 脳神経外科 早川幹人 講師
    以下、順次追加.(筑波大学での承認後6ヶ月程度を目処にリストを提出する)
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科 藤井幸彦 教授
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳研究所 脳神経外科 医局
    菊池文平
    Tel: 025-227-0653 E-mail:bumpei@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:脳腫瘍における体液(血液、尿、髄液)を利用したリキッドバイオプシー
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:脳腫瘍のために新潟大学病院脳神経外科で手術を受けられた方
    対象期間:2001年4月以降
    研究責任者:棗田学
  • 概要
    近年、脳腫瘍は網羅的な遺伝子解析が進み、診断、予後、治療効果に関わる原因遺伝子が判明してきました。しかし実際に腫瘍を摘出するまで、それらを解析できません。そこで比較的侵襲性が低く術前に採取可能な血液、尿、髄液などの体液によるliquid biopsy(体液診断)が注目されています。体液には、腫瘍細胞のみならず腫瘍由来の遺伝子や蛋白が含まれますが、微量なため、脳腫瘍では定まった検出法や解析法が確立されておりません。本研究は、脳腫瘍患者さんの通常検査である血液検査、尿検査、髄液検査後の余剰検体を使用して、低侵襲脳腫瘍診断法の確立を目的とします。
  • 申請番号:G2018-0008
  • 研究の目的・意義
    脳腫瘍の診断には外科的摘出が必須であるが、必ずしも摘出だけが脳腫瘍の治療法ではなく、放射線化学治療が著効するため、診断的切除に留める場合がでてくるようになりました。こうした腫瘍について外科的手術を行わずに、通常検査に利用する体液(血液、尿、髄液)から脳腫瘍の診断、予後予測などのバイオマーカーの測定法の確立を目指します。
  • 研究期間:倫理委員会承認日から2021年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    2001年4月以降新潟大学病院で脳腫瘍を摘出された方で、新潟大学脳研究所において病理検査後や体液の一般検査後の試料が保存されている場合、余剰試料を用いて腫瘍遺伝子変異および発現タンパク質を病歴とともに解析します。
  • 利用または提供する情報の項目
    脳研究所保存された病理検査後余剰試料の遺伝子情報、およびカルテから抽出できる病歴、一般検査、画像検査や組織診断結果。
  • 利用の範囲
    新潟大学脳研究所 脳神経外科学分野
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    本院 医療情報部 部長 赤澤宏平
    新潟大学 脳神経外科 教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局 0653
    Tel:025-227-0653
    E-mail:mnatsumeda@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象:本学に、入院されている患者全て
    研究責任者:新潟大学医歯学総合病院脳神経外科 科長 藤井幸彦
    対象期間:承認日から2023年9月30日
  • 概要
    近年、高齢化の進展と医療費の増加に伴い、世界的に医療の質や適切な医療を受けることに対する関心は高まりつつある。この研究事業は、日本脳神経外科学会が主導する多施設共同研究で、全国で年間約30万件の患者さんの登録を予定している。この研究では、日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指し計画されている。
  • 申請番号:2017-0305
  • 研究の目的・意義
    近年、高齢化の進展と医療費の増加に伴い、世界的に医療の質や適切な医療に対する関心は高まりつつあります。そこで本研究は、一般社団法人日本脳神経外科学会(以下、本学会)会員が所属する全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すことを目的としています。基盤データベースでは、悉皆性の高い簡素な診療情報を収集し、より高層階では、臨床研究、医療機器開発、治験、市販後調査などの個別の目的に応じたデータベースを構築する予定である。本研究申請では、基盤データベースに基づく登録研究事業を対象とする。収集したデータを分析することで、日本の脳神経外科領域における以下について明らかにすることにしています。
