整形外科・リハビリテーション学 (研究リスト)

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 下記に各研究の概要と対象になる方のリストを提示いたしますので、もしもご自分が研究対象者に含まれていると思われ、かつご自身の記録の研究使用を望まない方については各研究の連絡先担当者に直接ご連絡いただければ幸いです。
 各研究に関するご質問なども、直接各研究の連絡先までご連絡ください。
 なお、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

研究課題名:寛骨臼骨折の長期治療成績
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2007年以降、以下の施設で寛骨臼骨折と診断され治療(保存・手術)をうけた患者さん。
    ・新潟大学医歯学総合病院 ・新潟市民病院 ・新潟県立新発田病院 ・長岡赤十字病院 ・魚沼基幹病院 ・新潟県立中央病院
  • 概要
    寛骨臼骨折とは、股関節の受け皿が折れてしまうことにより、将来的に変形性股関節症となる可能性がある骨折です。一方でまれな骨折であり、また骨癒合が得られると治療終了となることが多く、日本の寛骨臼骨折の治療成績についてはほとんど報告されていません。
    また通常は強い力がかかって折れる骨折ですが、近年は骨粗しょう症にともなって弱い力で折れる寛骨臼骨折の報告が増えていますが、その治療成績はまだわからないことが多いのです。
    日本は世界の中でも高齢化率が高く、日本の寛骨臼骨折の傾向や治療成績は、他国にとって有益な情報となる可能性が高いと考えられます。
    そこで私たちは、新潟県での治療成績を診療録から調査する研究を計画しました。
  • 申請番号:2018-0419
  • 研究の目的・意義
    新潟県の治療成績を調査し、高齢化に伴う治療成績の変化や治療成績向上につながる因子を解明することです。
  • 研究期間:2019年5月8日から2034年12月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    各病院の診療記録に残されている病歴、画像、治療経過を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。他の機関へ提供されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(性別・受傷時年齢・受傷原因・治療内容)、受傷時から最終診察時までのX線やCTなどの画像、外来通院時の身体所見
  • 利用の範囲:
    新潟大学 整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院 高次救命災害治療センター
    整形外科 普久原朝海
  • お問い合わせ先
    新潟大学整形外科 医局 普久原朝海
    電話:025-227-2272
    e-mail:ikuneko@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:乾癬性関節炎の臨床像と治療状況に関する検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2010年1月から2019年2月までに、当院整形外科で加療した乾癬性関節炎の患者
  • 概要
    乾癬性関節炎は、乾癬の皮膚症状に関節炎や付着部炎を伴う慢性炎症性疾患である。乾癬皮膚症状先行例が84%、同時発症例が13%、関節症状先行例が3%とされる(Gottlieb 2006)。診断にはCASPAR criteria(2006 Taylor)が用いられている。治療方法には、軽症例にはNSAIDs、無効例にDMARDsや生物学的製剤を使用している。
    しかしながら、どのような発症様式が多く、臨床像やCASPAR criteriaで満たす項目がどの程度あるのか、治療状況については不明な点が多く明らかにされていない。
    そこで、本研究の目的は、連続で経験した乾癬性関節炎症例に対して、後方視的にその臨床像と、治療状況を検討することである。
  • 申請番号:2018-0418
  • 研究の目的・意義
    乾癬性関節炎は、末梢関節炎、爪病変、指趾炎などの多彩な臨床像を持っており、診断に難渋する症候群の一つである。さらに、骨関節炎が皮疹より先行して発現することもあり、診断がつかずに漫然と治療されていることもある。
    治療状況においても、多くは非ステロイド性抗炎症薬が効果的であるとされるが詳細や実臨床における実態は不明である。近年の報告では炎症サイトカイン(インターロイキン23、インターロイキン17、インターロイキン22)の関与が明らかにされてきており、現在日本では7種の生物学的製剤(アダリムマブ、インフリキシマブ、セクキヌマブ、イキセキズマブ、ブロダルマブ、ウステキヌマブ、グルセルクマブ)が保険適応となっている。
    このような背景から、乾癬性関節炎の臨床像と治療法を明らかにすることを目的として本研究を計画するものである。
  • 研究期間:2019年6月10日〜2024年2月29日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は学会、専門雑誌などへの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    診療記録、画像検査結果(X線、CT、MRI)
