3・4年生のカリキュラム

3年生のカリキュラム

  3年生の前期は、基礎医学の中でも病理系と呼ばれる科目が中心となります。2年生で学んだ「正常なからだ」についての知識を基盤として、「病理総論」、「基礎薬理」、「生体防御と感染」といった科目を履修します。これらは、病気のメカニズムを学んでいくための助走となる科目です。また、臨床科目の入り口として「統合臨床医学」という科目も始まります。新潟大学では、全国の大学の中でも早い時期からシミュレータを活用した臨床技能教育を行っています。
 3年生の後期からは、いよいよ「臓器別統合コース」に入ります。これは、2年生から3年生前期までに学んできた基礎医学の知識を生かして、具体的な病気について臓器別に順々に学習していくコースです。それぞれの臓器の構造と機能を復習し、その臓器で起こる病気の病態、診断、治療について統合的に学びます。このコースでは、主として小グループ学習形式が採用され、問題探求型の学習を行います。また、このコースと並行して「環境医学」も履修します。
 3年生の後期のメインイベントの一つは、「医学研究実習」です。ここでは学生が自主的に選択した基礎医学系あるいは臨床医学系の研究室で、それぞれ個別に2か月間実習を行います。普段は経験できない実験などの体験を通じて、医学研究とはどのようなものかを学修してもらうために用意された科目です。医学科を卒業した後に、大学院で研究を行いたいと思う、きっかけになるかもしれません。

心臓聴診のシミュレーション実習

医学研究実習の成果を学会形式で全員が発表

4年生のカリキュラム

 4年生の前期も「臓器別統合コース」が続きます。これで一通りの病気の知識を身につけたことになります。また、この時期に並行して「公衆衛生学」を履修します。
 4年生の後期になると、「臨床実習入門」が始まります。ここでは、患者さんに接するための実技、すなわち臨床技能と態度をさまざまな方法で学修します。その修得度を評価する目的で「客観的臨床能力試験(OSCE)」を受験します。また、臨床の現場に出るための知識が備わっているかどうかを評価するために「コンピュータ医学試験(CBT)」を受験します。これらの試験に合格すると臨床実習開始を許可され、いよいよ「臨床実習T」が始まります。

4年次採血実習

コンピュータ医学試験(CBT)