産科婦人科学 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会 絨毛性疾患地域登録事業及び登録情報に基づく研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    西暦2018年1月より2027年12月31日までの間に、絨毛性疾患(胞状奇胎、侵入奇胎、絨毛癌、存続絨毛症、胎盤部トロホブラスト腫瘍(PSTT)および類上皮性トロホブラスト腫瘍(ETT))の診断または治療を受けた方
  • 概要
    絨毛性疾患(胞状奇胎、侵入奇胎、絨毛癌、存続絨毛症、胎盤部トロホブラスト腫瘍(PSTT)および類上皮性トロホブラスト腫瘍(ETT))症例の情報を収集し、そのデータを用いて、わが国における胞状奇胎および絨毛性腫瘍の診断の実態および登録罹患数などの年次推移を解析、公表し、産婦人科疾患患者の医療・福祉に貢献することを目的とします。胞状奇胎は診療所や癌治療を行わない施設においても診断・管理が行われる場合が多く、各地域全体の胞状奇胎症例を登録する本研究は、胞状奇胎の罹患数を推定するために意義が高いものです。
  • 申請番号:2019-0070
  • 研究の目的・意義
    絨毛癌の約半数は胞状奇胎のあとに続いて発生するものであり、胞状奇胎の症例を各地域において把握し適切に管理することは治療成績の向上に寄与します。そのため、本研究は、絨毛性疾患症例の臨床 情報を収集し、そのデータを用いて、わが国における胞状奇胎および絨毛性腫瘍の診断の実態および 登録罹患数などの年次推移を解析することを目的としています。また、登録された情報を、日本産科婦人科学会で審査・承認された研究に二次利用されることにより、国内の臨床研究や国際比較研究の発展につなげていきます。
  • 研究期間:2019年6月6日~2027年12月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    診療録より情報を抽出して登録します。日本産婦人科学会を中心とした共同研究として行います。情報は研究参加機関で郵送で共有します。これらの情報については、婦人科腫瘍登録だけでなく、別の臨床研究で二次利用することもあります。登録されたデータをもとに、絨毛性疾患地域登録成績を作成し、 日本産科婦人科学会誌や日本産科婦人科学会ホームページなどで公表されます。なお、本研究に登録されたデータを利用した二次研究は倫理審査委員会の承認を必要とし、そのうえで、 日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会および臨床研究審査小委員会にて研究内容の妥当性や安全性を協議し、二次利用の可否が決定されます。二次利用では下記の項目が提供されますが、その際個人情報につながるような情報が提供されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    (登録される項目) 各地域の絨毛性疾患(胞状奇胎、侵入奇胎、絨毛癌、存続絨毛症、胎盤部トロホブラスト腫瘍(PSTT) および上皮性トロホブラスト腫瘍(ETT))数、年齢、先行妊娠、先行妊娠後管理の有無、先行妊娠終了日、 妊娠歴、胞状奇胎の既往、診断日、診断名、病理組織診断の有無、治療開始時の hCG 値、病巣存在部 位、絨毛癌診断スコア(肺転移直径、大小不動、個数を含む)、FIGO 2000 staging and risk factor scoring
  • 利用の範囲
    新潟大学 産科婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    各年分の収集されたデータは、各地域登録センター(新潟県は新潟大学産科婦人科学教室)、名古屋大学産婦人科学教室において集計され、集計されたデータは日本産科婦人科学会において管理されます。
  • お問い合わせ先
    本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記へご連絡下さい。 また本研究の対象となる方またはその代理人(ご本人より本研究に関する委任を受けた方など)より、情報の利用や他の研究機関への提供の停止を求める旨のお申し出があった場合は、適切な措 置を行いますので、その場合は診療のために受診された施設へのご連絡をお願いいたします。
    研究代表者
    日本産科婦人科学会 婦人科腫瘍委員会 委員長 榎本隆之
    日本産科婦人科学会事務局
    TEL:03-5524-6900 FAX:03-5524-6911
    Email:nissanfu@jsog.or.jp
研究課題名:日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録施設の広汎子宮全摘出術の実態調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者について
    西暦2015年1月1日より2015年12月31日までの間に、子宮頸癌IB1期またはIIA1期と診断され、日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録参加施設に入院し、広汎子宮全摘出術を受けた方で18歳以上75歳以下を対象とする。
