学部教育との関り
高度で学際的な大学院教育を行うためには、学部教育との連携が必要です。すなわち質の高い学部学生を安定して確保することが重要で、そのために学部教育から一貫した教育カリキュラムを用意して学部教育の充実を図り、医歯学の基礎的知識と技術を学部段階で十分習得できるように図ります。
具体的には、
- 大学院教員は兼坦として医学部、歯学部の学部教区に当たります。
- ティーチングアシスタント制度などを活用することで指導者数を確保し、
- チュータ制度や少人数教育を充実します。
- 研究意欲を高めるための基礎医学学習を強化します。
- OSCEを始めとする臨床実地教育を強化します。
これらの実現のために、講座制度にとらわれない教官の適材適正配置、教育評価の適正化を行い、学部教育と大学院の教育・研究の両立を図ります。これにより、医歯学料医療分野に必要な広い視野と高度の技術を持つ医療職業人の育成を可能にします。