第34回日本緑内障学会参加報告
2023/09/19
2023年9月に東京で開催された日本緑内障学会に参加してきました。今回、私は2022年度の須田記念緑内障治療研究奨励基金を受賞し、その報告発表を行いました。「緑内障患者の視覚的QOL推定モデルの構築」という演題で、AIを用いて患者さんのQOLを推定するという内容です。医学部メディカルAIセンターとの共同研究で、ここ数年力を入れて取り組んでいる課題です。
今回で36回目という歴史ある賞の受賞者を見てみると当科では阿部名誉教授、澤口先生、福地教授、上田先生、白柏先生、関先生、赤木先生、栂野先生、五十嵐先生というこれまでの新潟大学の緑内障研究の歴史を築き上げてきたメンバーが並んでいます。その名に恥じないよう、研究・臨床ともにより一層精進したいと思います。
飯川龍
2023年9月8日〜9月10日まで、虎ノ門ヒルズ、東京慈恵医科大学にて開催された日本緑内障学会に参加してきました。学生時代、研修医時代と新型コロナウイルス感染症の流行があり学会に参加したことがなかったため初めての学会参加、発表となりました。超高層ビルが立ち並ぶオフィス街に学会会場があり、洗練された都会の街並みに感動しました。また、当たり前の光景なのかもしれませんが、手術機材がずらりと並んでいるコーナーがあり、初めて学会に参加した私には、とても刺激的でした。初めての大舞台で、発表は大変緊張いたしました。拙いものでありましたが、無事に終わってホッとしております。
9月9日の学会終了後、学会に参加した新潟大学の医局員で食事に行きました。仕事の話だけでなくプライベートの話もでき楽しい時間を過ごさせていただきました。発表後のお酒は大変おいしかったです。
最後になりましたが、共同演者として一からご指導いただいた赤木先生をはじめ、関わってくださったすべての方に心より御礼申し上げます。
髙橋夏奈子