    研究責任者:山形大学医学部産婦人科 永瀬 智
  • 概要
    子宮頸癌の手術療法を行う際には、広汎子宮全摘出術という手術が標準の術式となります。従来、広汎子宮全摘出術は開腹手術として施行されてきましたが、低侵襲手術である腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術も先進医療として症例の蓄積が進んできていて、十分に安全性や効果が認められたために、平成30年4月より、本邦で腹腔鏡下手術が保険適用となりました。しかしながら、平成30年3月に米国で開催されたSociety of Gynecological Oncology (SGO)において、低侵襲手術(腹腔鏡下手術/ロボット支援下手術)が、従来の開腹術式に比して治療成績が不良ではないかという発表がありました。そこで、本邦でも開腹手術と低侵襲手術(腹腔鏡下/ロボット支援下手術)との安全性や予後の比較を、さらに多くの患者さんの情報を集めて行い、3者の手術の安全性や効果を評価することが必要です。その際に、比較の中心となる従来から行われていた開腹広汎子宮全摘出術の情報収集をさせていただきます。
  • 申請番号:2018-0349
  • 研究の目的・意義
    子宮頸癌IB1期~II期の標準治療は手術療法または放射線療法を中心とした治療であり、手術療法を行う際には、広汎子宮全摘出術という手術が標準の術式となります。従来、広汎子宮全摘出術は開腹手術として施行されてきましたが、低侵襲手術である腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術も先進医療として症例の蓄積が進んできていて、十分に安全性や効果が認められたために、平成30年4月より、本邦で腹腔鏡下手術が保険適用となりました。しかしながら、平成30年3月に米国で開催されたSociety of Gynecological Oncology (SGO)において、低侵襲手術(腹腔鏡下手術/ロボット支援下手術)が、従来の開腹術式に比して治療成績が不良ではないかという発表がありました。わが国で行われる手術は欧米と全く同じではないため、そのデータをそのまま当てはめることはできません。
    そこで、本邦でも開腹手術と低侵襲手術(腹腔鏡下/ロボット支援下手術)との安全性や予後の比較を、さらに多くの患者さんの情報を集めて行い、3者の手術の安全性や効果を評価する必要に迫られています。その際に、比較の中心となる従来から行われていた開腹広汎子宮全摘出術の情報収集が急務です。そこで、日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録参加施設で上記期間に広汎子宮全摘出術を施行された患者さんの情報を収集させていただきます。
  • 研究期間:2019年2月4日~2021年12月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録参加施設から2015年治療開始症例として登録された子宮頸癌IB1期、IIA1期症例のうち、手術療法を含む治療を施行した症例を対象とする。これらの症例の個票から日産婦登録番号を抽出し、当該登録参加施設へ日産婦登録番号を付したパスワード付EXCELファイルを送付する。診療録より後方視的に下記の調査項目を抽出してEXCELへ記入して、返送する。
  • 利用または提供する情報の項目
    婦人科腫瘍登録の調査項目と重複しない、以下の情報を収集する。
    ①患者背景(MRIなどによる術前の最大腫瘍径)
    ②手術(術者(婦人科腫瘍認定の有無)、手術時間、出血量、輸血の有無)
    ③手術内容(摘出リンパ節個数)
    ④術後(頸部間質浸潤の有無、切除断端残存腫瘍の有無、脈管侵襲の有無、補助療法の内容、リンパ節転移の部位再手術、再入院の有無)*術後合併症についてはJCOG術後合併症基準(Clavien-Dindo分類)に従い分類する。
    ⑤予後(再発の有無、再発部位、再発確認日)
    ⑥施設(婦人科腫瘍専門医修練登録認定の有無)
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院 産科婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学産婦人科 講師 西川伸道
    山形大学医学部産婦人科 教授 永瀬 智
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部産婦人科 西川伸道
    TEL:025-227-2320
    E-mail:nishikawa@med.niigata-u.ac.jp

    山形大学医学部産婦人科 太田 剛
    TEL:023-628-5393
    E-mail:oota-t@med.id.yamagata-u.ac.jp
