新潟大学医歯学総合病院 新潟大学眼科

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DIVISION OF OPHTHALMOLOGY AND VISUAL SCIENCE,
GRADUATE SCHOOL OF MEDICAL AND DENTAL SCIENCES,
NIIGATA UNIVERSITY

教室Q&A

 


入局者の人数や男女比を教えてください。

近年は毎年3人前後の入局者がおり、男女比はおよそ半々です。新潟大学出身者と他大学出身者の割合もおよそ半々になっています。性別や出身大学に関わらず、同様の研修をしていただくことができます。



関連病院での研修はいつ頃、どのくらいするのでしょうか?

入局後、基本的には1年間は大学病院で研修をしていただき、2年目から関連病院での研修を行うケースが多いです。関連病院での研修は1年~数年間行い、関連病院間で異動することもあります。その後に専門医の取得や大学病院に戻って専門分野を決めての研修などを行います。ただし、新潟大学の地域枠出身の場合は1年目から地域関連病院での研修を行うことになっていますので、地域枠出身者は2年間の関連病院研修から開始し、その後に大学病院での研修を行うことになります。



研修病院はどのようにして決まりますか?

関連病院の空き状況と本人の意向を踏まえて、相談して研修病院を決めます。本人の状況や家庭の事情も考慮致します。例えば、夫や妻の勤務地に合わせられるかどうかや、子育て環境への配慮など、最大限考慮させていただきます。



大学院には入れますか?

初期研修開始時から大学院の入学は可能で、1年~数年間程度の眼科研修を行ってから入ることもできます。希望に応じていずれかの時期に入学して研究を行うことができます。研究には基礎研究・臨床研究があります。基礎研究は基礎の教室に入って研究を行います。臨床研究は大学病院あるいは関連病院で一般臨床を行いながらでも、研究を並行していくことも可能です。



症例について学んだり、発表したりする機会はありますか?

当科では毎週水曜日に医局員が集まり、回診・症例検討会・リサーチ発表を行っています。回診では各グループの入院予定・手術予定患者や術後経過などについてのプレゼンテーションがあり、グループ間で意見を出し合うことで、全グループの症例について学ぶことができます。また、持ち回りで症例検討会・リサーチ発表を行っています。このように定期的に学習や発表の機会があり、専門医の取得にも必要な学会発表の準備にもなります。各分野の先生から気軽にアドバイスをもらうこともでき、日々の診療や学会発表に向けての指導体制ができています。



眼科専門医を取得することはできますか?

当科での研修プログラムは日本専門医機構が定めた専門研修施設の基準をすべて満たしており、日本専門医機構に承認されています。後期研修4年で一般社団法人日本専門医機構認定試験の受験資格を得られます。また、4年間の研修中に専門医取得に必要な規定学会で2回以上の発表を行い、また筆頭演者として学術雑誌に1編以上の論文執筆を行う必要があります。当科ではそのための指導体制を整えており、現在の初期臨床研修制度が始まって以後、受験資格を満たした全員が眼科専門医を取得しております。



見学をすることはできますか?

いつでも見学をすることはできますが、外来や手術など、曜日によって見学できる内容が異なりますので、まずはご連絡ください。 



長期の休みはありますか?

大学病院では長期の休みは所属グループと時期を相談しながら取得してもらっています。1週間分(前後の土日を合わせると9日間)のまとまった休みを必ず取ってもらうだけでなく、さらに追加で平日5日間分(バラバラに分けてとることも可能)は休暇をとるようにしてもらっています。合わせると2週間の休暇を取得することも可能です。当科では勤務と休暇のバランスは高い活動力の維持のためには重要だと考えており、各グループ内で協力して休暇を取る体制を整えています。



眼科以外の診療科からの転科はできるのでしょうか?

いつでも可能です。