  • 利用の範囲:
    新潟大学医歯学総合病院整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院整形外科 講師 近藤直樹
  • お問い合わせ先
    新潟大学整形外科医局 近藤直樹
    Tel:025-227-2272
    E-mail:nkondo@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:骨軟部腫瘍における穿刺吸引細胞診、針生検の有用性の検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1990年1月から2018年12月に術前に穿刺吸引細胞診、針生検を施行した後、切除を行い最終病理診断に至った骨軟部腫瘍例
    所属 新潟大学大学院整形外科学 職名 助教 氏名 有泉高志
  • 概要
    骨軟部腫瘍における穿刺吸引細胞診、針生検の有用性、妥当性を後方視的に評価する。
  • 申請番号:2018-0376
  • 研究の目的・意義
    骨軟部腫瘍は組織型も多彩であり、診断により治療方針も大きく異なる。穿刺吸引細胞診、針生検は診断目的に広く行われており、外来でも施行可能であることから簡便な診断法として有用とされている。また近年画像検査の進歩により超音波ガイド下、CTガイド下の穿刺吸引細胞診、針生検も行われてきている。これらの手技の正診率についての報告は少なく、画像ガイドでの正診率の向上の有無、ならびに偽陰性となった場合予後に影響があるかは明らかではない。
  • 研究期間:2019年3月4日から2022年1月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、特定の個人を識別できる情報への匿名化を行い、研究に使用する。他の機関へ情報を提供することはない。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合があるが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはない。
  • 利用または提供する情報の項目
    診療記録、画像検査結果、細胞診、病理結果
  • 利用の範囲:
    新潟大学整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    整形外科 有泉高志
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 有泉高志
    Tel:025-227-2272
    E-mail:arii2075@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:ヒト初代培養細胞を用いた細胞の不死化、がん化機構の解明研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    倫理委員会承認日より2022年3月末までに骨軟部肉腫の診断または治療のために腫瘍組織を切除する方
  • 概要
    肉腫の患者さんの生存率は抗がん剤の導入により改善しましたが、この20-30年程度は横ばいとなっています。新しい治療を考えていくためにはがんを引き起こすメカニズムなどを理解することが重要ですが、肉腫の分野では分かっていないことが多くあります。がん化するメカニズムを調べたり、新しい治療法を開発したりするためには実験環境で育つ「培養細胞」が重要な役割を果たしてきました。しかし、肉腫は発生頻度が少なく、実験に使える培養細胞(細胞株)も少ないため、これらの研究が滞りがちになっています。
    このため、今回我々は新しい肉腫細胞株を樹立し、これを用いた肉腫のがん化するメカニズムの解析と新しい治療法の解明のために本研究を計画しました。
  • 申請番号:2018-0355
  • 研究の目的・意義
    肉腫細胞株を樹立し、得られた肉腫細胞株を用い肉腫におけるがん化や転移を起こす原因を解明し、治療法の開発を行います。
  • 研究期間:2019年2月12日より2022年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    診断や治療のために切除された腫瘍細胞のうち病理診断などの診療に不必要な部の一部から細胞を分離し培養します。長期培養(細胞株化)が成功したものに対して、カルテに保存されている臨床情報(年齢、性別、診断、治療内容、転帰)を利用します。使用するデータは個人が特定できぬように匿名化し研究に利用します。研究の結果は学会や論文などにより発表することがありますが、名前などの個人が特定できる情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    臨床情報(年齢、性別、診断名、治療内容、転帰)
  • 利用の範囲:
    新潟大学整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学整形外科 教授 遠藤直人
  • お問い合わせ先
    新潟大学整形外科 医局 川島寛之、大池直樹
    Tel:025-227-2272