研究課題名:本邦における婦人科悪性腫瘍合併妊娠の調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2012年1月から2017年12月までの6年間に、婦人科悪性腫瘍合併妊娠(子宮頸癌・卵巣癌のみ)と診断され、当院で通院・治療を受けた患者さん。
  • 概要
    近年、分娩年齢の高年齢化に伴い、約6割の妊婦は30歳以上で分娩となっています。一方で、子宮頸癌が若年齢化しており、20代・30代の子宮頸癌患者が急増し、子宮頸癌合併妊娠が問題となっています。また、卵巣癌においても若年者での増加傾向があり、妊娠に合併した卵巣癌患者の報告も増えています。近年、子宮頸癌や卵巣癌などの婦人科悪性腫瘍合併妊娠の頻度は増加しており、今後重要な問題となることが予想されることから、本邦での婦人科悪性腫瘍合併妊娠の症例を集積し、解析を行うことにより今後の治療に役立てることを目的に本研究が計画されました。
  • 申請番号:2018-0299
  • 研究の目的・意義
    本邦での婦人科悪性腫瘍合併妊娠の症例を集積し、解析を行うことにより今後の治療に役立てることを目的としています。
  • 研究期間:2018年12月17日から2024年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている母体の各調査項目と児の各調査項目を収集し利用します。収集したデータは、日本産科婦人科学会ホームページ上で誤送信のないようファイル添付の送信フォームを使用し、ファイルをアップロードします。送信フォームへはパスワード入力でのログインが必要で、データの送信はSSL 暗号化通信で行われ、添付ファイルの一時保管は外部攻撃に備えた高いセキュリティのサーバー上で行われます。情報は対応表を用いて匿名化し、事務局による患者個人の特定ができないようにします。以上により得られたデータを用い、解析を行います。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    ○母体の調査項目:
    ・診断時年齢、生年月、妊娠分娩歴
    ・診断名、臨床進行期、組織型、組織診断、診断日時、診断時妊娠週数、診断方法
    ・妊娠中の合併症、妊娠中の手術有無、妊娠中の手術日、手術時妊娠週数、妊娠週に実施 した手術術式
    ・妊娠中の化学療法・放射線療法の有無、レジメン、コース数または総線量、治療開始時 の妊娠週数、治療終了時の妊娠週数
    ・待機療法の有無
    ・分娩日、分娩週数、分娩方法、分娩時の腫瘍切除の有無
    ・分娩後手術の有無、分娩後の手術日、分娩後に実施した手術術式
    ・分娩後の追加治療、再発の有無、再発日
    ・最終治療日、最終生存確認日、最終確認時の状況
    ○児の調査項目
    ・出生週数、出生年月日、出生時体重、性別
    ・新生児合併症、NICU 入室の有無、最終確認日、最終確認時の状況
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院 産科婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院総合周産期母子医療センター(産科婦人科)講師 山口雅幸
    日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会 研究代表者 万代昌紀
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部産科婦人科学教室 山口雅幸
    Tel:025-227-2320
    E-mail:myamag@med.niigata-u.ac.jp

    日本産科婦人科学会事務局
    Tel:03-5524-6900
    E-mail:nissanfu@jsog..or.jp
研究課題名:不育症夫婦における染色体9番腕間逆位(inv(9))保因者症例の妊娠予後に関する観察研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1990年1月~2016年12月までの間に、不育症の診断にて新潟大学医歯学総合病院産婦人科不育外来を受診し、十分な説明と同意のもと夫婦染色体検査を施行した患者さんのうち、染色体9番腕間逆位(以下inv(9))を認めた患者さん。
  • 概要
    妊娠はするものの自然流産あるいは死産を繰り返す場合、不育症と診断されます。不育症の原因検索の一つとしてご夫婦の染色体検査は重要ですが、検査の結果、ご夫婦のどちらか一方にinv(9)が認められることがあります。一般にinv(9)は正常変異とされており、生殖や妊娠への影響はほとんどないと考えられておりますが、配偶子が形成される際に不均衡型染色体が生ずる可能性が指摘されており、実際にinv(9)が認められた不育症患者さんの次回妊娠帰結については、これまでほとんど解析されておりません。
    今回、私たちは染色体検査にてinv(9)が認められた不育症患者さんの次回妊娠帰結を検討し、inv(9)が生殖や妊娠に及ぼす影響、また最終的にこのような患者さんがお子さんを得られる確率などを明らかにするため、本研究を実施致します。
  • 申請番号:2018-0298
  • 研究の目的・意義
