特色

より先端へ、より地域へ

学際的教育・研究の推進

 先端生命科学、探索型医療についての教育・研究者、高度医療を推進する専門的医療職業人を育成するために、各専門分野が互いに協力、連携して教育・研究を行います。また、学内の他の研究科・学部との連携を強化した基盤にたち、生命理・医療倫理・医療経済・医療工学・生命情報工学などとも連携して、より広い学際性をもった教育・研究を行います。

多様な医療課題への柔軟な対応

 多様化する医療課題へ柔軟に対応するために、従来の診察科の枠組みを超え、さらに基礎研究と臨床とが互いに連携して、教育・研究を行います。また、社会のニーズを適切に把握し、先端的医療への応用をめざした総合的研究を展開します。新しい臨床診断法・治療法・予防法についての探索的開発を推進します。

戦略的プロジェクト研究制度の導入

 各専攻・講座の枠内では遂行困難な学際的研究が必要な場合には、専攻・研究横断的共同研究を推進するために戦略的プロジ工クト研究を行います。戦略的プロジェクト研究は、

  • 学術研究
  • 応用研究
  • その他(医学教育法・研究指導法・教官評価法研究など)

について実施し、5年ごとに評価、見直しを行います。先端的な研究プロジェクトにも大学院学生を積極的に参加させ、国際的に活躍できる医歯学研究者、意欲的な高度医療職業人の育成に役立てます。

生涯教育の充実

 大学院社会人入学制度および大学構内に共存する放送大学との連携等を生かし、境界型生涯教育を充実・普及させます。

能力ある教官の起用

 適材適所を原則とする教官配置、若手研究者の能力主義に基づく抜擢等を通じた教官人事の活性化が必要です。教官業績の評価制度を充実させ、教官の任期制の導入により、教育【研究の活性化、流動化を図ります。

地域基幹大学としての責務

 有機的・動的な研究科運営により先端生命科学研究で世界に伍した研究を推進すると共に、現代的医療課題の解決を通じて社会に貢献し、伝統的な地域基幹大学としての責務を果たします。