    E-mail:inskawa@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:SAPHO症候群の臨床像と治療状況に関する検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2015年1月〜2017年12月までに、当院整形外科で加療したSAPHO症候群の患者
  • 概要
    SAPHO症候群は、滑膜炎(Synovitis), ざ瘡(Acne)、膿疱症(Pustulosis),骨肥厚症(Hyperostosis)、骨炎(Osteitis)の頭文字から定義された症候群で、主に掌蹠膿疱症性骨関節炎として知られている。通常は、掌蹠膿疱症と診断されてから2年程度で骨関節炎症状が出現する様式が多いとされている(Rukavina 2015)が、そうでない症例、すなわち骨関節炎がさらに遅れて発症する場合、反対に骨関節炎が先行する症例も存在する。しかしながら、どのような発症症例が多く、臨床像すなわち胸鎖関節炎以外に影響を受ける部位はどの程度あるのか、治療状況については不明な点が多く明らかにされていない。
    そこで、本研究の目的は、連続で経験したSAPHO症候群50症例にたいして、後方視的にその臨床像と、治療状況を検討することである。
  • 申請番号:2018-0339
  • 研究の目的・意義
    SAPHO症候群は、診断基準などは明確にされているものの、多彩な臨床像を持っており、診断に難渋する症候群の一つである。さらに、骨関節炎が皮疹より先行して発現することもあり、診断がつかずに漫然と治療されていることもある。
    治療状況においても、多くは非ステロイド性抗炎症薬が効果的であるとされるが詳細や実臨床における実態は不明である。近年の報告では炎症サイトカイン(インターロイキン8、インターロイキン17、インターロイキン23)などの関与が明らかにされてきており、2018年11月には、IL23阻害薬が掌蹠膿疱症に適応が追加されたことから、掌蹠膿疱症性骨関節炎をはじめとするSAPHO症候群にも今後適応が拡大する可能性がある。このような背景から、SAPHO症候群の臨床像を明らかにすることを目的として本研究を計画するものである。
  • 研究期間:2013年1月23日〜2029年2月28日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は学会、専門雑誌などへの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    診療記録、画像検査結果(X線、CT、MRI)
  • 利用の範囲:
    新潟大学医歯学総合病院整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院整形外科 講師 近藤直樹
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 Tel:025-227-2272
    E-mail:nkondo@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:患者レジストリによる脊椎インストゥルメンテ−ション手術患者の前向き登録調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    対象者
    ■研究に用いる情報
    ■カルテ情報 □アンケート □その他
    対象情報の収集期間:2018年7月30日〜西暦2028年7月31日
    対象情報の詳細:
    以下の脊椎インストゥルメンテ−ション手術:脊椎手術でインプラントを用い椎間をまたいで固定、あるいは制動を行う手術、もしくは脊椎骨接合術(歯突起骨折・分離部修復など)、もしくはこれらに対する再手術。一般社団法人日本脊椎インストゥルメンテ−ション学会役員の所属医療機関で行われる上記手術が対象となり、年間登録症例数は約10,000件を見込んでいます。
  • 概要
    日本全国の医療機関で行われている脊椎インストゥルメンテ−ション手術の情報として、手術部位、手術を行う原因となった病名(ICD-10コード)、術式(K-番号)、手術時間・出血量、緊急手術か待機手術か、初回か再手術か、術者および助手の執刀経験、術中や術後早期の合併症や不具合、使用インプラントの種類などを登録します。また、再手術の場合は、初回手術時の病名、再手術になった理由、抜去したインプラントの種類などのデータを登録します。登録されたこれらの診療データは、研究機関(データセンター)にて、生物統計学者、整形外科専門医、脊椎外科指導医等により、専門的見地から詳細に分析検討を行います。
    研究計画書及び研究の方法に関する資料は、JSIS-DBホームページ(https://jsisdb.org)で閲覧できます。ただし、公開内容は研究対象となる患者さんの個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内になっています。
  • 申請番号:2018-0085
  • 研究の目的・意義
    インターネット上の脊椎インストゥルメンテーション手術登録システム(Japanese Spinal Instrumentation Society-Database: JSIS-DB)を用い、各種脊椎脊髄疾患に対して脊椎インストゥルメンテ−ション手術を行った患者さんの大規模データベースを構築します。そのデータベースを用いて、わが国における脊椎インストゥルメンテーション手術の疫学調査、安全性(合併症やインプラントの不具合など)や再手術率などの実態調査を行います。また、執刀医のスキル(経験年数)と手術時間、出血量、合併症発生率などとの関係も明らかにすることにより、脊椎インストゥルメンテ−ション手術の医療安全の向上に貢献できるエビデンスを確立します。