    不育症の診断にてご夫婦の染色体検査を実施し、ご夫婦のどちらか一方にinv(9)が認められた患者さんの、次回妊娠の帰結を解析し、最終的にお子さんが得られる確率を明らかにします。
  • 研究期間:2018年12月17日~2019年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    1990年1月~2016年12月までの間に、当科不育外来を受診し、十分な説明と同意のもと夫婦染色体検査を施行した患者さんのうち、inv(9)を認めた患者さんを対象に、電子カルテに保存されている病歴、血液検査結果、分娩総括を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    妊娠分娩歴、既往歴、家族歴、不育症の検査結果、分娩時の妊娠週数、出生児の体重、出生児の状態、絨毛染色体検査結果(自然流産の場合)などです。
  • 利用の範囲
    新潟大学大学院医歯学総合研究科 産婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    〒951-8510 新潟市旭町通1-757
    新潟大学大学院医歯学総合研究科
    産婦人科 教授 榎本隆之
    TEL:025-227-2320 FAX:025-227-0789
  • お問い合わせ先
    産婦人科医局 能仲太郎
    Tel:025-227-2320
    E-mail:taro1029@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:若年子宮体がん妊孕性温存治療についての調査研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    西暦2009年1月1日より2013年12月31日までの間に、子宮体がんに対し妊孕性温存を目的とした初回治療を受けた方が対象になります。
    研究責任者 久留米大学医学部産婦人科 牛嶋公生
  • 概要
    子宮体がんの標準治療は手術による子宮摘出ですが、妊娠を強く望む若い女性で子宮内膜に現局していると思われる高分化型類内膜癌、および子宮内膜異型増殖症(類内膜上皮内腫瘍)においては、子宮を切除せず黄体ホルモンによる子宮温存治療も行われる場合があります。しかしながら、本邦における若年子宮体がんの子宮(妊孕性)温存療法の実態についての詳細は不明です。
    本研究では、久留米大学産婦人科を研究事務局として、日本産科婦人科学会の婦人科腫瘍登録を行っている施設を対象に診療内容を調査し、治療の効果やその後の管理の方法、温存治療の本来の目的である、その後の妊娠についてなど多くの情報を集めます。
    研究の成果は学会発表や論文として公開されますし、参加施設および日本産科婦人科学会のホームページでも見ることができます。
  • 申請番号:2018-0257
  • 研究の目的・意義
    全国規模のかつてない多数例の情報の集積により、治療適応の拡大の可能性を探ると同時に、安易な温存治療がなされていないかどうかを検証し、治療の質の担保と安全な普及についての提言を行うことを本研究の目的としています。
  • 研究期間:2018年11月2日から2019年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    若年子宮体がん妊孕性温存治療を受けられた患者さんのカルテより臨床データを集めます。取得した研究対象者の情報を日本産科婦人科学会「若年子宮体がん妊孕性温存治療についての調査研究小委員会」へ送付し、詳しい解析を行います。
  • 利用または提供する情報の項目
    取得する情報は以下の通りです。
    1) 年齢(初回治療開始時点)
    2) 身長、体重
    3) 病歴
    4) 既往歴
    5) 治療歴
    6) 有害事象
    7) 治療後の妊娠分娩歴
    8) 病巣の消失の有無について
  • 利用の範囲
    新潟大学 産婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学産婦人科 講師 西川伸道
    久留米大学医学部産婦人科 教授 牛嶋公生
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部産婦人科 西川伸道
    TEL:025-227-2320
    E-mail:nishikawa@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    全国で2014年1月1日から2016年12月31日までの3年間に胞状奇胎除去術を施行された患者さんが対象となります。目標症例数は2,000例で、当施設を含む全国の基幹病院(約400施設)が研究に参加します。
    研究責任者 福岡大学医学部産婦人科 宮本新吾
  • 概要
    この研究は胞状奇胎除去術後の再掻爬が必要かを確認することを目的としたものであり,皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。この研究を行うことで患者さんに日常診療以外の余分な負担が生じることはありません。
