新潟大学医歯学総合病院 新潟大学眼科

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DIVISION OF OPHTHALMOLOGY AND VISUAL SCIENCE,
GRADUATE SCHOOL OF MEDICAL AND DENTAL SCIENCES,
NIIGATA UNIVERSITY

新潟大学眼科研修プログラム

特徴

111年の臨床と研究に裏付けされた医療

新潟大学眼科学講座は、明治43(1910)年に開設され111年の歴史があります。111年間培われてきた技術と知識を活かしながら、最先端の医療を追求する姿勢を常に持ち続けることが当教室の理念です。専攻医として入局した若手医師にもこの伝統を受け継いで活躍してもらえるよう指導を行います。


眼科の各分野に専門家を有する

当教室では、眼科6領域である、角結膜、緑内障、白内障、網膜硝子体・ぶどう膜、屈折矯正・弱視・斜視、神経眼科・眼窩・眼付属器のそれぞれに専門家が在籍しています。専門研修基幹施設では、この6つの専門外来を設置しており、専門研修連携施設にもそれぞれの専門を活かした指導を行える指導医を派遣しています。そのため、どの分野においても偏りなく広く深く最新医療を学ぶことができます。


多くの症例を経験することで即戦力のある専門医を育成する

当プログラムは新潟県における唯一の眼科専門研修プログラムです。そのため県内の症例はすべて当プログラムの対象症例となり得ます。このことは多彩な症例を経験するために非常に有益で、症例数の確保も十分にできます。これにより専門研修基幹施設および専門研修連携施設(8施設)において充分な外来症例、手術件数を経験可能であり、到達目標を大きく上回ることが可能になります。研修修了時には基本的疾患の治療に関して独り立ちしていることが可能となるためのカリキュラムです。


多彩な専門研修関連施設を有し、地域医療に貢献できる

当教室は専門研修基幹施設である新潟大学医歯学総合病院と専門研修連携施設の他に16専門研修関連施設と連携しています。これらの施設は全て中堅以上の中核病院であり、当教室医師が多く派遣されています。この多彩な現場を活かして、専門研修基幹施設だけでは経験が不足しがちな初期の一般的な疾患や眼科救急医療、各地域特有の医療事情など幅広く研修を行える場を提供することができます。基幹施設での最先端の専門的診療経験と地域中核病院での即戦力となる臨床経験によって、眼科専門医を育てることが当プログラムの目指すところです。



学術面での指導体制

本プログラムは、日本専門医機構が定めた専門研修施設の医療設備基準をすべて満たしており、日本専門医機構に承認されています。定められた研修達成目標は4年間の研修修了時に全て達成されることになります。研修中の評価は施設ごとの指導管理責任者、指導医、専攻医が行い、最終評価をプログラム責任者が行います。4年間の研修中に専門医取得に必要な規定された学会で2回以上の発表を行い、また筆頭演者として学術雑誌に1編以上の論文執筆を行ないますが、そのための指導体制を整えています。