  • 研究期間:2018年7月30日〜2028年7月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴、検査結果、手術結果を利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    日本全国の医療機関で行われている脊椎インストゥルメンテ−ション手術の情報として、手術部位、手術を行う原因となった病名(ICD-10コード)、術式(K-番号)、手術時間・出血量、緊急手術か待機手術か、初回か再手術か、術者および助手の執刀経験、術中や術後早期の合併症や不具合、使用インプラントの種類などを登録します。また、再手術の場合は、初回手術時の病名、再手術になった理由、抜去したインプラントの種類などのデータを登録します。
  • 利用の範囲:
    登録されたこれらの診療データは、研究機関(データセンター)にて、生物統計学者、整形外科専門医、脊椎外科指導医等により、専門的見地から詳細に分析検討を行います。
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医学部整形外科・講師 渡邊 慶
    日本脊椎インストゥルメンテーション学会 松山幸弘
  • お問い合わせ先
    新潟大学医学部整形外科 渡邊 慶
    〒951-8510 新潟県新潟市中央区旭町通1-757
    TEL:025(227)2272
研究課題名:原発性悪性骨腫瘍におけるunplanned surgeryの実態調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2006年1月1日〜2015年12月31日までに最初に治療を受けた病院で骨腫瘍を切除した後に悪性と判明し、その後は本院で原発性悪性骨腫瘍としての治療を受けられた方
  • 概要
    悪性軟部腫瘍は頻度がまれであることより、悪性腫瘍の可能性を十分に考慮せずに、十分な検査や切除範囲を設定・実施せずに外科的切除を行い、のちに悪性と診断されることは決して珍しいことではありません。Giuliano AEらが1985年の論文でunplanned surgery (excision)という言葉で初めて表現しています。
    一般的にこのような切除手術は浅層(筋膜より上層)の小さい腫瘍に対して行われやすいがですが、一部では筋層内や骨などの深部発生の悪性骨軟部腫瘍でも生じえます。骨に関してはほとんど報告がなく、unplanned surgeryにおける局所再発、生命予後、適切な治療方法を明らかにするためには、大規模なデータにおける解析が必要であると考えられます。
  • 申請番号:2018-0083
  • 研究の目的・意義
    本研究は、切除を受けた後に悪性と診断された場合のその後の治療方法や局所再発、生命予後を明らかにすることを目的としています。
  • 研究期間:倫理審査委員会承認日から2018年8月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている記録データを利用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、アンケート用紙に記載した後に三重大学へ送ります。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    1)患者情報
     性別、初診時年齢
    2)臨床情報
     原発腫瘍の部位 組織学的悪性度 大きさ 病理診断 初診時肺転移の有無
    3)原発部位に対する治療歴
     手術、抗悪性腫瘍薬、放射線治療、その他の治療
    4)腫瘍学的転帰
     最終経過観察時のoutcome(局所再発の有無、転移の有無、生存)
  • 利用の範囲:新潟大学整形外科 三重大学整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 整形外科 講師 川島寛之
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 川島寛之
    Tel:025-227-2272
    E-mail:inskawa@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:びまん型腱滑膜巨細胞腫の長期成績に関する多施設共同研究
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    新潟大学医歯学総合病院整形外科でびまん型腱滑膜巨細胞腫と診断され、1992年4月1日〜2014年12月31日までに手術を受けられた患者様で3年以上経過観察ができた患者様が対象です。
  • 概要
    びまん型腱滑膜巨細胞腫(びまんがたけんかつまくきょさいぼうしゅ)は、40歳以下の比較的若年成人でやや女性に多く発生し、発生部位としては膝関節が最も多く、股・足・肘・肩関節などにも発生します。関節内に腫瘍の増殖に伴って血が溜まる(関節血症)ことをしばしば認め、また骨内にも浸潤するため関節軟骨が変性して、二次変形性関節症を生じることがあります。
