その他の基礎系 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:非結核性抗酸菌臨床菌株の生存必須遺伝子の同定
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2005年以降、抗酸菌培養検査を実施しM. intracellulre菌が陽性となった患者さま。
  • 概要
    肺Mycobacterium avium complex(MAC)症は、長期的に安定した経過をたどる症例がある一方で、慢性かつ増悪経過をたどる場合もみられます。しかし、現在の治療法は、抗結核薬を含めた多剤併用療法であるため、MAC菌に対する完璧な特効薬とは言い難いです。我々は、2006年より、主要なMAC菌の一つであるM. intracelluareの病原性およびゲノム解読を行い誌上発表しました。そして、今回、M. intracelluareの実験室菌株において、菌の生存に必須の遺伝子を同定することに成功しました。そこで、今回、実際の臨床菌株において、菌の生存に必須の遺伝子を同定することにより、肺MAC症に対する新規の薬剤を開発する基盤を作りたいと考えております。また、臨床情報(臨床経過および菌の薬剤感受性結果)と照合することにより、臨床病態の悪化にかかわる菌の病原因子が同定されれば、病原因子に特異的な薬剤開発にもつながると考えております。
  • 申請番号:2019-0020
  • 研究の目的・意義
    非結核性抗酸菌臨床菌株の生存必須遺伝子を同定し、新規の薬剤開発の標的を見出すため。
  • 研究期間:2019年5月16日から2024年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    患者さまの情報は、当院で研究用番号を作成しこれを用いて個人を特定できないようにしたうえで管理します。菌株検体は新潟大学医学部細菌学教室に提出し、解析されます。菌体の情報と、患者さまの情報は研究用番号を用いて照合し関連性を検討します。
  • 利用または提供する情報の項目
    試料:抗酸菌株
    情報:カルテに記載された診療情報(症状・治療・既往歴・家族歴)、診療上実施された血液検査結果(末梢血、生化学、抗GPL抗体価等)・画像検査結果(胸部X線、胸部CT)・培養検査結果(一般細菌、抗酸菌)
  • 利用の範囲
    新潟大学大学院医歯学総合研究科 細菌学教室
    国立病院機構 刀根山病院
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学大学院医歯学総合研究科細菌学 准教授 立石善隆
  • お問い合わせ先
    新潟大学大学院医歯学総合研究科細菌学 立石善隆
    電話:025-227-2050
    E-mail:y-tateishi@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:ALS患者および関連疾患ヒト体液および培養細胞におけるEnigmatic RNA発現の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    匿名化された健常者、家族性あるいは孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者
  • 概要
    ALS患者血漿由来の神経エクソソームサンプル、およびヒトiPS細胞由来運動ニューロンの細胞上清を共同研究先の慶應義塾大学で取得、新潟大学にて、血漿由来神経エクソソームから直接、RNA抽出、細胞上清からはエクソソームの精製を経てRNAの抽出を経て目的のenigmatic RNA発現の検討をバイオラット社Digital PCRシステムで検討する。
  • 申請番号:2018-0420
  • 研究の目的・意義
    申請者は、RNA結合蛋白質機能異常に伴い、撹乱状態にあるRNA発現異常とその分子制御機構についてマウスモデルやヒトiPS細胞を用いて解析を行ってきた。いくつかの異常なEnigmatic RNA発現群について、ヒトの病気の早期診断マーカーとしての有用性が期待されたことから、ヒトの血漿および患者由来iPS細胞の細胞上清におけるenigmatic RNA発現の検討を行う。このenigmatic RNAがALS患者特異的に検出できたならば、これまでにない世界初のALS臨床診断マーカーになり得る可能性を秘めている。
  • 研究期間:2019年4月19日〜2021年3月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    研究対象者は、健常者、家族性あるいは孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のためその病歴および細胞外RNA発現情報
  • 利用の範囲
    新潟大学 医学科 准教授 矢野真人 / 慶應義塾大学医学部 森本 悟
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 医学科 准教授 矢野真人 / 慶應義塾大学医学部 森本 悟
  • お問い合わせ先
    医学科 神経解剖
    Tel:025-227-2054
    E-mail:myano@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:歯の安定同位体比による個人識別および法歯学的特徴の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2017年9月以降、本学法医学分野で法医解剖を受けた方
  • 概要
    法医解剖されるご遺体の身元を明らかにすることは、死因の究明を行う上で非常に重要です。ヒトの組織に蓄積される安定同位体は居住地域の影響を受けると考えられており、解剖時に採取される組織を調べることによってご遺体の出身地域の推定を行うことができるかを明らかにするために、本研究を計画しました。
  • 申請番号:2018-0350
  • 研究の目的・意義
    居住地域の違いによって歯に蓄積される安定同位体が異なるかを明らかにします。また、頭蓋骨や歯の形態的特徴についても比較検討します。ヒト組織から出身地域の推定が可能になれば、身元不明遺体の個人識別への応用が期待できます。
  • 研究期間:2019年2月28日から2022年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    法医解剖時に採取された歯牙および撮影されたCT画像を利用します。その際には個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    使用される方の履歴のうち居住地域に関わるもの、歯牙分析結果、CT画像
