第2回学外講義2014 腎臓病の克服に向けて

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公開講座・講演名
新潟大学医学部医学科 第2回学外講義2014 腎臓病の克服に向けて
講 師
  • 講義1「腎臓の働きと病気の研究」
     山本 格:医歯学総合研究科腎研究センター構造病理学 教授
  • 講義2「糖尿病性腎症を予防するために」
     斎藤亮彦:医歯学総合研究科機能分子医学講座 教授
  • 講義3「腎臓とミネラル代謝」
     風間順一郎:医歯学総合病院血液浄化部 准教授
  • 講義4「腎臓病の新規治療法の開発・腎の再生に挑む」
     河内 裕:医歯学総合研究科腎研究センター分子病態学 教授
概 要
腎臓病について
 腎臓の病気が進んで、腎不全という状態になると、透析療法や腎移植が必要になります。このような慢性腎不全の患者さんは、わが国で31万人を超えていて、今も増え続けています。腎不全の原因はいろいろな病気が含まれますが、それらをまとめて慢性腎臓病と呼んでいます。現在、成人の8人に1人が慢性腎臓病であり、しかも慢性腎臓病の人は心臓や脳の血管の病気、骨折、貧血などの合併症を起こし易いことも知られています。
 したがって、腎臓の病気を早く発見して、治療する方法の開発や、腎不全の合併症の対策は、重要な課題です。この公開講義では4名の教授に新潟大学医学部における腎臓病研究の一端を分かりやすく解説します。
開催日時
平成26年3月8日(土)13:00~15:30