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2014/05/21 トピックス
医学大運動会が行われました!

 5月17日に医学大運動会が附属小グラウンドで行われました。前日、前々日の悪天候から、桟敷と看板の設置を断念することになりましたが、医師や看護師、学生など数百人が参加し、肌寒い天気にもかかわらず、会場は熱気に包まれました。
 総合優勝は、整形外科・形成外科・リハビリテーション部の連合チーム。外科、精神科との三つ巴の接戦を制し、2連覇を達成しました。名物の仮装では、ルパン三世に扮した精神科が前人未到の13連覇。おおとりを飾る大会の花、男子リレーでは、神経内科が精神科を逆転して見事優勝しました。

 この行事は、医学部の前身である官立新潟医学専門学校の開校の翌年にあたる1911年10月10日に創立記念式とともに行われたのが始まりで、当時は医学標本を展示した驚愕館を設けるなど、文武一体の式典で、多数の市民が訪れたと記録に残っています。その後、戦時下においても絶えることなく、新潟市の名物として続いてきました。現在の運営は学友会を中心に学生が担い、学部の一体感を育む伝統行事となっています。

 朝日新聞の取材に対し、総合優勝を達成した整形外科の遠藤直人教授は、「運動会後は病院のエレベーターでも話題になることが多く、新しく迎えた職員との交流のきっかけにもなっている。白衣だけの付き合いだったのが、変わる日でもあるんです」と運動会の意義を話しました。また、大会長を務めた牛木辰男医学部長は、「医療もチームプレーが大切。リーダーになること、リーダーを支えることと はどんなことか、学生たちにも学んでもらえれば」と取材に応じました。

(2014年5月18日朝日新聞掲載記事を一部紹介)

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