  • 利用の範囲
    新潟大学 死因究明教育センター
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 死因究明教育センター センター長 高塚尚和
  • お問い合わせ先
    新潟大学 死因究明教育センター
    特任助教 葛城梨江香
    Tel:025-227-2146
    E-mail:riekatsu@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:非淡明細胞型腎細胞癌における予後因子に関する臨床病理学的検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2001年以降に当院で手術を受けた腎癌の患者さん
  • 概要
    腎癌はヒトのがんのおよそ3%を占め、その発症率は年々増加傾向にあります。腎癌の組織型では淡明細胞型腎細胞癌と呼ばれるタイプの癌が最も頻度が高く70-80%を占めますが、それ以外のタイプの癌は稀なためにその臨床病理学的特徴や予後について未だ十分に解析されていないのが現状です。単施設での経験症例数は限られていますのでさらなる検討をすすめるため、本研究では新潟県内の基幹病院および日本全国の腎癌診療中核病院と協力して非淡明細胞型腎細胞癌の特徴を明らかにし、より有効な病理診断手法の開発を目指します。
  • 申請番号:2017-0278
  • 研究の目的・意義
    本研究により、これまでよりもさらに確実かつ簡便な腎癌の病理診断手法を開発することを通じて腎癌の発症や進行のメカニズムの解明、発症予防、また新たな治療法の開発に貢献することを目的としています。
  • 研究期間:2018年1月30日から2020年12月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている臨床情報を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行ったうえで共同研究機関や解析委託機関と試料やデータのやりとりを行います。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    臨床情報(年齢、性別、血液検査結果、病理所見、癌の進行度Stage、治療歴、治療効果、予後等)
  • 利用の範囲
    新潟大学大学院医歯学総合研究科分子・診断病理学分野 (医学部臨床病理学) 教授 味岡洋一
    新潟大学医歯学総合病院病理部 准教授 梅津 哉
    新潟市民病院病理診断科 医療技術部長・科部長 渋谷宏行
    新潟県立がんセンター新潟病院病理診断科 病理部長 川崎 隆
    立川綜合病院病理科 病理科長 小林 寛
    聖隷浜松病院病理診断科 病理診断科部長 大月寛郎
    岐阜大学医学部附属病院病理診断科 臨床教授・病理診断科長 宮崎龍彦
    高知赤十字病院病理診断科部 病理診断科部長 黒田直人
    長崎大学大学院医歯学総合研究科生命医科学講座病理診断学 准教授 古里文吾
    愛知医科大学病院病理診断科 教授 都築豊徳
    関西医科大学附属病院病理診断科 講師 大江知里
    旭川医科大学病院病理部 教授 谷野美智枝
    東京女子医科大学病院病理診断科 教授 長嶋洋治
    岩手医科大学医学部病理診断学講座 教授 菅井 有
    東北大学大学院医学系研究科病理診断学分野 准教授 藤島史喜
    長岡赤十字病院病理診断部 部長 薄田浩幸
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医学部病理組織標本センター 大橋瑠子
    Tel:025-227-2109
    E-mail:riuko@med.niigata-u.ac.jp
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部病理組織標本センター 大橋瑠子
    Tel:025-227-2109
    E-mail:riuko@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:医学生の精神面と学力面の支援とその効果に関する研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者及び対象期間:2011年4月から2022年3月の11年間に、新潟大学医学部医学科に在籍した学生。
    過去の研究責任者:澁谷雅子(新潟大学医学部医学科総合医学教育センター)
  • 概要
    近年、全国の医学部では、留年者数と休学者数が増加しており、医学生の精神面と学力面の支援が、喫緊の課題です。しかし、具体的にどのような学生にどのような支援を行うことが効果的であるかについて、明確な指針は示されていません。そこで、本研究では、よりより支援方法の開発を目的として、新潟大学医学部医学科での医学生への精神面の支援や、学力面の支援の効果を検証します。
  • 申請番号:2015-2584
  • 研究の目的・意義
    新潟大学医学部医学科における、精神面と学力面の学生支援とその効果を検証することで、よりよい支援方法の開発につなげるため。
  • 研究期間:2016年7月25日より2023年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    新潟大学総合医学教育センターで実施した学生アンケート記録、面談記録、学務情報(在学状況、入試区分、学業成績等)を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    面談を受けた学生の人数・学年・面談のきっかけ・面談回数・在学状況(休学、留年等)・学業成績・入試区分・志望動機・学生生活満足度・国家試験合否等を調査する。
  • 利用の範囲
    新潟大学医学部医学科総合医学教育センター
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医学部医学科総合医学教育センター
    教授 鈴木利哉
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部医学科総合医学教育センター
    教授 鈴木利哉 025-227-0425
    E-mail:toshya@med.niigata-u.ac.jp