    変性が強くなると、痛みや関節の変形のために人工関節置換術を要することもあります。治療は、手術で腫瘍を切除しますが、全てを切除しきるのが困難で、再発率は40〜50%と高いとされています。
    びまん型腱滑膜巨細胞腫に対して日本で治療を受けられている患者さんは、年間150〜200名程度と予想されます。そのために、治療後の再発の頻度やその治療内容、また最終的に手足の機能がどうであったかについてまとまった報告がなされておりません。そこで、日本の骨軟部腫瘍専門病院で治療されたこれらの疾患の患者さんの治療経過を解析し、再発の頻度やそれらに対する治療、そして最終的な疾患の治癒率や手足の機能をまとめることで、今後の治療に役立てることを目的としています。この研究ではこれまでに行われた検査や治療内容のデータを使いますので、患者さんの負担はありませんし、今後の治療方針にも影響しません。また費用の負担もありません。なお、この研究は、新潟大学倫理審査委員会の審査を受け、新潟大学長の承認を得て行っているものです。
  • 申請番号:2018-0008
  • 研究の目的・意義
    この研究では手術を受けられた患者さんの中で、各種画像検査や診療記録のデータを元に、この病気の治療経過を多施設で調べることを目的としており、本研究結果は今後の治療に役立つものと期待されます。
  • 研究期間:新潟大学倫理審査委員会の承認日から2021年03月31日までです。
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    この研究では、1992年4月1日から2014年12月31日までに当院整形外科で腫瘍切除術を受けられた患者さんについて、診療のときに検査した各種画像検査、診療記録のデータを使います。必要なデータを抽出し、まとめ、主たる研究施設である金沢大学整形外科へ情報を送り、再発や転移の有無、術後の手足の機能についての研究を行います。集めたデータは学会や論文などに発表される事がありますが、個人情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    情報として初診日、初診時画像所見(レントゲン、MRI)、手術日、術式、補助療法の有無(放射線治療など)、合併症、合併症に対する治療、再発の有無、再発に対する治療、患肢機能 等を利用します。
  • 利用の範囲:新潟大学整形外科、金沢大学整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学整形外科 講師 川島寛之
    金沢大学整形外科 教授 土屋弘行
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 川島寛之
    Tel:025-227-2272
    E-mail:inskawa@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:中高齢者原発性高悪性度悪性骨腫瘍の治療成績に対する研究
−骨軟部肉腫治療研究会(JMOG)多施設共同研究−
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    1995年以降に原発性悪性骨腫瘍と診断され、診断された時点での年齢が40歳から70歳までで、初診時に転移がなく、手術による切除が可能であった患者さんを対象とします。
  • 概要
    原発性悪性骨腫瘍は全悪性腫瘍の0.5%とされるまれな病気です。その中で最も多いのは骨肉腫ですが、40歳以上の患者さんに対する標準治療はありません。骨肉腫以外の原発性悪性骨腫瘍は骨肉腫と同じ治療で治療されることが多いですが、やはり標準治療はないのが現状です。
    本研究の目的は、標準治療のない40歳から70歳までの原発性悪性骨腫瘍の患者さんに対して行われた治療やその成績を調査することです。
  • 申請番号:2018-0006
  • 研究の目的・意義
    本研究の目的は、標準治療のない40歳から70歳までの原発性悪性骨腫瘍の患者さんに対して行われた治療やその成績を調査することで、効果のある治療法を明らかにすることです。
  • 研究期間:倫理審査委員会承認日から平成39年3月31日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    国立がん研究センター中央病院に集積されている、2008年から2014年までの原発性悪性骨腫瘍の患者さんの匿名化された診療情報を集計し、当院を含む全国骨軟部腫瘍治療研究会(JMOG)参加施設における症例の腫瘍学的成績について後方視的に解析します。また、それ以前の症例に関しても、当院を含むJMOG参加施設より情報を収集します
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢、性別、発生部位、組織学的悪性度、腫瘍のサイズ、ステージ、主要臓器機能、手術日、術式、追加手術、骨折の有無、実際に施行した治療内容、組織型、組織学的治療効果、切除縁、患肢の状態、局所再発、遠隔転移、転帰、後治療、二次がんの有無について調査します。
  • 利用の範囲:新潟大学整形外科・JCOG
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学整形外科 講師 川島寛之
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 川島寛之
    Tel:025-227-2272