    研究の方法ですが、胞状奇胎除去術を受けた患者さんのカルテより、再掻爬の有無、続発症を中心とした情報を収集します。取得した研究対象者の情報を日本産科婦人科学会「胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査小委員会」へ送付し、詳しい解析を行って胞状奇胎除去術後の再掻爬の有用性を検討いたします。
  • 申請番号:2018-0151
  • 研究の目的・意義
    この研究は胞状奇胎除去術後の再掻爬が必要かを確認することを目的とし、胞状奇胎除去術後の再掻爬の有用性を検討いたします。
  • 研究期間:2018年09月03日から2019年6月30日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    胞状奇胎除去術を受けた患者さんのカルテより、再掻爬の有無、続発症を中心とした情報を収集します。取得した研究対象者の情報を日本産科婦人科学会「胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査小委員会」へ送付し、詳しい解析を行います。
  • 利用または提供する情報の項目
    取得する情報は以下の通りです。
    1) 年齢(初回治療開始時点)
    2) 妊娠分娩歴
    3) 初回治療前血中(尿中)hCG値(mIU/ML)
    4) 初回治療年月(奇胎除去術)
    5) 初回治療時の妊娠週数
    6) 初回治療の施設(自施設 or 他施設)
    7) 初回手術手技(掻爬、吸引、両者併用、その他、不明)
    8) 病理診断(全奇胎、部分奇胎、胎児共存奇胎)
    9) 免疫染色の有無(p57kip2、TSSC3)
    10) DNA診断の有無
    11) 初回治療後一週間目の血中(尿中)hCG値(mIU/ML)
    12) 初回治療後一週間目の子宮内膜厚(㎜)
    13) 再掻爬の有無、初回治療からの日数
    14) 再掻爬の施設(自施設 or 他施設)
    15) 再掻爬の手術手技
      (掻爬、吸引、両者併用、その他、不明)
    16) 再掻爬の病理診断(奇胎絨毛・トロホブラストの有無)
    17) 続発症の有無
    18) 続発症ありの場合の診断
    19) 続発症の部位
    20)手術合併症の有無、合併症あり場合の詳細
  • 利用の範囲
    新潟大学 産婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学産婦人科 講師 西川伸道
    福岡大学医学部産婦人科 教授 宮本新吾
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部産婦人科 西川伸道
    TEL:025-227-2320
    E-mail:nishikawa@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会:本邦における子宮頸癌に対する妊孕性温存手術
(単純子宮頸部摘出術、準広汎子宮頸部摘出術、広汎子宮頸部摘出手術)の実態調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者について
    西暦2009年1月1日より2013年12月31日までの間に、子宮頸癌に対する妊孕性温存手術(単純子宮頸部摘出術、準広汎子宮頸部摘出術、広汎子宮頸部摘出手術)を行う予定で手術を受けた方
    研究責任者:東海大学医学部付属病院産婦人科 三上幹男
  • 概要
    将来妊娠・出産を希望する若年女性に早期子宮頸癌が発見された場合に広汎子宮頸部摘出術を施行している施設が増えてきている。しかし現在、広汎子宮頸部摘出術がどのような施設で行われ、何例程度施行されているのか、その適応はどのようなものなのか、各症例の癌の長期予後、妊娠した症例の周産期予後については、施設単位で学会報告されているものの、本邦における実態についてはまったく不明である。
    今回、施行施設、手術適応基準、手術術式、全摘への移行例、長期予後、妊娠に至る経過(生殖補助医療の有無)、妊娠した症例の転帰について後方視的実態調査を行い、本邦での現状を把握したうえで、今後、広汎子宮頸部摘出術をどのように質を担保したうえで普及させていくべきかを検討することを目的とする。
  • 申請番号:2018-0150
  • 研究の目的・意義
    1983年に世界初の腟式広汎子宮頸部摘出術を報告して以来、将来妊娠・出産を希望する若年女性に早期子宮頸癌が発見された場合に広汎子宮頸部摘出術を施行している施設が増えてきている。今後、広汎子宮頸部摘出術は頸癌の若年化に伴い広く普及していくものと予想され、さらに最近では妊娠中での施行例も報告されている。
