2024年2月にバリ（インドネシア）で開催されたAsia-Pacific Academy of Ophthalmology (APAO)に参加してきました。コロナ明け、久々の海外学会でした。日本が真冬な時期に温暖な気候のバリ開催というところに魅力を感じ、参加を決意しました。まず驚いたのは、道路の渋滞、バイクの多さ（バリではバイク1台に大人2人、子供2人まで乗車可能らしい、、）、車線なんて関係なく3車線に車4台横並びでその横をバイクがすり抜けていくスリル満点の道路事情。どうして事故が起きないのかが不思議なくらい。 

今回は初めてe-ポスター発表（会場で専用の端末を使って閲覧する）を選択しましたが、やはり実際のポスターの掲示の方が人の目に触れやすいなという印象でした。発表演題は「緑内障患者のquality of vision(QOV)スコアに影響を与える視野領域の検討」でした。医学部メディカルAIセンターとの共同研究で、緑内障患者のQOLに関する内容です。緑内障関連の講演をメインに聴いてきましたが、日本で活躍されている高名な先生方もたくさん発表されており、刺激を受けました。日本では一般的でない治療法、機器の話、日本との考え方の違いなど、海外学会ならではの収穫を得られました。

写真は学会会場前で。

※リゾート地での学会は写真のような服装で参加しても浮きません。