    ● 手術を含む脳神経外科医療を行っている施設の特徴
    ● 医療水準の評価
    ● 手術・治療を受けた方の予後
    ● これから手術を受ける方の死亡・合併症の危険性の予測など
    ● 専門医の更新要件到達度
    ● 専攻医の研修目標到達度
    ● 脳神経外科専門医制度のあり方に関する基礎資料
    ● 医療機器や薬剤などの市場調査
    ● 臨床研究、治験などを計画する際の基礎資料
    この研究により、日本の脳神経外科医療の実態を可視化し、明らかとなった課題に対して実データに基づく改善策の検討や、施設、地域や全国単位での医療の水準を明らかにし、比較検討することが可能となります。
    また、分析結果から、より正確に手術や治療に伴うリスクが明らかとなり、担当医は患者さんやご家族とともに、治療に伴うリスクとベネフィットを共有した上で、治療方針を決定することができるようになります。さらには全国の脳神経外科医療の実態を俯瞰した視点で検証することで、より良い脳神経外科専門医制度のあり方を検証するための基礎資料ともなる。今後、基盤データベースを発展させ、さまざまな研究と連携して運営することで、臨床現場がさらに充実した脳神経外科医療を提供していくために役立つものとなるはずである。
  • 研究期間:承認日〜2023年9月30日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    脳神経外科学会独自のデータベースを用いてインターネットを介して、日本脳神経外科学会(以下本学会)事務局へデータを集積する
  • 利用または提供する情報の項目
    @ 施設情報
    A 患者情報(生年月日(生年のみ必須)、年齢、性別、登録の拒否申請、患者居住地の所在地情報、発症日、発症前mRankin scale)
    B 主治医情報
    C 入院情報(入院年月日、入院経路、予定入院/緊急入院、救急搬送の有無)
    D 退院情報(退院年月日、在院日数、退院先、退院時mRankin Scale、退院時Glasgow Outcome Scale(GOS)
    E 診療目的(診断検査、教育入院、内科治療、手術、化学療法、放射線治療、リハビリテーション終末期管理、その他)
    F 診断検査(CT、MRI、脳波、核医学、高次脳機能検査、脊髄造影、カテーテル血管撮影/読影、その他)
    G 内科治療(抗血小板療法、抗凝固療法、脳保護療法、抗浮腫療法、けいれん てんかん 薬物療法、頭痛 薬物療法、モニタリング下の神経集中治療、感染症治療、その他) H 化学療法
    I 放射線療法(定位放射線治療、定位放射線治療以外)
    J 手術
    1)大分類(以下、各大分類ごとに、主病名、発症形式、術式を登録)(脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷、水頭症/奇形、脊髄/脊椎/末梢神経、脳症/感染症/炎症性疾患/その他 2)主病名 3)発症形式/受傷機転(頭部外傷のみ) 4)術式
    K 手術情報(手術日、手術時年齢、術式分類、術者、指導的助手、開頭術者、助手、見学、麻酔法、手術回数)
  • 利用の範囲:日本脳神経外科学会の本研究分担施設および研究協力施設
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院脳神経外科 科長 藤井幸彦
    山形大学先進がん医学講座 教授 嘉山孝正
  • お問い合わせ先
    025−227−2655(脳神経外科外来)(平日8:30〜17:00)
    025−227−2651(脳神経外科病棟)(夜間・休日)
    E-mail: shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:フローダイバーターの有効性と安全性に関する全国悉皆調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者:2015年12月から2016年5月までに未破裂脳動脈瘤に対してフローダイバーターを使用した全患者
    過去の研究課題名:なし
    研究責任者:長谷川仁
  • 概要
    破裂すると致命的な状態になり得る未破裂脳動脈瘤の治療は、開頭クリッピングや血管内コイル塞栓術が行われてきたが、大型瘤や紡錘状瘤ではこれらの方法が困難な場合がある。特に近位内頚動脈瘤において、クリッピングまたはコイル塞栓が困難な場合には、頭蓋内外バイパスを併用した母血管閉塞やステントまたはバルーンを併用したコイル塞栓術が選択されるが、侵襲が大きく母血管を犠牲にすることや低い根治性が問題点である。このように従来法では治療困難な内頚動脈大型・巨大脳動脈瘤に対する新規医療機器として、脳動脈瘤治療用ステントであるFlow diverter(以下FD)が開発され臨床使用が開始された。FDは従来の血管内治療と異なり、動脈瘤内にコイルなどの塞栓物質を充填することなく、母血管を温存しながら瘤の破裂・増大を防ぎつつ閉塞させる画期的なものである。しかしながら、機器の取り扱いに相当の習熟を要することや、出血や血栓症など短期・中長期の成績や評価が定まっておらず、自然歴や従来法との優劣は明らかではない。したがって本研究では、FDの初期臨床使用結果を全例登録し、その有用性と安全性を検討する。