    しかし現在、広汎子宮頸部摘出術がどのような施設で行われ、何例程度施行されているのか、その適応はどのようなものなのか、各症例の癌の長期予後、妊娠した症例の周産期予後については、施設単位で学会報告されているものの、本邦における実態についてはまったく不明である。2017年版子宮頸癌治療ガイドライン(日本婦人科)腫瘍学会編にも「広汎子宮頸部摘出術の施行には,病理医,生殖医療・周産期管理・新生児管理を担当する医師の協力が不可欠であり,その適応運用について慎重な議論が必要である。また,安全性や有効性に関する本邦からのデータを集積し,検証していくことも重要である」と明日に向かっての提言がなされている。今回、施行施設、手術適応基準、手術術式、全摘への移行例、長期予後、妊娠に至る経過(生殖補助医療の有無)、妊娠した症例の転帰について後方視的実態調査を行い、本邦での現状を把握したうえで、今後、広汎子宮頸部摘出術をどのように質を担保したうえで普及させていくべきかを検討することを目的とする。
  • 研究期間:2018年09月03日~2020年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されているデータから、規定のデータ入力ファイルに調査事項を記入し、日本産科婦人科学会HP上で誤送信のないようファイル添付の送信フォームを使用し、ファイルをアップロードする。送信フォームへはパスワード入力でのログインが必要で、データの送信はSSL暗号化通信で行われ、添付ファイルの一時保管は外部攻撃に備えた高いセキュリティのサーバー上で行われる。
    情報は対応表を用いて匿名化し、登録番号は各施設1,2,3,・・・とつけ、事務局による患者個人の特定が出来ないようにする。
  • 利用または提供する情報の項目
    術前情報:年齢、結婚歴、妊娠歴、術前の卵巣機能評価、病理・画像評価
    術中情報:手術方法、手術時間、出血量、迅速病理結果、入院期間
    術後情報:TNN分類、病理組織結果、頚管長、術後の卵巣機能評価、術後合併症、追加治療
    アウトカム:再発・生存予後、生殖予後(不妊期間、治療方法)、周産期予後(妊娠率、流産率、死産率、周産期合併症、出産方法)
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院 産婦人科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学産婦人科 講師 西川伸道
    東海大学医学部専門診療学系産婦人科学 教授 三上幹男
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部産婦人科 西川伸道
    TEL:025-227-2320
    E-mail:nishikawa@med.niigata-u.ac.jp
    東海大学医学部付属病院産婦人科 三上幹男
    TEL:0463-93-1121
    E-mail:mmikami@is.icc.u-tokai.ac.jp
研究課題名:我が国における子宮および卵巣原発の悪性黒色腫の現状に関する調査研究
(関西臨床腫瘍研究会 悪性黒色腫研究 KCOG-G1701s)
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1997年4月1日から2017年3月31日までの20年間に、子宮もしくは卵巣原発の悪性黒色腫と組織診断を受けた患者さま
  • 概要
    子宮・卵巣原発の悪性黒色腫は、その患者数の少なさから病態に不明な点が多く、治療法が確立されておらず、予後も不良とされています。悪性黒色腫(メラノーマ)は、皮膚にできることが多い病気ですが、最近免疫チェックポイント阻害剤の有効性が報告されています。過去に子宮・卵巣原発の悪性黒色腫で治療された患者さんの情報や病理所見を集めて検討することにより、今後の有効な治療戦略の開発につながる可能性があります。
  • 申請番号:2018-0121
  • 研究の目的・意義
    子宮および卵巣原発の悪性黒色腫に対して、臨床像、治療法、予後を把握し、予後因子を検討し、さらに免疫組織化学的評価によるPD-L1発現と予後との相関を調査することを目的とします。本研究により得られた知見は、今後子宮および卵巣原発の悪性黒色腫に対する治療戦略に有用な情報をもたらす可能性があります。
  • 研究期間:2018年8月24日から2018年12月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテ内の病歴、血液検査結果、画像検査結果、病理検査結果、病理標本等を利用します。使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。大分大学を中心とした共同研究として行いますので、試料や情報は研究参加機関で郵送で共有します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(性別、生年月、身長、体重、診療記録)・初回治療内容・病理診断内容・再発の有無・再発治療内容・最終転帰 など
  • 利用の範囲
    新潟大学産婦人科、大分大学産婦人科、埼玉医大国際医療センター 病理診断科、KCOG(関西臨床腫瘍研究会 )参加施設およびその関連施設
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学産婦人科教授 榎本隆之
