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2014/05/27 トピックス
第104回解剖体慰霊祭・平成26年度献体帰還追悼式

 平成26年5月16日(金)午前十時より、新潟大学医学部旭町第二体育館において、医学及び歯学における正常解剖および病理解剖の教育研究のために献体した故人を慰霊する解剖体慰霊祭が執り行われました。慰霊祭は、関連団体・病院からの来賓、ご遺族をはじめとして新潟大学医学部・歯学部・脳研究所・医歯学総合病院などから教職員・学生ら約300名が参列して執り行われました。牛木辰男慰霊祭委員長からの弔辞に続き、参列者全員による献花が行われました。最後に委員長よりご遺族への謝辞と今後の医学教育への決意の言葉が述べられ、式典に参列した医学生・歯学生も将来への誓いを新たにしつつ、解剖体慰霊祭は無事終了しました。

 同日の午後二時からは医学及び歯学の正常解剖の教育研究のためにご遺体を捧げられた故人を偲んで献体帰還追悼式が行われました。またそのご遺族にご出席いただき、遺骨返還式並びに文部科学大臣感謝状伝達式が執り行われました。式典はご遺族をはじめ、新潟白菊会関係者、医学部及び歯学部の教職員・学生ら約300名が参列する中、牛木辰男医学部長からの挨拶に始まり、続いて全員で御霊に黙祷を捧げ献花を行い故人の冥福をお祈りしました。ご遺族の方々には文部科学大臣からの献体に対する感謝状と新潟大学医学部歯学部からの感謝状が贈られ、牛木辰男医学部長の手により一人ひとりにご遺骨が返還されました。また、献体の記念として医聖ヒポクラテスの肖像とヒポクラテスの木の葉を刻したクリスタルが合わせて贈られ、医学部及び歯学部の解剖学教授と解剖学実習を行った学生代表から、故人への追悼の言葉とご遺族のご理解ご協力に謝辞が述べられました。最後は教職員・学生全員が起立してご遺骨とご遺族をお見送りし、厳かな雰囲気の中、故人に対する感謝の念と医学・歯学に対する決意を新たにしつつ式典は終了しました。

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