  • 申請番号:2016-0108
  • 研究の目的・意義
    従来法では治療困難な内頚動脈大型・巨大脳動脈瘤に対する新規医療機器として、脳動脈瘤治療用ステントであるFlow diverter(以下FD)が開発され臨床使用が開始された。本研究は、FDの初期臨床使用結果を全例登録し、その有用性と安全性を検討することを目的とする。
  • 研究期間:2017年4月17日(倫理委員会承認後)から2023年9月30日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴及び画像を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    問診票による調査、身体検査(血圧、神経学的所見等)、血液検査、画像検査(CT・MRIによる脳卒中の合併、動脈瘤の状態)、脳血管撮影等に基づき、動脈瘤の閉塞率・親動脈の狭窄有無・脳卒中の発生率・有害事象・機器の不具合等について評価
  • 利用の範囲
    研究代表者:嘉山孝正(山形大学医学部がんセンター)、研究責任者:大畑健治(大阪市立大学)、共同研究者:江面正幸(仙台医療センター)、飯原弘二(九州大学)、木内博之(山梨大学)、小林繁樹(千葉県救急医療センター)、峰松一夫(国立循環器病研究センター)、村山雄一(東京慈恵医科大学)、中山若樹(北海道大学)、坂井信幸(神戸市立医療センター中央市民病院)、矢坂正弘(九州医療センター)、好本裕平(群馬大学)
    さらに本研究の一部は製造販売企業による厚生労働省への市販後調査に使用される。
    関連3学会(日本脳神経外科学会、日本脳卒中学会、日本脳神経血管内治療学会)へ提供する可能性がある。
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院 脳神経外科
    講師 長谷川仁
  • お問い合わせ先
    脳神経外科医局
    025-227-0653
    shindainougeka@bri.niigata-u.ac.jp
研究課題名:頭蓋内胚細胞腫における(1)bifocal tumorの意義、(2)髄液細胞診陽性症例の治療についての後方視的研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者 1990年1月から2015年12月に新潟大学医歯学総合病院で加療を受けた胚細胞腫の患者さんで以下のいずれかを満たす方。
    ・MRIにて『松果体部と神経下垂体部の病変が存在』、『尿崩症がある』、『AFP, HCG、HCG-betaなどの腫瘍マーカー陰性』の3点を満たす症例
    ・髄液細胞診陽性例で組織診断が行われた症例
     過去の研究課題名:なし
     本学の研究責任者:新潟大学 脳研究所 脳神経外科 棗田 学
  • 概要
    頭蓋内胚細胞腫は東アジアに頻度が高く、欧米においてはかなり稀な疾患です。本年頭蓋内胚細胞腫の診断と治療に関する国際グループによる診断・治療・予後に関する34項目のコンセンサスが発表されましたが以下の2つの問題についてはコンセンサスが得られず持ち越しとなり、解明すべき重要な問題と考えられます。
    (1)尿崩症を伴うbifocal lesionが腫瘍マーカー陰性の場合、胚細胞腫と診断してよい、という仮説はどの程度正しいか
    (2)髄液細胞診陽性の胚細胞腫において、全脳脊髄照射が必要かどうか。
     この2点を解明するために、他施設共同研究を計画しました。
  • 申請番号:2015-2610
  • 研究の目的・意義
    頭蓋内胚細胞腫に対して、未解明である上記2点を明らかにし、胚細胞腫の管理法、治療法を確立する。
  • 研究期間:2016年8月22日から2024年1月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    情報:病歴、治療歴、副作用等の発生状況 等
  • 利用の範囲
    新潟大学 脳神経外科及び東北大学 神経外科学
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 脳神経外科 教授 藤井幸彦
  • お問い合わせ先
    新潟大学 脳神経外科 025-227-0653