    E-mail:inskawa@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:軟部腫瘍と鑑別を要した異所性子宮内膜症の臨床的検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2000年以降に軟部腫瘍が疑われ整形外科を受診し、最終的に子宮内膜症の診断であった患者さんを対象とします。
  • 概要
    2000年以降に整形外科を受診し、異所性子宮内膜症の診断であった患者さんの匿名化された診療情報を集計し、その特徴につき解析します。
  • 申請番号:2018-0005
  • 研究の目的・意義
    稀な疾患である表層発生の子宮内膜症の患者さんの診療内容を調査することで、その特徴を明らかにします。
  • 研究期間:2018年10月01日〜2020年02月27日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    症例リストを作成し、個人を特定できるIDと氏名をコード化します。コードと症例リストを連結する対応表は厳重に保管します。結果は、整形外科または腫瘍関連学会において発表し論文発表される予定です。公表については個人を特定できないような形でおこないます。個人の検査結果等に関する開示は行わない予定です。診療情報の利用について希望されない場合は、その方のデータを本研究から除外して研究を行います。
  • 利用または提供する情報の項目
    年齢、発生部位、サイズ、症状、血液検査所見、画像所見、病理所見等
  • 利用の範囲:新潟大学整形外科、県立がんセンター新潟病院整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学整形外科 助教 有泉高志
  • お問い合わせ先
    整形外科 医局 有泉高志
    025-227-2272
    arii2075@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:関節リウマチ患者の肘関節破壊における非拘束型人工肘関節置換術の術後画像評価および機能評価に関する検討
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    2001年-2021年までに人工肘関節置換術を要した当院整形外科で加療した関節リウマチ患者
  • 概要
    関節リウマチ患者でMNSK型人工肘関節置換術を施行された患者の肘関節機能、設置コンポーネントのX線学的なゆるみや応力遮蔽の有無、その進行度、または合併症(インプラント周囲感染、亜脱臼、骨折)などについて、術前術後の評価を行い、臨床成績について把握する。
  • 申請番号:2017-0377
  • 研究の目的・意義
    当科で開発した非拘束型人工肘関節であるNiigata-Senami-Kyocera(NSK)型、これに改良を加えたmodular NSK(MNSK)型を関節リウマチによって高度に破壊された肘関節に対して用いてきた。今回関節リウマチ患者における人工肘関節置換術の臨床成績を把握することを目的として研究を計画する。
  • 研究期間:2018年12月7日〜2020年12月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。他の機関へ情報を提供することはありません。研究の成果は学会、専門雑誌などへの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    診療記録、画像検査結果(X線、CT、MRI)
  • 利用の範囲:新潟大学医歯学総合病院整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学医歯学総合病院整形外科 講師 近藤直樹
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 近藤直樹
    Tel:025-227-2272
    E-mail:nkondo@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:側方進入椎体間固定術の合併症調査
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    平成29年4月1日から平成33年12月31日の間に当院にて側方進入椎体間固定術を受けられた患者さん
  • 概要
    本研究は、新しい手術手技である側方進入椎体間固定術の合併症を調べ、患者さんの安全性確保に有用な情報を収集することを目的としています。使用するデータは、個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。日本脊椎脊髄病学会に情報を提供します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 申請番号:2017-0292
  • 研究の目的・意義
    全国調査で側方進入椎体間固定術の合併症を調べ、患者さんの安全性確保に有用な情報を収集すること
  • 研究期間:2018年12月17日から2022年12月31日