    大分大学産婦人科 矢野光剛
    同教授 奈須家栄
  • お問い合わせ先
    産婦人科医局 西野幸治
    Tel:025-227-2320
    E-mail:obgyjimu@med.niigata-u.ac.jp
申請番号:G2017-0010
  • 研究課題名:子宮内膜を起源とする子宮内膜関連疾患の病態解明を目的とした子宮内膜遺伝子解析研究
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    本研究の目的は、幅広い世代から採取された正常子宮内膜を対象とした全エクソンシークエンスおよびターゲットシークエンスにより、網羅的に体細胞性遺伝子変異を同定し、正常子宮内膜遺伝子変異プロファイルと加齢との関連性を明らかにすることです。正常子宮内膜に存在する遺伝子変異の臨床的意義を明らかにすることによって、子宮内膜症や子宮内膜増殖症に代表される子宮内膜関連疾患の病態を解明し、新たな予防法・治療法の開発につなげていきたいと考えています
    採取された試料は、国立遺伝学研究所で全エキソン解析およびRNAシークエンス解析を行います。匿名加工により特定の個人を識別することができないように加工した状態で共同研究機関と試料のやりとりを行います。
  • 利用または提供する情報の項目
    遺伝子体細胞変異情報および臨床情報(年齢、性別、病理組織診断、等)
  • 対象者及び対象期間
    2015年2月以降、当院で手術を受けられた卵巣がん・子宮体がん・子宮内膜症および良性婦人科腫瘍の患者様
  • 利用の範囲
    全エキソン解析およびRNAシークエンス解析
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    〒951-8510 新潟市旭町通1-757
    新潟大学医歯学総合研究科 産科婦人科学教室 榎本隆之
    TEL:025-227-2320 FAX:025-227-0789
  • 問い合わせ先
    産婦人科医局 吉原弘祐
    Tel:025-227-2320
    E-mail:yoshikou@med.niigata-u.ac.jp
申請番号:G2015-0682
  • 研究課題名:網羅的融合遺伝子検索に基づく新しい治療標的の同定
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    卵巣がん・子宮頸がん・子宮体がん、膣がん、外陰がんの発症や進行に関与する融合遺伝子を同定し、がん発症、進行のメカニズムの解明、発症予防、また新たな治療法の開発に貢献することを目的としています。
    採取された試料は、国立遺伝学研究所及び東京大学でRNAシークエンス解析及び全エキソン解析を行います。匿名加工により特定の個人を識別することができないように加工した状態で共同研究機関と試料のやりとりを行います。
    研究成果につきましては、公的データベースに登録させていただきます。その結果、国内外の多くの研究者がデータを利用することが可能になり、病気に苦しむ方々の診断や予防、治療等をより効果的に行うために役立つことが期待されます。
  • 利用または提供する情報の項目
    融合遺伝子情報、遺伝子体細胞変異情報および臨床情報(癌腫、年齢、性別、癌の進行度Stage、治療歴、治療効果、予後等)
  • 対象者及び対象期間
    2000年4月以降、当院で手術を受けられた卵巣がん・子宮頸がん・子宮体がん、膣がん、外陰がんの患者様
  • 利用の範囲
    RNAシークエンス解析、全エキソン解析
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    〒951-8510 新潟市旭町通1-757
    新潟大学医歯学総合研究科 産科婦人科学教室 榎本隆之
    TEL:025-227-2320 FAX:025-227-0789
  • 問い合わせ先
    産婦人科医局 吉原弘祐
    Tel:025-227-2320
    E-mail:yoshikou@med.niigata-u.ac.jp
研究番号 研究課題名 対象者及び対象期間 連絡先
研究番号
No.2676
研究課題名
JGOG1077S;好ましからざる転帰をとった子宮頸部微小浸潤扁平上皮癌の症例対照研究
対象者及び対象期間
1997年から2010年に初回治療として手術療法が行われ、下記の好ましからざる臨床事項*を有する子宮頸部扁平上皮癌IA期症例(CASE)を集積する。同時に、同施設から対照(CONTROL)として、好ましからざる臨床事項を有さない対照(CONTROL)を該当症例(CASE)1例あたり2例も集積する**。
*好ましからざる臨床事項
1.初回手術時におけるリンパ節転移
2.局所再発を除く再発・転移
3.腫瘍関連死
**対照(CONTROL)は、それぞれの症例(CASE)の直前の1例と直後の1例の計2例とする。
連絡先
婦人科医局
Tel:025-227-2320
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