私たちが小児医療に携わる中で、病気の子供たちも、それを支える親御さんも、本当に一生懸命に病気と戦っているのに、一般病院では、どうしても片隅で他の大人の迷惑にならないようにと、不自由な中で、息を潜めて闘病しなければならない。
そんな姿を見る中で、病気と闘うこどもが主役で、それを支える親御さん、ご家族も一緒に頑張れる、そんな「こども病院」を新潟県にみんなの力で作ろうという、そのコンセプトのシンボルとして作成しました。
病気のこどもさんを、親御さん、あるいは私たち小児医療者が暖かい心(ハート)で、大切に抱き寄せている。
そんなイメージをロゴマークに託しました。
病気と闘う子供さんを支えるご家族、そしてそれを支える私たち小児医療を担う人たち、そして、それをしっかりと社会が暖かく包み込んで支える。
そんな、大切なこどもたちの心と体の健康を守るための社会をつくりたいというみんなの気持ちが、このロゴマークでひとつになればと願っています。
2019年6月に「小児医療あり方検討会」が設置されました。新潟県のこども病院設立に向けて、大きな一歩を踏み出しています。