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    側方進入椎体間固定術の合併症に関する情報を、インターネットを介して日本脊椎脊髄病学会のデータベースに登録します。本研究では、学会事務局に送付されたデータは誰のものか特定できなくなるため、一度事務局へデータを送った後では拒否を受けることができなくなりますので、その旨ご了承ください。
  • 利用または提供する情報の項目
    合併症の有無、患者さんの情報および合併症の内容 (年齢、性別、疾患名、術式、神経モニタリング使用の有無、合併症の内容、再手術・追加術式の有無)
  • 利用の範囲
    新潟大学医歯学総合病院および日本脊椎脊髄病学会員が所属する医療施設
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学整形外科 平野 徹
    日本脊椎脊髄病学会 新技術評価検証委員会委員長 岩ア幹季
  • お問い合わせ先
    整形外科医局 平野 徹
    Tel:025-227-2272
    E-mail:thirano@med.niigata-u.ac.jp
研究課題名:円板状半月板の適切な治療方針の確立(Retrospective study)
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    過去10年間でデータの残っている円板状半月板患者で、本学もしくは関連病院で手術を施行された患者さん。
  • 概要
    円板状半月板術後には、一定の頻度で変形性関節症や離断性骨軟骨炎といった合併症が発生します。しかし、その原因は不明なままで、年齢や活動性(スポーツ)、体格、断裂してから受診までの期間、下肢アライメント、遺伝的背景(他部位のOCDや家族歴)など多因子が絡んでおり、誰にどのような手術をすれば術後の良好な成績が得られるかは現時点では不明です。そのため、原因を明らかにするために本研究を計画しました。
  • 申請番号:2017-0247
  • 研究の目的・意義
    円板状半月板術後の予後不良因子を明らかにすること。
  • 研究期間:研究開始日は倫理審査委員会承認日から1年間
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    電子カルテに保存されている病歴、画像、手術記録などを使用します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行い、研究に使用します。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
  • 利用または提供する情報の項目
    病歴(年齢、性別、理学所見、既往歴、手術内容、術後経過、合併症)、画像所見
  • 利用の範囲:新潟大学 整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学 整形外科 教授:遠藤直人、助教:谷藤理、特任助教:望月友晴
  • お問い合わせ先
    新潟大学 整形外科 医局
    Tel:025-227-2272
研究課題名:骨軟部腫瘍におけるRANKL関連分子の発現解析
  • 対象者及び対象期間、過去の研究課題名と研究責任者
    平成22年〜平成32年までに当科で生検および手術を行い、検体の一部を当科で凍結保存してある症例。
  • 概要
    骨軟部腫瘍は希少がんでありながら組織型は多様であり、その予後も様々です。化学療法抵抗性の腫瘍も多く、より効果的な新規薬剤が求められています。
    RANKL(receptor activator of nuclear factor- κB ligand)は破骨細胞による骨吸収を促進し、骨関連事象を引き起こします。denosumabはRANKLに対する抗体薬で、多発性骨髄腫や固形癌骨転移、骨巨細胞腫に対する新規分子標的薬です
    また治療適応となっていない骨軟部腫瘍においてもRANKL発現を認めるものがあり、これらに対してdenosumabが効果的である可能性があります。本研究の目的は様々な組織型のRANKL関連分子の発現を網羅的に解析することです。
  • 申請番号:2015-2629
  • 研究の目的・意義
    骨軟部腫瘍におけるRANKL発現を解析すること。
  • 研究期間:学校長承認後から平成32年8月22日まで
  • 情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
    診療記録。各腫瘍検体から得られた遺伝子のRANKL関連分子の発現量。
    使用するデータは、個人が特定されないように新潟大学において匿名化を行い、研究に使用します。匿名化した情報をパスワード付き電子媒体で保存します。
  • 利用または提供する情報の項目
    診療記録
  • 利用の範囲:新潟大学整形外科
  • 試料・情報の管理について責任を有する者
    新潟大学整形外科 川島寛之
  • お問い合わせ先
    新潟大学整形外科局 山岸哲郎 025-227-2272
研究番号 研究課題名 対象者及び対象期間 連絡先
研究番号
No.2016-0070
研究課題名
健常例と寛骨臼形成不全例における大腿-下腿アライメントの違い
対象者及び対象期間
@ 寛骨臼形成不全例:新潟大学病院にて2010年から2016年10月までに寛骨臼形成不全の診断で骨盤骨切術を施行された方。
A 健常例:新潟大学整形外科で2010年から2012年に募集した健常ボランティア。
連絡先
新潟大学大学院医歯学総合研究科 地域医療長寿学講座(整形外科内)