薬理学

1.研究概要

 薬理学研究室では、リンパ管・血管発生を制御する分子機構とその異常が引き起こす病態を制御する方法の開発について研究しています。マウス胎仔の発生遺伝薬理学研究から、将来のヒト周産期・小児医療や再生医療への応用に資する基盤の構築を目指しています。
 詳しい研究内容については、薬理学ホームページをご覧ください。

2.研究テーマ

胎児浮腫の原因となる遺伝子変異とその病態制御法の開発

  • リンパ管網形成を制御する分子機構
  • 血管透過性を制御する分子機構
  • 新しい胎児浮腫モデルマウスの確立と病態制御法の開発

血管関連因子によるリンパ管形成の制御機構

  • 動脈から放出されるセマフォリン3Gがリンパ管の分布を制御する機構
  • 血中を流れる血小板がリンパ管と血管の分離を維持する機構